荒川剣龍峡

荒川剣龍峡

昨日は新発田にある荒川剣龍峡というところに行ってきました。

私、まったく知らなかったんですよね。290号線はお散歩コースで度々通ってるし、月岡温泉からすぐ近くですから位置的にもわかるんですけど、こんなところがあるなんて存在は知りませんでした。

知ったのはたまたま見た某クルマ系Twitterアカウントで剣龍峡あたりまでドライブしてきたというどうってことないツイート。写真が山奥のいい感じの道で、ドコなのか調べたらめっちゃよく通ってるトコの近くじゃん!ってことで、ヨメさんとクルマで向かいました。

で、行ってみると290号線に剣龍峡への案内表示がほとんど無いし、あっても全然目立たない。これじゃ何度も通ってるのに気が付かないわけですよ。観光客を呼び込む気ゼロですね(笑)

荒川剣龍峡

で、到着した剣龍峡はロケーション的にはとってもステキな感じなんですけど、スケール的には結構ミニマム。駐車場らしい駐車場もないし、トイレは一応あるけど古くてあまり利用したくない感じ。川の方に降りてみてもよくわからない施設はあれど利用されてる感じはないし、ここでもやっぱり観光客を呼び込む気ゼロですねぇ。

オススメできるかって聞かれると、こういうのが好きな人には一度行く価値はあると思うけど、さほど興味がなければショボすぎてつまんないかもって思います。私は好きなんで結構楽しめましたけどね。秋の紅葉シーズンもオススメとのことなのでその頃にまた来てみましょうか。あと、1周すると約5時間かかるという登山道もあるそうですが、それはパスしました(笑)

それで、剣龍峡と同時に興味が湧いたのがこの林道。結構狭くてクルマで行くと場所によってはすれ違い厳しいところもあるので、バイクの方が楽しそう。地図で見ると月岡から剣龍峡を超えてこのまま進むと内の倉ダムのあたりに出るっぽいので、今度はバイクで最後まで行ってみようかと思ってます。前に一度内の倉方面から山に入ったことはあるんですけど、その時は途中で通行止めになってたんですよね。逆から行って最後まで通れるのか、通行止めだったのは単にタイミングが悪かったのか、まぁダメで引き返したとしてもそれはそれで楽しい林道散策なのでOKですよ。

近場でもまだまだ知らないところがいっぱいありますね。もっと探検したいです!

 

横田滋さん死去

昨日、1977年に拉致された横田めぐみさんの父、横田滋さんの訃報が報じられました。

以前から体調がすぐれないというのは聞いていましたが、日本国民の多くが解決を望み、私たち新潟県民としても関心の高いことでしたので、めぐみさんとの再会を果たせずに旅立ってしまったのはとても残念に思います。

私にも子どもがいます。もしまだ中学生の子どもが行方不明になったら心底心配しますし、拉致されたのなら心底返してほしいと願います。同じく子どもを持つ親御さんたち、子どもがいなくても自分の親兄弟や恋人、友人など、大切な人が同じ境遇になったらと我が身のことと考えれば横田さんの無念さを痛いほど感じることでしょう。めぐみさんにしても父親と再会を果たせなかったのはとても悲しいでしょうし、それを知らされないままというのも悲しいことです。

めぐみさんが拉致されてもう43年にもなるそうです。娘と引き裂かれたまま救出運動を続けてこられた人生の半分ほどの時間。その原動力は言うまでもなく「娘に会いたい」という一心です。そこにまた自分自身を重ねてみると、とても悲しく、つらい時間だったであろうと心が痛みます。

安倍総理は自らの在任期間中に拉致問題解決を解決すると繰り返し述べてきたわけですが、ご存知の通り拉致問題には何ら進展がありません。横田さんの訃報に「断腸の思い」と安部総理は述べたそうですが、断腸の思いなのは拉致被害者とその家族であり安部総理ではありません。こうなってくるとまるでやるやる詐欺のようではないかという思いまで湧いてきます。

とは言うものの、いくら安倍総理や日本政府が働きかけをしてみても相手が応じなければどうにもならないのも事実。私も以前、街頭での署名活動に署名したことが何度かありますが、どれだけの人が署名しても、拉致被害者家族がどれだけ多くの活動を行っても結局は相手次第ということに変わりはなく、それが何ともはがゆくやるせない気持ちにさせられます。

北に関しては拉致だけでなく核開発など様々な問題がありますが、全部一気に解決というのは難しいですし、正論が正論として通じる相手ではありませんので、ここはアメとムチをうまく使って、拉致被害者を返してくれたら一定の経済支援をするとか、相手を懐柔させる策も必要ではないかと思うのです。少なくともいつまでも届かない小さいマスクを配るよりよほど国民の理解を得られるお金の使い方ではないでしょうか。

横田さんだけでなく、拉致被害者家族の皆さんは多くが高齢になり、残された時間はあまり長くありません。せめて残された家族がご存命のうちに一目だけでも会える日が来ることを願います・・・。

 

定額給付金

定額給付金のお知らせ

いつになったら来るのかな~と待ち焦がれていた特別定額給付金の案内がようやく届きました。

んーと、コレが決まったのっていつだったっけ?

案内が届くまでずいぶん時間かかりましたよねぇ。

で、もらえるまでにまたしばらくかかるんでしょ?

