ガレキについて考える

野田首相はガレキの広域処理を進めるために「被災3県を除く全都道府県に受け入れを文書で要請したい」と表明した。
また、ガレキの広域処理について「日本人の国民性が再び試されている象徴的な課題だ」とも述べました。

私は基本的にガレキの広域処理には反対。でも、本当に被災地を助けたいという「純粋な気持ち」で応援してる人を非難もしません。でもその一方で、ガレキの広域処理に反対している人も自分たちさえよければいいという気持ちで反対しているわけではないということも知ってほしい。反対している人たちは放射能のリスクをよく知っています。賛成している人たちが無知とは言いませんが、賛成の人も反対の人もガレキを受け入れることでどれだけ放射能のリスクが生じるかを充分に知った上で判断してほしいのです。

ガレキについての現状はこちらで詳しく解説されていますので、ちょっと長いですがぜひご一読ください。
(私としては「やめさせたい」よりも「知ってほしい」という意味合いで紹介致します)
全国での「安易な瓦礫受け入れ」をやめさせる「効果的な」方法とは?: DOG DAYS

 

また、こちらのブログではガレキ処理の画期的なアイディアも紹介されています。

<拡散希望>ガレキが命を守る森になる!|misaのブログ

 

広域処理だけがガレキの問題を解決する方法とは限りません。
やり方次第ではガレキは被災地にとっての資源にもなります。
多額の税金を使って広域処理しても潤うのは受け入れた自治体や処理業者。同じ税金を使うなら被災地や被災者に直接お金が落ち、より効果的に復興につながる方へ使われた方が復興のスピードも上がり、被災者の支援にもなるのではないかと考えていますがいかがでしょうか。