太陽光発電導入に至ったのは

先日、ついに我が家の屋根に乗っかった太陽光発電。

で、なぜに今、太陽光発電を導入するに至ったかと言えば去年メチャクチャ儲かった・・・・・ではなく、飛び込みで着た営業マンに乗っかっちゃったという完全にノリと勢いです。しかしいくらなんでもウン百万の買い物にそんなにすんなり乗っかっちゃうもんではなく、これには前フリがありました。

元々太陽光発電に関心を持っていた私は家を建てるときにも当然のように検討課題には挙げてはいたのですが、当時は建てるだけで予算いっぱいいっぱいの中、ムリ難題を言って大工さんにも割の合わない仕事をさせてしまっていたので太陽光発電・オール電化までの予算がどうしても捻出できませんでした。ヘタすりゃガレージを諦めるか・・・みたいな感じで、さすがにガレージの無い家は私には考えられなかったので、後でもできる太陽光発電・オール電化は後の課題に残し、建てる時しかできないガレージを優先させたのでした。
そして無事に家が完成してから1年くらいしてからでしょうか。飛び込みで来た営業マンに「太陽光発電を入れませんか」という話を頂きました。我が家は比較的通行量の多い道路に面しているので太陽光発電のPR効果が高いため、費用の一部を業者が広告宣伝費として肩代わりすることで普通に導入するよりリーズナブルになるとの話で、ヨメさんと相談して導入する方向で話を進めることになったのですが、今までの光熱費を提示して、実際にどれくらいの効果が見込めるか試算をしてまた来ますと言ったまま、その営業マンはなぜか2度と来ることはありませんでした。思ったより効果がなさそうだったのか、それとも他に上客が現れたのか・・・・その後もプッツリなので何がどうしたのか今でもナゾです。

で、その後は同様の営業が来ることもなく、太陽光発電導入に向けた貯蓄をするワケでもなく、具体的な話もないまま時が過ぎていったのですが、ここにきて今回お願いした業者さんが来たのです。最初はオール電化だけの話だったのですが、あの前フリがあったこともあり、太陽光発電を含めたプランで話を進めました。電気代の節約という面ではオール電化だけでも効果はありますが、私的には太陽光発電の無いオール電化には魅力を感じないんですね。むしろガス併用のまま太陽光発電でもいいくらいです。しかし太陽光発電のメリットを活かすならオール電化を含めた方がいいのはもちろんですから、オール電化も合わせて今回の導入に至ったというワケです。

世の中は100年に一度の大不況。蓄えもなく費用は全額ローン。その営業マンが来なかったらこのタイミングで太陽光発電を導入することはなかったでしょう。正直、判を押すときはかなりドキドキしました。ホントに払っていけるのかな・・・って。いや、今でもビビってるんですけど。

でも・・・・やりたかったんです。

今日も新潟市は雪が降っていません。地球温暖化の影響もあるんじゃないかと思います。ウチ1件が太陽光発電にしたからって地球規模の問題に対してはスズメの涙にもならないと思います。でも、だからと言って何もしないようでは何も解決しません。まずは一歩踏み出すこと。一人一人の力は小さくても、それが10人・100人・千人・・・・と、まとまれば大きな力になるはず。その中の小さい一人になれればとりあえずそれだけも充分です。

あとは、毎日走ってるハイブリッド車よりガソリンの使用量は少ないですけど、触媒も付いてない50年以上前のシーラカンスに個人の趣味で乗ってるワケですから、そのせめてもの罪滅ぼしってのもありますね。だからと言って太陽光発電が免罪符になるとまでは思ってませんが。

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