さようなら原発1000万人アクション

政府が停止中の原発の再稼働を促したとな。

<原発事故>定検で停止中の原発、政府が再稼働促す(毎日新聞)

福島第一原発事故がまったく収束の目処が立たない中で何を言ってるんでしょう。
もうね、この状況下で再稼働するべきだなんて言ってるのは完全に狂ってますよ。

そして橋下大阪府知事の発言。
「海江田経産相や経産省のみなさんが原発の周辺に住めばよい」
これ、正に正論ですよ。

そもそも関東で使う電気をなぜわざわざ福島や新潟で作ってる?
送電ロスを考えたら使うところで作った方がいいに決まってる。
でも、しない。
つまり危ないからでしょ。

未だに地下式原発がどーのこーのと言ってるクズ政治家はそんなに言うなら国会議事堂の地下に原発作ってくださいよ。
関東の電力が足りないなら柏崎刈羽原発の施設そのままそっくり東京に引き取ってくださいよ。
放射能は安全とかほざいてる御用学者は福島行って復旧作業してくださいよ。

やらないに決まってるけど。

 

現在、「さようなら原発1000万人アクション」が展開中です。
「もう原発はいらない」と思う方はぜひ署名してください。
もちろん私も速攻で署名しました。
バカ推進派を黙らせるにはちょっとやそっとじゃダメらしいけど、1000万人の声なら無視できないでしょ。

自分自身、そしてあなたの大切な人を核の恐怖から守るため、今こそ声を上げてください。

日本でも国民投票を

イタリアで行われた原発再開の是非を問う国民投票は賛成派が投票が有効となる投票率50%を割り込ませるために棄権を呼びかけたこともあって投票率約55%程度ではあったものの、結果は反対が94%以上と圧倒的な大差でイタリアの脱原発が確実となり、ベルルスコーニ首相は「イタリアは原発にサヨナラを言わなくてはならない」と発言、福島第一原発事故以降、スイス・ドイツに続いて脱原発路線に舵を切ったのは3ヶ国となった。

このヨーロッパのスピーディさに比べてこの国はどうだ。

菅首相はエネルギー政策の白紙からの見直しや自然エネルギーの拡充までは打ち出したものの完全な脱原発への道筋は示せてないし、自民党の石原伸晃幹事長は原発反対意見に「集団ヒステリー状態」などと問題発言はするし、民主党の鳩山由紀夫・羽田孜・渡部恒三、自民党の谷垣禎一・森喜朗・安倍晋三、国民新党の亀井静香、たちあがれ日本の平沼赳夫などの腐った政治家どもはこの状況下においてもまだ地下式原発などという国民無視の愚策を進めようとする始末。

原発推進派にしてみればヨーロッパ各国で脱原発論が高まったからと言って「はいそうですか」と乗るのは安易だという意見もあるかもしれない。もちろんヨーロッパはヨーロッパ、日本は日本で何でもかんでも同調する必要はない。
しかし、考えるまでもなく今回の福島第一原発事故は遠く離れたドイツやイタリアの国策を方向転換させるだけのインパクトがあったわけで、そして我が国は紛れもなく当事者であり、今もなおその恐怖は進行中であるのだから、海外の意見を聞くよりも前に「原発は危ないからみんなやめとけ」と発していかなければならない立場のはず。

以前、このブログで紹介したロイターの調査は当時は原発増設票が25%もあって情けない思いを味わったが、あれから2ヶ月以上経った現在では原発全廃票が86%と圧倒的で、時間と共に国民の意識は脱原発に動いていると実感できる。もしイタリアのように日本でも原発是非の国民投票が行えたら無能政府やバカ政治家を追い出せるのにと思うと悔しくてたまらない。

今日も自由報道協会の会見でアホ面晒していた推進派議員がいたが、有権者の声を聞かない議員は即刻退場願いたい。遅かれ早かれ次の議席はないのだから。

6.11

東日本大震災から3ヶ月が経ち、今日は「脱原発100万人アクション」として海外を含めた全国各地で脱原発デモが行われました。

午後から仕事そっちのけでUSTREEMを見ていて、ジャーナリストや学者、政治家、ミュージシャン、アーティスト、俳優、女優、アイドルなどなど、もちろん一般市民も巻き込んで各地で行われるデモの様子は同じく脱原発を願う私にも大きなパワーを与えてくれるものでした。

しかし・・・・参加している人たちの熱意とは裏腹にその他大勢の方が妙に冷めているのも少なからず感じました。メイン会場のUSTREEM視聴者数はたったの5000人前後、夕方のNHKニュースでもちょびっと報じられましたがデモがあった事実を報じるだけで特に大きく扱われることもなく、twitterで私がフォローしてるのは脱原発の声を上げる方よりはVW系の方の方が圧倒的ではあるものの、なんとなく6.11も原発もあまり関心ないような(具体的にツイートしないだけでそんなことないとは思うけど)そんな印象。

