Twitter、休眠アカウント削除へ

米Twitterが、アクティブではないTwitterアカウントの所有者に対し「12月11日までにログインしないとアカウントを削除する」という警告メールを送っていると米The Vergeなどのメディアが報じ、米Twitterがそれを認める声明文を各メディアに送っているそうです。Twitterでは以前から少なくとも6ヵ月毎にログインしてツイートするよう推奨していて、「アクティブでない期間が長期にわたると、アカウントが恒久的に削除される場合があります」とポリシーに記載していましたが、実際に削除の警告をするのはこれが初めてとのこと。

日頃Twitterを利用してる方なら少なからず実感するであろう休眠アカウント。6ヵ月はおろか、最後のツイートが3年以上前という方もいたりして、そういう方はもうTwitter自体を活用してないのだと思いますけど、ツイートしないけど見てるだけ、いわゆるロム専という方もいるかもしれません。ロム専でツイートしてなくてもログインさえしてればアカウント削除にならないならそれは問題ないのでしょうけど、12月11日以降は急激にフォロワーが減るという現象が起こるかもしれませんね。

まぁ、実際のところフォロワー数を競うようなアカウントの場合、相互フォローで単に数だけ集めてもツイートを見てもらえてるかはわからない、と言うよりまず見られてないというパターンもあるので、休眠アカウントが削除されるというのはアクティブフォロワー数を現実的なものにするという点ではいいのかもしれません。

懸念されてるのは亡くなった方のアカウント。Facebookには「追悼アカウント」というシステムがあるらしいのですがTwitterにはそういうのはありません。Webサイトやブログでもそうですが、親しかった方や有名人ならファンの方が亡くなった後も過去の発信を読み返すということはありますよね。故人のアカウント削除を回避するには故人に代わって遺族がログインするくらいしか方法がなく、遺族の誰もパスワードを知らない場合はそのまま削除されてしまうかもしれません。

しばらくログインしてないけど生きてるよ!という方は削除される前にログインしておいてくださいね。

 

※2019.11.28追記

その後、故人のアカウントが削除されることへ苦情が相次いだため、追悼機能を追加するまで休眠アカウント削除の計画を一時中断すると発表したとのことです。

 

香港で示された民意

長くデモが続く香港で行われた区議会議員選挙は452議席のうち民主派が385議席を獲得し圧勝。投票率も過去最高の71.2%にもなったそうです。

この結果を受けて林鄭月娥行政長官は「香港政府は今回の選挙結果を尊重する。香港政府は市民の意見を謙虚に聞き入れ、真剣に考慮する」と声明を表明。しかし具体的な内容までは示されておらず、中国や香港政府がこれまでの姿勢を転換してくるかは正直微妙・・・というより、更に強硬な姿勢に出てくる可能性も否定できません。

しかしそれでもこれだけ混乱が続く中でちゃんと民意が示された意味は大きいと思います。

日本でも香港レベルのデモが起きてもおかしくない状況が長く続いているにもかかわらず、相変わらず選挙での投票率は低いし、安部一強も変わらない。

香港でできたんだから、日本でもできるはずなのにね。

桜を見る会の件ではボロが続々と出てきてるのに反安部の世論はなかなか強まりません。「またいつものことでしょ」と安易に済ますのではなく、そろそろダメなものはダメとしっかり民意を示してみませんか?

 

桜を見る会

招待者の基準や支出金額などの不透明さへの批判が起こってからあっという間の速さで来年の中止が決定した「桜を見る会」

いつもならもうちょっとゴネてもうダメ~って頃に落ちる(あるいは結局落ちない)ってパターンが多いのに、今回は中止の決定までとってもスピーディだったのは最近の閣僚連続辞任などでのダメージをこれ以上悪化させたくないという思惑なのでしょうか。それともそれらよりもっと表に出たら困るネタでもあるんでしょうか。

そもそもナゼ今?というのが正直なところ。毎年開催の度にニュースで流れて芸能人やスポーツ選手が安部さんとポーズとってるところなんかを見せられてきましたが、見る度に「コレって必要?」と思ってたのは私だけではないはず。第二次安倍内閣になってから過去7回開催されていて、ツッこむタイミングはいくらでもあったのに、どうして今になって追及されたのかがよくわかりません。

