煽り運転

お盆休みも終わりまして今日から平常運転再開です。

さて、休みの間は普段見ない日中のワイドショーを見る機会が多く、休みの前半は専ら台風10号のニュースだったのが、台風が過ぎてテレビを席巻してたのが例の高速道路での煽り運転&暴行事件。

加害者は既に逮捕されたとのことで、あとは法に従って裁いていただくことになりますが、こちらとしては連日のように窓越しにグーパンチする映像を繰り返し見せられたもんだから無関係の私までちょっぴりトラウマな気分ですよ。暴力的なシーンは見てるこっちも非常に不快なので、テレビ局の皆さんももう少し配慮していただけたらと思います。

で、今回の事件に限らず煽り運転によるトラブルというのは後を絶たないわけですが、いつも思うのはこれだけ世間にドライブレコーダーが浸透し始めている昨今でよくああいう行為ができるなということ。ドラレコ非搭載であっても今どきは皆さんスマホを持ってますので、危険な運転すれば即撮影されてネットに上げられてしまう時代。驚くのは映像が残る残らないにかかわらず、社名が入った営業車やトラックでも危険な運転やマナーの悪い運転をする人が案外多いということで、私だったらそんな運転をする人がいる会社とは極力関わりたくないなぁと思うのですが、皆さんはいかがでしょう。街中には監視カメラが多数設置され、クルマにはドラレコが搭載され、道行く人たちの手にはスマホがあり、いつ・誰が・何を見てるか、そしてそれが誰かによって証拠を残されてネットで晒されるかもわからない時代ですから、普段から周りに配慮した優しい運転を心掛けたいものです。

 

この休み中はクロスカブの慣らし運転をしておりまして、慣らし中ですのでスピードは必然的に抑え気味になり、ほぼ法定速度内で走ることになります。しかし実際の道路の流れとしては法定速度+αくらいになることが多く、法定速度で走る私は非常にジャマな存在になってしまうので、できるだけ左端に寄って走って追い抜く方はどうぞどうぞとアピールしてるつもりではいるのですが、道幅が狭かったり、カーブが続いたり、対向車が途切れなかったりと、いつでもどこでも追い抜きできるとも限りません。途中でどこか端に寄れるゾーンがあれば一旦退避してやりすごすこともできますが、それもいつでもそんな場所があるとも限らず、中途半端に端に寄ったりするとかえって危険だったりもして、そうすると私の後ろにクルマが数台繋がることも多く、中には煽りまではいかないにしてもイライラしてるっぽいなぁというドライバーもいたりして、対向車が切れた途端にすごい勢いで加速してイライラをぶつけるかのように私との距離をギリギリで危険な追い抜きをしていく方も少なくありませんでした。特に追い抜いて元の車線に戻る際、ドライバーの横を私が過ぎた時点ですぐ戻ってこられるとクルマの後半がメッチャ接近してきて接触しそうな勢いの方も結構いて、バイクに乗らない方はあんまりわかんないのかもしれませんけど、仮に抜かれてることに気付かず走ったりすると意図せず中央車線側にバイクが寄ってくることもないわけじゃないので、追い抜きの時は充分横の間隔を空けるようにお願いしたいです。

それにしても皆さん急ぎすぎじゃないですか?私の前方100mくらい先に同じくらいのスピードで走る軽トラがいて、私を抜いても結局その先で詰まるじゃんってわかってるのにムリな追い越しして思った通り軽トラの後ろでまたイライラしてるクルマを見ると、そんなに急いだところで到着時間が半分になるわけじゃなし、短縮できたとしてもせいぜい数分でしょ?せっかく景色の美しいところを走ってるのにそれを見ずに急いで走っちゃうなんてもったいないと思うんですけどねぇ。軽トラにドラレコ付いてて「煽られた!」ってネットで拡散されたら代償デカいでしょうに。

私もできるだけジャマにならにように走りますので、皆さんも思いやりの心で優しい運転を心がけるようにしてくださいませ。

 

しかし、あんな怖い煽り運転事件を見せられるとせめてヨメさんのクルマにはドラレコ付けた方がいいかなぁなんて思ってしまいますね。まぁドラレコ自体が煽り運転を防止できるもんじゃないですけど、付いてるのがわかるようにしておけば多少の抑止にはなりますよね。あと、窓は絶対開けちゃダメですね。

ゴルフカブリオレで幌開けてる時はどうすればいいんだろう・・・(汗)

 

塩レモンぽん酢

先日の広島旅行で帰りに休憩で寄ったサービスエリアのおみやげコーナーで発見し、妙に惹かれて買って帰ってきた「塩レモンぽん酢」。

瀬戸内地方って柑橘類の生産が盛んなんですってね。ゆずのポン酢は割とよく見ますけどレモンって案外見かけないかも。

まぁハズレでもいいやって軽い気持ちで特に期待もせずに買ってきたのが、家に帰ってサラダにかけてみたら・・・・激ウマ!