私としては脱原発は国民的なムーブメントになりつつあると思っていたのが、現実にはまだまだほど遠いことなのかもしれません。

メイン会場に来られたゲストで同じようなことを言ってた方が何人かいましたが、デモはあくまでデモで、「デモが盛り上がってよかったよかった」で終わるのではなく、重要なのはこの先どうアクションしていくか。脱原発の声が高まる一方で現在停止中の原発再開を求める声が出ているのも事実で、もちろん双方に言い分があるわけですが、過去の原発誘致で推進派と反対派が争っていたのと同じように互いの主張を繰り返すばかりの対立では何の進歩もなく、その間も再度の原発事故の不安は続いていくのですから、原子力・放射能がいかに人類にとって脅威であるのか、後世に負の遺産を残すことになるのかを訴え、また単に「No」と言うだけでなく原子力で補えなくなった不足する電力をどうするのかも合わせて考え、その声を広めていかなければなりません。

国もマスコミも今や正しい情報を伝えてはくれない中、中東でtwitterを機に民主化運動が広まったように我々の社会をより良いものにしていくためには我々自らが行動する時代なのかもしれません。

ものづくり日本

先日見かけたニュースで抵抗ゼロの発電機が発明されたというのを見ました。

世界初!? 磁力抵抗ゼロの発電機を発明

ぶっちゃけ、図を見ても説明を読んでも私の低レベル脳では理屈がよくわからんのですが、画期的な発明だということはわかります。

ニュースでも書いているように元々は自転車用の発電機を作ろうとしていたそうで、確かに自転車乗ってるとあのダイナモの重さがイヤで暗くなってもライト点けなかったことがあったので、あの重さが解消されるなら常時点灯でもイケるかもしれませんし、電動アシスト自転車ならアシストモーターの効率アップやバッテリーの小容量化も可能かもしれません。自転車用として考えていたなら現時点でもそこそこ小型にできてるハズだし、小さいものを大きくするのは難しい話じゃないのでほぼ全ての発電機でこの仕組みが応用できそう。自転車に限らず電気を作る際も消費する際もほとんどの場合にモーターが使われているのでそれらの事情が一変しそうな発明ですよね。前から興味があった家庭用風力発電も発電効率の悪さとコスト高でなかなか導入には至ってませんが、今後飛躍的に発電効率がアップしてコストも下がってくれれば太陽光発電並みに一般家庭への普及が進むかもしれないし、走行距離の短さが課題の電気自動車も更に実用レベルに進化していくかもしれない、家電でもロスが少ないエコな製品が出てくるかもしれません。

こういうのを見ると日本の技術力もまだまだ捨てたもんじゃないって思いますよね。

震災以降、世間は脱原発へ動いているのに原発依存の人たちは未だに自然エネルギーに懐疑的な発言を繰り返しています。しかし、このような日本のものづくりパワーがあれば現時点で想像しているよりも遥かに優れた自然エネルギー社会が実現できるかもしれないし、それによって日本の経済や雇用を伸ばしていくことも不可能じゃないはず。

先の見えないご時世だけに、子供たちが夢を持てる未来を描いていってもらいたいものです。

高速上限1000円終了

これまで実施されていた高速道路の休日上限1000円と無料化社会実験が19日で終わり、20日からは被災者を対象とした東北地方の無料化が始まるそうです。

先日のお台場遠征のように関東など遠地のイベントに行くのに上限1000円は非常に助かってたので終わるのはちょっと残念ですが、これから被災地復興に莫大な予算が必要なわけだし、正しくそれに使われるのであれば国民一丸となって協力するべきなのでしょう。

ただ、元々自公政権が始めた上限1000円を民主が無料化と訴えて政権交代したのに予算不足で無料化は成らず、いつの間にか全日2000円なんて話が出たと思ったらそれも頓挫、この春から休日1000円平日2000円となるはずだったのが震災でそれも見送り、そして結局上限1000円も廃止にってのは震災は想定外だったとしても、どうにも行き当たりばったり感が否めません。休日上限1000円が始まった時も電車やフェリー会社がそっちにお客を取られて大騒ぎになりましたが、これでまた元に戻ると別のところで大騒ぎになるんじゃないですかねぇ。特に震災の影響の少ない西日本では。それなら例えば休日上限1000円を2000円とか3000円くらいに微妙に増額して、それで東北の無料化分を賄うとかなら混乱も少ないんじゃないかなーと素人ながら思ったりします。

それに、先日仙台の方とお話した際に聞いたのですが、被災地では役場もまだ混乱していて罹災証明の発行どころじゃないそうなんですね。しばらくは東北で無料になるには罹災証明の提示が必要らしいので20日までにその手続きが間に合うのかも心配。被災地支援のためなのに逆に被災者に負担増となっては本末転倒です。昨日の不信任案否決の件もそうですが、こういうところでも政府と被災地の意識の乖離が表れているように思えます。

まぁせっかくなので1000円で走れるうちに高速道路使ったナイトクルーズやっちゃおうかな~なんて考えもあったりします。
やる時はまたゲリラ告知かもしれませんので、気になる方はtwitterで私をフォローしておいてください(笑)