ビジネスマッチングサイト

昨日はお客様からのお問合せについて書きましたが、その他に最近多いのがいわゆるビジネスマッチングサイトからの営業の電話。営業担当が変る度に電話してくるところもあれば、つい最近オープンしたところ、もうすぐオープン予定のところと様々です。マッチングサイトとは若干違うようですが営業代行なんてのも来ますね。

D-Styleは私一人しかいませんので営業マンというものが存在しません。以前は中間業者の下請けみたいな受注スタイルが多くて、その業者さんたちがD-Styleを自分のツールとして営業してくれてたよーな感じでしたが、建設・土木関係の衰退と共にそれらも少なくなりました。今はホームページが唯一の営業マンと言ってもいいでしょうか。

そういう個人単位でやってる人にとっては使い方次第でマッチングサイトも有効活用できる部分はあるかもしれません。

でもですねー、私個人の考え、こと現在の主軸であるWebに関しては「Webの仕事はWebで取る」というのが基本にありまして、マッチングサイトに頼らなければ仕事がもらえない業者はお客様のサイトでも集客性を上げることはできないと思うんですよ。
しかもマッチングサイトは(利用したこのないのでどういう形で課金されるかはよく知りませんけど)会費や成約報酬などの本来であればいらない費用が発生するでしょうから、元々必要最低限の手間賃としての価格設定しかしてないウチみたいなちっちゃいデザイン事務所でその余計な費用を吸収できるだけの余裕はありませんし、1件の成約でウン百、ウン千万とかの仕事ならワケないんでしょうけど、そーゆー金額の大きな仕事をお客様がマッチングサイトで探すかどーかも微妙ですしねぇ。

あとはECショップみたいにピックアップした中で一番安いトコみたいな「価格勝負」になるのもイヤですよね。新品の家電や本・CDなどと違ってデザインには価格と共に質・内容ってのもあるワケですから、数あるデザイン屋の最安店としてD-Styleを選んでいただくのではなくて、「D-Styleにお願いしたい」と思っていただける方に選んでいただければそれはもう最高の幸せです。

ということで、D-Styleがマッチングサイトのお世話になることは当面なさそうです。