3月の時点で明日の生活費にも困ってる人がたくさんいたってのに、もらえるものに文句言うのもアレですけど(いや、元々は私たちが収めた税金だし)、やっぱり遅過ぎですよね。

ちなみにアベノマスクはまだ届いてません(いらないけど)

 

ま、いただけるのはとっとといただけるように、早々に返送したいと思います。

 

あ、

ちゃんと子どもの分は子どもに渡しますよ(笑)

 

新学期

桜

写真は先週の土曜日に撮った事務所前の桜。今日の時点でもう緑色が見えてきてたのでこのピンク色とももうお別れですね。

さて、今日から娘の高校は新学期が始まりました。

未だ衰えぬコロナウイルスのことを考えるとできれば休校を延長してほしいと思い、教育委員会にもその旨希望は伝えたのですが、千葉のように土壇場で方針変換することもなく通常通り再開になってしまいました。

学校内と同時に3密になる通学のバスも心配なのでしばらく私がクルマで送り迎えをすることにし、午後から入学式のためお昼で終わった娘を迎えに行った際に学校での様子を少し聞いてみました。

まず、学校の入り口に消毒液が設置されておらず、消毒はまったく徹底されていないようです。消毒は感染症対策として基本中の基本であり、たぶん学校再開に向けてのガイドラインでも示されていると思うのですが、こんな基本的なこともできていないなんて、休校中にいったい何をしていたのかと疑問に思います。

生徒の中にはマスクをしてない人も多かったようで、これは現実的にマスクが入手できないという現状があるので仕方ない部分もありますが、学校側でも持ってない生徒に配布できるくらいの備蓄はしておかなければならないでしょう。それより驚いたのは先生です。教室で生徒に向かって話をする際に、マスクをしていながらそれを口からズラしてアゴに引っかける形で話してたというのです。マスクはウイルスからの防御より口からの飛沫を防ぐ方が主たる目的であって、人と対面して話す時にこそしっかり口を覆っていなければ意味がありません。恐らく声が通りづらいとか聞こえにくいとかそういうことだったとは思いますけど、率先して予防に取り組むべき先生がコレでは予防どころかクラスター発生源になりかねません。これもきっとガイドラインで示されてると思うのですけどねぇ・・・。

話を聞いてるとどうにも先生も生徒も危機感低い人が多いみたいです。休校中に関東へ遊びに行ってた生徒もいたようで、そういう人たちが感染してるかまではまだわかりませんけど、真面目に外出自粛してた生徒は戦々恐々でしょう。

こんな対応でよく学校再開なんてできたな、というのが正直な感想。

基本的にはまだもう少し休校延長すべきという考えに変わりはありませんが、やるならやるで徹底的に感染予防に努め、絶対に学校内感染を起こさないんだという強い気持ちで臨んでもらわねば不安が募るばかりです。できないなら世間でコロナウイルスが収束するまで休校しないとムリでしょう。

何かあってからでは遅いし、学校も勉強も部活も命あってのものです。

一方で学校再開を歓迎してる保護者・生徒がいるのも事実で、私と180度違う考えであってもそれが間違っているとは言えないですし、それぞれの事情があるので責めるつもりもありません。ただ、子どもを守るという認識だけはお互い一致していてほしい。

近く緊急事態宣言が出されるというウワサもあり、それによってまた対応も変わってくるかもしれません。いずれにしても子どもたち、ひいてはこの地域全体を守ることを最優先に考えて行動するようにしましょう。

 

不安の中の春

桜

先ほど表に出てみたら事務所前の桜がだいぶ花開いてきていました。

今日で3月も終わり、明日から4月です。

4月というと、新学期、新入生、新社会人、新生活、etc・・・新しく変わる生活にドキドキする落ち着かなさもありながら、これから始まる未知の出来事にワクワクもする、そんなイメージがあります。

既に4月になっても特に何も生活に変化はない世代の私だって、これから気温が暖かくなってきて、木々が芽吹き、花が咲くこれから初夏に向かっての息吹を感じられるこの季節が一番好き。今日みたいなお天気のいい日だったら仕事ちょっとサボってバイクに乗って「スポーツスター最高~♪」なんてヘルメットの中でニヤけていたことでしょう。

でも・・・・今年はそんなテンションにはとてもなれないですね。

日に日に増えるコロナウイルス感染者数、海外から伝えられる深刻な状況、そして昨日の志村けんさん死去のニュース、テンション下がりまくりです。

この感じ、どうにも9年前と重なるんですよね。

時期が同じってのもあるし、甚大な被害を受けた被災地の状況や予断を許さない原発事故の進行、4月になっても「春だぜヤッホー!」なんて気分には日本中がなりませんでした。

震災とウイルスではまったく異なるものですけど、先の見えない不安という点ではどちらも同じ。震災は発生してから余震がある程度収まってしまえば救援物資を届けたり仮設住宅を作ったりと復興に向けて歩み始められるのが、コロナウイルスは起きてからどんどん悪化していくという点で震災とはまた別の怖さもあります。東日本大震災から9年経ってまだ仮設暮らしの方がいる復興の遅さを考えると、コロナから復興できるのはいったいいつになるのか・・・そもそも終息すらまったく見えてないんですから、復興なんて気が早いと言われてしまうかもしれません。

子どもたちのことも心配です。今の時点では娘の高校では予定通り新学期始まるとなっていますけど、都心部に比べて感染者数が少ない新潟でも最近の急増ぶりを見てると新学期スタートして大丈夫なのかって不安しかありません。学校だけでなく、通学のバスや電車、部活動はわかりませんけど下校時には友だちとどこか寄ったりするかもしれないし、考えたらキリがありません。春から3年生の娘は残り1年の勉強がどうなるのかなども不安でしょう。親としては子どものメンタルにも気を配らなきゃって思ってるのに、肝心の親がメンタルやられちゃってるので自分で自分が情けないです。

 

来年の4月は「春だぜヤッホー!」ってテンションになれてるでしょうか・・・。