8年

今日で東日本大震災から8年が経ちました。

あの時、小学6年生だった息子がハタチですから、時の過ぎるのはあっという間だなという想いと同時に、8年経ってもまだ避難してる人がたくさんいる、復興がなかなか進まない被災地もある、という現状を思うと、この8年は何だったんだという疑問も湧いてきます。

復興五輪?むしろ五輪整備のために復興が遅れてしまってるじゃないですか。

この前は除染で取り除いた土を再利用するという話もありました。再利用しても被曝の影響はないと言いますが、だったらなぜ除染したのか?

この8年で本当に被災地のための、被災者のための復興ができていたのか?

もやもやとした気持ちは消えません・・・。

 

移管着手

重い腰を上げてドメイン移管・サーバー引っ越しに着手。

懸念だったメールアカウントは、現サーバーでのメールアカウント全てに別ドメインメールアドレスへの転送を設定、新サーバーにて新たに同じメールアカウントを設定し、メールソフト側は全て新サーバーメールアカウントの設定に変更、これなら現メールサーバーのメールも新メールサーバーのメールも受信できるのでサーバー切り替え時でもメールの取りこぼしはないハズ。

一応、ほぼ使ってないメアドでテストして大丈夫だったのでコレでイけると思います。

あとはドメインが移管されてサーバーを切り替えて・・・おっと、ちょっと面倒なWordPressの引っ越しもあった。

WordPressの引っ越しは新サーバーには移行ツールが提供されているんですが、ツールの動作にはphpのバージョンに最低クリア条件があって、残念ながら現サーバーがいつまでもphpのバージョンを上げてくれない(そもそもこの辺りがサーバーを変える要因の一つでもあったのだが)もんだからこのツールは使えません。なので普通にバックアップ取って新サーバーでインポートですね。

コレさえ終わればあとは当面大丈夫でしょう。

移管せにゃいかん

ダジャレかよって(笑)

えー、最近はSSL化の流れでお客様のドメイン・サーバー移管をすることがかなり多いのですが、自分はどーなのよ、と。

いくつかあるドメインのうち、ほとんどは移管が済んでいるものの、最後の本丸「d-style.biz」がまだ移管できておりません。

ドメイン移管自体は簡単なんですよ。面倒なのはメールアカウント。他のドメインでのメアドは常用してないのでサーバー切り替え時に一時的に使えなくなってもさほど支障はありませんが、メインとなるd-style.bizは常に複数のメアドを使ってるのでメールの取りこぼしとかあるとかなり痛いのです。

それでもいい加減そろそろ移管せにゃいかん(またw)と思い、メールアカウントの整理もぼちぼち始め、一応準備は進めています。

サーバー切り替え時のメールアカウントの設定方法とか調べるといろいろ出てくるんですが、IPアドレスがどーのとか結構めんどい。一番簡単なのは一旦他のメールソフトを併用してメールサーバーの異なる同じメアドをどちらも使えるようにして、切り替えが終わったらまた元に戻す、ってのかなぁと考えていますが、それもやれと言われると結構めんどい。

なんかもっと簡単な方法ないですかねぇ。

Yahoo!ブログサービス終了で失われる情報資産

Yahoo!ブログ サービス終了のお知らせ

いつもYahooはいきなりですねぇ。

Yahooブログが今年の12月でサービス終了だそうです。

昨年はジオシティーズ終了のアナウンスもあったし、Yahooは次々とサービスをやめていきます。

SNS全盛の時代、これらのサービスでは収益を得られず不採算事業と化していってたのでしょう。

Yahoo以外のブログサービスを見ても、タレントやスポーツ選手を数多く囲っているアメブロはそれなりに勢いはあるものの、他は盛り上がってる感は乏しく、時代に流れに合わせて改良を加えていく積極性も見られず、Yahooブログと同じようにいつサービス終了してもおかしくない状況に思います。

ここ数年はお客様で新規にブログを開設する場合はWordPressをお勧めしていて、YahooブログはそもそもWebサイトとのリレーションを考えると使いにくいので論外としても、アメブロやライブドアブログ、gooブログなど、無料ブログサービスはいつ終了するかわからないし、いくら記事を書いてもサイトボリュームは増えないので原則として勧めてません。自社ドメインでのWebサイトを運営してるなら、それらを使うメリットってあんまりないですから。

ただ、個人の場合はちょっと話が違います。

趣味の日記を綴るような個人ブログの場合、サーバー借りてドメイン取ってなんてお金をかけてやる人の方が少数でしょうから、無料で利用できるブログサービスというのは個人で使うには非常に利用価値があり、クルマやバイクの事を検索して辿り着いたのがYahooブログということも少なくありません。つまり、企業レベルではない個人レベルでの情報というのは独自ドメインサイトよりも無料ブログサービスに大量に埋められているということです。

