嵐の後に見えた光

昨日、日本列島を縦断した台風24号。新潟は比較的影響も少なかったのですが西日本では被害が出たところもありました。台風の多い今年、もういい加減カンベンしてくれって感じではあるんですが、次の台風25号も進路が非常に気になるところです。

で、台風24号で大荒れになった沖縄では県知事選挙が行われました。

結果は野党の推す玉城デニー氏が当選。沖縄の有権者がマトモな判断をしてくれればデニーさん当選は確実だとは思ってましたけど、投票日前にこんなレポートを見ちゃったせいで少し不安でもありました。

しかし、沖縄県民は賢明な判断をしてくれました。

今回の選挙では当選したデニーさんは396632票を得て、これは亡くなった翁長さんが当選した4年前よりも多く、沖縄県知事選挙における過去最多得票だったそうです。敗れた佐喜真氏との差は8万票余りで、これにより「デニーさん圧勝」とも称されていますが、得票率では55.1%に過ぎず、佐喜真氏も43.9%を得ていますから、7割以上獲得したら圧勝と言ってもいいでしょうけど、6割未満で「圧勝」というのはやや言い過ぎのように感じます。

他に気になったのは世代別の投票先。

投票先

若い世代ほど佐喜真氏支持が多く、高齢になるほどデニーさん支持という傾向が見てとれます。これだけで判断はできないかもしれませんが、戦争(沖縄戦)や戦後の米統治時代、返還後の米軍および米軍兵による数々の事件・事故など、過去の歴史を知ってる世代ほど辺野古移設反対・現安倍政権への不満が強く、ちだいレポートにもあった若い世代ほどネトウヨに感化されていると読み取れるのではないでしょうか。

そう考えるとデニーさん勝利にも諸手を上げて喜んでもいられない気が。

あと、これは限定的だとは思いますが、先日引退した安室奈美恵さんが翁長前知事が亡くなった時に発表した「沖縄の事を考え、沖縄の為に尽くしてこられた知事のご遺志がこの先も受け継がれ、これからも多くの人に愛される沖縄であることを願っております」というコメントも少なからず影響があったのではないかという気がしてます。引退の日にも何かしら知事選に絡んだコメントが出るのではないかと与党側は戦々恐々だったそうで、結果的に特にあらためてコメントが出なかったんですが、逆に出なかったことが先のコメントが彼女の想い全てであることの表れとも言えるわけで、翁長さんの意思を継ぐデニーさんへの支持に繋がった面も多少はあったのではないでしょうか。

そして安倍政権にとって今回の敗北はかなりのダメージです。総裁3選を決めて勢いを強めるハズが大事な選挙で負けちゃったのですから、安倍さんの求心力低下は避けられない状況。当然、辺野古の埋め立てもすんなりと進むはずがありませんので、翁長さんの時みたいな冷たい態度をデニーさんにもとったなら沖縄の反発は強まるばかり。今回の選挙では連立を組む公明党の支持母体・創価学会員からもデニーさんに投票するという動きが出たくらいですから、与党内でも離反する動きが加速するかもしれません。

台風が過ぎ去った後に差し込んだ一筋の光。

これが日本を正しい方向へ軌道修正していく道しるべの光となればいいのですが。




2件のコメント

  1. 妻がTwitter、FBでデニーさんの当確をいち早く知ったのですが、テレビはまぁNHKを含め、速報がでないでない。台風情報が大切なのも分かりますが、裏というか何というか、、、な夜でしたね。

  2. 昨日のN7でもノーベル賞に食われて知事選はスルーでしたからねぇ。
    NHKもすっかり御用メディアですね。

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