適度な塩分とレモンのさっぱりとした風味が最高で、特にこの暑い季節にはピッタリ。コレをかければいくらでも食べれそうな勢いです。

で、コレなら定番で常備しておいてもいいねと買い物のついでにスーパーで探してみたんですけど・・・ドコにも置いてない。

あとで調べたらどうやら一般に流通はしてないらしく、店頭での販売はSAのみ、あとは通販でしか手に入らないらしい。

手に入らないとなると余計に欲しくなってしまうもので、今度ネットで買ってみようと思います。

騙されたと思って一度試してみて~と言いたいところですが、わざわざ送料かけて買うとなると気軽にオススメってワケにはいかないかなぁ。でも送料かけてでも買う価値はありますので、気になった方はぜひ試してみてください。

 

過ちを繰り返さないために

今日は広島の原爆の日。先日の旅行で広島訪問を果たしたこともあり、今年は何だか前と少し違う気持ちです。

最近はWikiに飽き足らず動画でも第二次世界大戦や原爆投下について見聞きしていて、先日の原爆資料館での生々しい展示も見て、ついこの間はテレビで「この世界の片隅で」を見たりして、戦争や原爆の恐ろしさ、悲惨さ、悲しみ、憎しみ、愚かさ等々に想いをはせてはみるのですが、実際に体験をされた方々のようなリアリティには遠く及びません。

しかし確実にわかるのは「二度と同じ過ちは繰り返してはならない」ということ。

原爆で〇万人の方が亡くなった、〇〇海戦で〇万人が玉砕した、資料等を見聞きしてるとそういう大きな数字が並ぶことが多いのですが、その中の一人ひとりにそれぞれの人生があり、家族や友人がいて、〇万人が亡くなった1つの戦争ではなく、戦争である一人が亡くなった悲しみ×〇万人×その遺族、なんだと私は思っています。「この世界の片隅で」では主人公である女性の半生が描かれていますが、大なり小なり彼女と同じような悲しみを味わされた人が膨大な数いるわけで、その膨大な悲しみを思うとどれだけ想いをはせても足りないくらいです。

もちろん戦勝国である連合軍側だって同じこと。戦争には勝ってもその勝利は多くの方の命が失われた結果。勝ったから良し、とはなりません。勝っても負けても多くの悲しみが残ります。

そう思えば、やはり二度と戦争なんてしちゃいけないし、この世界から核兵器なんてなくすべきだと強く思います。

 

話は変わって、最近は日韓関係が悪化の一途です。韓国だけでなく中国や東南アジア諸国なども第二次世界大戦では悲しい歴史を辿り、その過去から様々な想いがあり、悲しい過去をなかったことにはできないし、70年以上経ったからといって忘れられるものでもありません。反日感情が根強いのも仕方がないことなのかもしれません。

日本は広島と長崎に原爆を投下され、その他にも東京などの都市に無差別の大空襲も受け、多くの無抵抗の民間人が殺されました。今の価値観でも当時の価値観でもこれらの行為は戦争犯罪と言えると思います。しかし日本は戦後結ばれたサンフランシスコ講和条約によってそれらの賠償請求権を放棄してしまったので今はもう賠償を求めることも責任を問うこともできません。賠償を日本に求める声も少なからずありますが、日本人の多くは戦争の責任や賠償よりも、あの悲劇を二度と繰り返さないということの方を強く望んでいるのではないでしょうか。

ご存命の方が少なくなる一方の原爆被災者の方々は思い出したくもない過去を新しい世代に語り、かつて自分を苦しめた当事者であるアメリカまで行って原爆の悲惨さや核廃絶を訴えています。

過去の過ちを変えることはできないけど、これからの未来を変えることはできる。

日韓関係はお花畑なキレイ事だけで片付く話じゃないことは重々承知しています。しかしその上で、悲しい過去はあったけど、これから先は悲劇を繰り返さないように双方が歩み寄り、いがみ合うのではなく助け合っていく、そんな未来志向の想いがベースにあると、もっといい関係に発展していけるんじゃないかと私は思います。

日韓関係だけじゃないですね。米中の貿易戦争、緊迫する中東情勢、世界中に蔓延しつつあるヘイトクライム等々、様々な諸問題全てにおいて欠けているのは平和な世界を目指す未来的思考じゃないでしょうか。

唯一の被爆国である日本こそ、そういう想いを発信するリーダーシップになりうるのではないかと思いますが、我々日本国民もそんなリーダーシップを発揮してくれるであろうリーダーを選ぶように選挙でもしっかり見極めていかないといけませんね。

 