ジオシティーズ・Yahooブログの終了で、他のサービスに過去のコンテンツを移して継続してくれればいいですが、全ての方がそうとは限らず、中にはこれを機会に個人サイトやブログを閉じてしまう方もいるでしょう。

ということは、個人レベルの、しかし趣味人にとっては重要な情報がごっそりとWebから消えてしまうことになります。

これ、結構痛いですよねぇ。

元々情報の少ないニッチなクルマやバイクのことを調べてると「いつ作ったんだよ?」と思うくらい古臭いデザインの個人サイトに辿り着くことがよくあります。最終更新が199x年だったりとかね。新たな相棒となったゴルフⅠカブリオレもそんな感じですが、見た目は古臭くても情報の価値としては貴重なので、そういう個人サイト・ブログに残された情報が消えてしまうのは情報資産の喪失であり、ある意味では危機的状況とも言えます。

できれば、サービス自体は終了しても過去のデータはアーカイヴしていつでも見れるようにしておいてくれると助かるんですけど・・・まぁそれも期待はできないでしょう。

自分にとって必要な情報が載ったWebサイトやブログは自分自身で保存しておくなどの自衛措置が必要かもしれません。

 

辺野古埋め立て県民投票

日曜日に投開票された沖縄の県民投票。結果は以下のようになりました。

当日有権者数:1,153,591人
投票率:52.48%
投票総数:605,385票
有効票数:601,888票(99.42%)
  賛成:114,933票(18.99%)
  反対:434,273票(71.74%)
  どちらでもない:52,682票(8.70%)
無効票数:3,497票(0.58%)

私の希望的期待値を含めた予想では投票率は少なくとも7割、できれば9割以上と見ていましたが、思ったより投票率が低かったのは意外でした。沖縄に住む全ての方が関わる問題だと思うのですが、県外が思うより関心は低いのでしょうか。

当初、賛成or反対の2択だったのが一部の自治体がゴネたせいで「どちらでもない」を追加した3択になったのが投票結果にどう影響するのかも興味を引いた点で、しかしこれは有効票のわずか8.7%とわざわざ選択肢として設ける意味はあまりなかったかもしれません。しかし、投票に行かなかった47%ほどの有権者は投票を棄権したことこそが「どちらでもない」という意思表明だったとも受け取れます。「どちらでもない」というのは言い換えれば「どちらでもいい」、もっと言えば「どうでもいい」に等しいようにも思いますが、投票に行かなかった人、どちらでもないに投票した人にとってはどうでもいい話なんでしょうかね。そもそもどうでもいいならわざわざ投票所に行ってどちらでもないに投票するのもよくわからない行動です。

それでも3択の中で埋め立て反対が7割を超え、反対の約43万票は昨年9月の県知事選で玉城デニー知事が獲得した約39万票より多く、民意としては「反対」ということになりました。

この県民投票ではいずれかの結果が有権者総数の1/4以上に達した場合に日米両政府に結果を通知することになっています。実際に有権者総数に対する反対の割合は約37.6%で、1/4どころか1/3も超えてはいるものの、有権者の過半数には及ばず、この投票結果をもって「埋め立て反対」を沖縄県民の総意とするにはやや説得力が欠けるとする意見も多くあります。告示前からこの点を懸念してる声も多数あって、私もこれは心配していました。なので理想としては投票率7割以上、反対の得票数8割以上、これがクリアできれば有権者の過半数が反対の意見を持ってると判断でき、総意ではなくても多数意見として堂々と言えたはずなのです。多数決で1位を決める知事選とは違い、ある意味アンケートとも言える県民投票ですからね。

なので、37.6%という民意も、辺野古埋め立て反対派の方にしてみれば万々歳ということではないでしょう。

そしてこの県民投票が告示されてからも、結果が出てからも辺野古の埋め立て工事はそんなのお構いいなしに進められています。何を聞いてものらりくらりとかわす安部総理ですから、この圧倒的とは言えない民意では安部さんにとって痛くも痒くもないでしょう。トランプ大統領がどう応えるかも見ものですが、壁建設や北朝鮮・中国への対応に熱心なトランプさんが沖縄にどれだけ関心を持って対応するかと考えるとあまり期待できないようにも思います。

何でしょうねぇ。辺野古を進める側も反対する側も、何だか惰性で進んでるように感じるのは私だけ?本来の目的よりもそれに付帯する事柄にしがみついて辺野古を埋め立て、普天間はなくさなきゃいけないけど辺野古はダメで代替案も出てこない、答えの出ない問題をお互いに答えを出す気もないままズルズルと引きずってるような、そんな印象があります。

そしてここにきて今度は辺野古の軟弱地盤が最深部で90mもあることが発覚し、日本国内に90mの杭を打てる船が存在せず(最大で70m)、さらに設計変更には知事の承認が必要でも玉城知事在任中は承認なんかするはずがありませんから、辺野古を埋め立てるにしてもこれ以上進む道もまた棘。

だったら投票結果にかかわらずそんなのやめちまえって、私は思うのですが・・・・。