誠に勝手ながらD-Styleは11月1日(金)~11月4日(月・祝)をお休みとさせていただきます。
ご用件・お問い合わせについては当社ホームページのメールフォームからお願いします。
返信および対応については休み明けとなる場合がございますのでご了承ください。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。
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昨日のブログでも触れたように、現在3D CGの案件が進行中です。
今回のご依頼は展示会で掲示するパネルに使うCGということでかなりの大判です。
大判ってことはレンダリングサイズも大きいかなりの高解像度で、その分細かいところまで見えてくるということで、どこまで作りこむかがクオリティの差となって現れてきます。
CGやってる方ならよくわかると思いますが、細かいディティールを追求し始めるとこれがまぁキリがない。
例えば今回の案件では機械モノということでボルト・ナットやキャップスクリューがたくさん使われていますが、実際のボルトを観察すると単に六角形の掃引体ではなくちゃんとカドには面が取られていることがわかりますので、この面取りをするかしないかでそれっぽく見えるかどうかが大きく変わります。それは単に形状だけの話ではなく、金属なら照明に当たって光るハイライトが入るか入らないかなどビジュアル的な演出の面でもかなりの差が出てきます。
ボルト・ナットは一度作ればコピーして使いまわしすればいいだけですが、その他にも機械を構成する部材のほとんどが何らかの面が取られていたりRになっていたりするわけで、これがA4出力程度の解像度であれば無視しても問題ないレベルでも今回のように大判となればそうもいかず、これをどこまで追求していくかが勝負でもあります。
しかし、趣味のCGではなくあくまでも仕事ですから、ご依頼の案件には必ず納期と予算が決められ、単にクオリティを追求するばかりではなく、納期までに間に合わせ、予算内で完成させることが求められるわけです。
1ヶ月の納期に3ヶ月かかったり、10万円の予算に30万円分の作業を施したりするのはダメで、これはビジネスの上では当たり前の事(もちろん仕事全体として見た場合に、ある案件では赤字でも他の案件でその分をカバーというやり方もありますから、これはピンポイントで見た場合の話です)。
そこで、限られた時間と予算の中でどこまでクオリティを高められるか、ここが勝負どころになるわけで、まぁウチの場合は大抵予算に対してオーバークオリティとなるケースが多いのですが、そこはやはりお客様には支払った代金以上の満足を得てほしいし、自分自身も求められた以上の結果を出したいという意地があり、それがD-Style設立から「ハイクオリティ&ベストサービス」という理念の下に10年以上突き進んでこれた結果だと思っています。
で、結果として自分が高校生の頃にやってたバイトより時給が低いってことにも多々なったりするんですけど(汗)
なんだかんだ言いつつ、その辺のバランスの取り方ってのは10年以上やってても未だに日々勉強なわけですな。
ということで、今夜も細かいパーツをセコセコと面取りしていくのでありました・・・・・。

メインPCがWindows7 64bitに変わったことで、今まで使ってたソフトの多くは32bitも64bitも対応してるのでさして問題にならなかったんですが、唯一困ったのがCADソフト。
これまではWindows7のXpモードで7未対応のAutoCAD LTを動かしていたものの、さすがにそれも限界になってきたのでどうしようか悩んでいました。
ウチでは本格的な図面を書いたり何かを設計するっていうお仕事はほとんどなく、CADの主たる使用用途はCGへのインポート。お客様から頂いたdxfをインポートに必要ない線分やハッチングを消去して原点合わせして正面・側面・上面の3つに分けてモデリングのテンプレートとしてインポート、あるいはCGソフトでは作図が難しい寸法の決まった複雑な形状をCADで下書きしてインポート、そんな程度でCADソフトに求める必要機能は基本的なものがあれば充分なくらい。
なので、2D版のLTでもそこそこいい値段のするAutoCADをそのためだけに買うのはちょっと躊躇しちゃうんですよね・・・・。