瀬戸内ツアー

金曜からお休みをいただいて、月曜まで家族で広島方面へ旅行に行ってきました。

来年は娘も高3で受験シーズン真っ只中だし、この夏も夏期講習やらで忙しいみたいだし、この機会を逃すと家族旅行なんて当面ムリかな~と思いまして、梅雨明けのタイミングで決行です。

お父さん的な旅の目的の一つにしまなみ海道を一度は走ってみたいという以前からの願望を果たすことがあり、ホントはバイクで走りたいところではあったんですけど、なかなかお父さん一人で出かけられるものでもないので、せめてゴルフカブリオレで屋根を開けて走ろうと、クルマで行くには結構な距離があるんですけど、屋根の開かないクルマで行っても意味がないのでゴルフで出撃しました。

えぇ、クルマで行くにはハンパない距離でしたね(汗)

では、旅の一部をご紹介します。

 

金曜の夜に出発し、途中仮眠をして朝方辿り着いたのは岡山県の倉敷。倉敷美観地区というところがありまして、ノスタルジックな風景は心が和みます。

 

続いては広島に入って鞆の浦。映画のロケ地になっていたりして、海の景色も素晴らしく、周辺の街並みも情緒があります。

 

そして尾道の千光寺へ。高台から望む景色はまた格別で見所もたっぷり。ここで少し遅めの昼食で尾道ラーメンも頂きました。

 

そして旅のメインイベント、しまなみ海道へ。梅雨明けした途端にハンパない暑さでこの日差しの中をオープンで走るのは結構堪えましたが、事前に聞いていた通り素晴らしいルートでした。

この日は終点の今治で宿泊し、翌日は広島目指してまたしまなみ海道を。

もうね、できればここを100往復したいくらい超絶お気に入りになりましたよ。時間があるならそれぞれの島にも降りて散策したいところ。1ヵ月くらいかけてじっくり楽しみたい、いやいっそここに住みたい!そんな気持ちにさせられました。

未経験の方は死ぬまでに一度は体験してください。

 

そして広島へ。ここも旅の大きな目的の一つでした。やはり日本人として一度は広島・長崎に訪れなければという想いが以前からあって、まだ若い娘にもぜひ見せたかったんです。長崎はまだムリですけど広島訪問はようやく叶いました。書物や映像・ネットなどで原爆の悲惨さは何度も伝えられてきて、私自身もいろいろと調べたりはしてきましたが、やはり現地で生の惨状を目にすることに勝るものはありません。時間がなくて資料館もサラッと1周するだけしかできませんでしたが、ここもできれば時間をかけてじっくりと見て回りたいところです。戦争や核兵器の悲劇を二度と繰り返してはならないという想いを強めたのは言うまでもありません。

せっかくの広島訪問なので広島風お好み焼きもいただきました。

 

この日のラストは厳島神社へ。昼過ぎにフェリーで渡った時には干潮前後だったらしく水がほとんど引けていた状態でしたが、ロープウェイで弥山まで登って帰ってくると潮が満ちてきて厳島神社らしい風景を見ることができました。ここももっと時間をかけてじっくり見たいところでしたね。

この日は宮島のホテルに宿泊しました。

 

翌日は朝イチで岩国の錦帯橋へ。木造のアーチ橋はとても美しく、その造形にとても感心しました。ここでは錦帯橋以外にも見るところがたくさんあったのですが、この日は新潟までおよそ950kmを帰らなければいけないので橋を渡っただけで帰路につきました。

 

・・・・ゴルフのファンクションメーターでの記録では、運転時間30時間11分、走行距離2197km、平均速度72km/h、平均燃費12.6km/Lでした。

まぁね、とにかくハードでしたよ。運転もハンパなかったですけど、一番は暑さですね。ドコに行くにも日差しが強すぎて体力の消耗がヒドい。行けるのはこの時期しかなかったとはいえ、旅行には酷でしたねぇ。梅雨でドシャ降りの中よりはマシだったかもしれませんが。

 

それでも今回の旅はとても良かったです。何といってもしまなみ海道が素晴らしかった。島が点在する瀬戸内海の風景というのは新潟の海とはまったく違いとても新鮮で、独特の景色には魅了されました。スポーツスターで走ったらさぞかし気持ちいいでしょうねー。小さいバイクでトコトコ走るのも楽しそう(難点は新潟から現地に行くまでの手段なんですけど・・・)。他の場所もそうでしたけど、それぞれの地域の自然の風景、古くから守り続けられてきた文化・歴史、そういったものが近代の作られたアミューズメントより何倍も奥深く、大切な資源・資産・財産だなぁというのは強く感じました。最近はブラタモリを好んで観ていることもあって、その地形が形成された経緯だったり、文化が発展してきた歴史なんかも深く知りたいという欲求にもかられました。それを深く探っていくには今回の旅はスケジュールがちょっとタイト過ぎでしたね。

またトライしてみたいな~。