同じような行事に天皇陛下主催の園遊会というのもありますよね。園遊会も招待される基準はよくわかりませんが、明らかに一般人と思われるような人が混ざってることはないみたいなので、やっぱり桜を見る会とはちょっと違うのかもしれません。同じような行事で批判されるかされないかってもしかして人望の差とか?(笑)

で、桜を見る会が批判に晒されてから過去に出席した方がWebやSNSなどのこれまでの出席に関する情報をこぞって削除し始める始末。よく理解もせずに安易に出席しちゃった芸能人なんかは安部さんとのツーショット写真を記事に使われたりしていい迷惑でしょうね。

今回の中止決定は安部さんの「私の判断で」とのことですが、呼ぶのもやめるのも勝手に決めちゃうワガママな総理には「国民の判断で」とっとと辞めてもらいましょうよ。

 

奥只見ダムへ

昨日はヨメさんと奥只見ダムまで行ってきました。

奥只見ってかな~り昔にスノーボードで1回行ったことがあるような気がするんですがその記憶もおぼろげで、前に352号線をスポーツスターで走ったことはあれど、シルバーラインを通るのはずいぶんとご無沙汰です。

前に通った時も「なげーなー」と思った記憶はあります。あらためて通ってみるとやっぱり「なげーなー」ですね。シルバーラインは元々奥只見ダム建設の資材運搬用として作られた全長22.6kmのうち18.1kmがトンネルという道。1954年から着工して完成したのは3年後の1957年とのことで、VWならまだOVALの時代ですよ。そんな時代によくこれだけの長さのトンネル掘ったもんです。

その長さに感心しながらトンネルを抜けて奥只見ダムへ到着。ダム湖の遊覧船に向かいます。

この日の奥只見はお天気がイマイチで、遊覧船に乗ってる約30分の間に空模様がコロコロと変わります。曇天だとすごーく淋しい感じに見えますが、青空の時にはなかなか素晴らしい景色が見られます。

今度はまたバイクで来たいなぁ(シルバーラインは二輪通行禁止です)。

 

ところで気になったのは最近県内各地で出没しているクマ。魚沼当りでも人が襲われたり民家に侵入したり高速道路で衝突したりと幾度もクマが出没していて、幸い昨日はクマに遭遇することはありませんでしたが、「動物注意」の看板を見るとカモシカクラッシュでトラウマがある私は内心ドキドキでした(笑)

クマだけじゃなく、先日は新潟市中央区でイノシシが目撃されたりと、動物ネタが連発の新潟。

人間の勝手な都合で駆除されたりすることがないよう、大人しく人里離れたところで暮らしてほしいものです。

 

揺れる大学入試

以前から導入に疑問や反対の声が多かった英語民間検定試験、来年度の導入が見送られることになりました。

制度について詳しくはあまりよくわかってないんですけど、ちょいちょい話を聞いてるとどうにも導入ありきのスケジュールで話が進められて、内容の詰めとか学校・学生への周知とかが二の次になってるような気がします。より良い制度を確立していくための改善なら特に反対もしないんですけど、学生を一番に考えた上で制度改革をしてもらいたいですよね。

ウチは娘が高2で正にこれになるかどうかというタイムリーさで、延期になることでまた振り回されるのかと思うと娘が気の毒ですよ。

そもそも急ですよね。これまでにも学生から導入反対の声があったのにそれは無視して、結局のところ萩生田文科相の「身の丈」発言が批判を浴びたことが延期のきっかけになったわけでしょ?辞任続きでこれ以上政権へのダメージを避けたい気持ちはわかりますけど、そんなののためにずっと準備してきた学生を振り回すのって、やっぱり学生ファーストな改革ではなかったんだなと思ってしまいます。

英語の試験だけでなく、共通テストも問題あるらしいです。

共通テストはマークシートではなく記述式になるので公平な採点が難しい、更に採点に人手が必要だから学生アルバイトを使うということで、聞いただけで「それダメでしょ」と思ってしまうし、様々な点が線で繋がっていくとその先に見えてくるのは竹中平蔵の金儲けだったりします。

やっぱり学生ファーストじゃない・・・・。

経済的事情や地域的な事情で学生の学ぶ機会に偏りが出ないよう、公平公正な試験制度にしてもらいたいですね。

それが結果的に豊かな人材を育て、日本の国力を上げることにも繋がるでしょうし。