フリーのCADソフトとしてはJw cadが昔から有名で、お客様でもたまにJw形式でデータ支給される方がいらっしゃるのでウチでもインストールだけはしていましたが、AutoCADに慣れた私には使いにくく、結局Jwからdxfに書き出してAutoCADで再編集なんてめんどくさいことをしてたくらいで今更Jwを使うメリットもなく、お客様の使ってるCADでも圧倒的にAutoCADが多いのでできればdwgも扱えるソフトがベター。
ちょうど機械モノの3D CGのご依頼もあったところだったので、フリーじゃなくてもリーズナブルで64bitでも動いてAutoCADのdxfがそのまま読めるCADってないかな・・・・と探していたところ、見つけたのが「DraftSight」というCADソフト。
このDraftSight、フリーなのにdwgが直接読み込み&書き出しができるってことで試しに使ってみたらこれがかなりイイ。
インターフェイスも操作もほぼAutoCADライクで、AutoCAD使ってた人ならまず操作で悩むことななく、コマンドラインに打ち込むコマンドもAutoCADと同じだったのはちょっと感激したくらい。私の使用用途の範囲なら充分くらいの機能が備わっています。
実際にお客様からお預かりしたdxfを開いてみても、データの欠損もなくレイヤー情報や線情報などまったく問題なく読み込めました。300くらいレイヤーに分けられた複雑なデータでもさほど重くなることなく編集も軽快。もちろんShadeへのエクスポートも問題ありません。
これで無償だなんてサービスしすぎでしょって感じです。
ということで、かれこれ18年にも及ぶAutoCADとのお付き合いもこれで終了。
長らくお世話になりました。
DraftSightは末永くお付き合いよろしくです。
新たに導入したノートPCはしばらく移行の準備をして、今週からメイン機として使い始めました。
今のところは・・・・普通に使えてます。
ちょうど3D CGの案件にかかってるところで、大判出力用にかなり高解像度レンダリングすることになりそうなので、PCのパワーはそれで体感できる(あるいは失望?w)かもしれません。
ただですね・・・・・ノートPCの宿命と言ってしまえばそれまでなんですが、ディスプレィが悲しいほどにショボイ。
特に発色に関してはデザインのお仕事にはまったく向かないほどに再現性が悪く、調整の範囲を超えてどうにもなりません。
が、これはノートPC買う時点で折込み済みなので、今までデスクトップで使っていたFlexScanを外部ディスプレィとして接続してデュアルディスプレィ化、メインはもちろんFlexScanでノートのディスプレィはサブで使います。色が重要なPhotoshopやCGはメインで、TwitterやFBなどをチェックするブラウザーやメーラーはサブで表示すると、今までより作業環境が広がってなかなか便利です。
プリンターや外付けHDDはUSBハブでまとめて接続、ついでに使いにくいノートPCの変わりにキーボードも外部で繋げば快適環境の出来上がり。
あれ・・・・・?
これじゃデスクトップと変わらなくね?
ノートPCの意味なくね?
結局、単に薄っぺらいモニター付のデスクトップに変わっただけになってしまいました(汗)
前より場所取ってるしっ。
ま、まぁ・・・・これはこれでOKでしょう。
いざとなれば全部外して持ち運べるんだし。
だったら17.3インチなんてデカいの欲張らず、もっと小さいのにしとけば良かったかも・・・・・ま、まぁ、これはこれでOKにしときます。
相変わらずPCリカバリーからの余波を引きずっておりまして、お仕事がvery very busyでございます。
いや、PCの件がなかったとしてもさほど変わらんのだけど。
お待たせしているお客様、本当に本当に申し訳ございません。
マッハで作業進めておりますので今しばらくお待ちください。
しかし、お客様から指示を頂いたHPの更新など、手を動かせば終わる仕事なら徹夜でもなんでもやって進めることはできるんですが、デザインを考えるお仕事の場合はなかなかそうもいきません。
丸一日頭をひねってもヒントすら浮かばないこともあれば、1~2時間の間にネタがどんどんふくらんでいくこともあります。
で、忙しい時に限ってなかなかデザインの神様が降臨してくれないんですよねぇ。
いくらデザイン業やってるからって、次から次へとアイディアがポンポン出てくるなんてことはありましぇん。
あ、完全に言い訳してますな(汗)
でも、やるからには自分もお客様も納得できる仕事をしたいし、妥協はしたくない。
妥協し始めたら先は無いしね。
ということで、今もデザインの神様が降りてくるのを待ちながらブログ書いてます。
ん?この神頼みがいけないのか??
とりあえずまた今夜もがんばります~~~~。