募ってはいるが募集していない

1月28日の衆院予算委員会で桜を見る会について問われた安部総理の「募ってはいるが募集していない」が大反響。Twitterでは大喜利大会にまで発展しています。

当り前ですが「募る」のは「募集する」と同義です。

「頭は痛いが頭痛ではない」
「起きているが起床していない」
「殴っているが殴打はしていない」

何でも出てきますな(笑)

かつて漢字の読めない総理として麻生さんが名をはせましたが、安部さんも以前から漢字に弱く、答弁原稿には小学生レベルの漢字にすらルビがふられるという漢字の弱さを露呈してはいましたけど、「募ってはいるが募集していない」はさすがに日本語として崩壊しています。

そういえば前に「戦闘ではなく衝突」というのもありましたね。これも都合のいい言葉遊びだと批判されましたけど、まだ今回に比べたらグレーと言われても仕方がないかもしれません(いや、仕方なくないけど)。

この理屈でいくと「同意を得ず性行為に及んだがレイプではない」も成り立つので、安部さんとその仲間たち内で成り立つ独自の文法なのかもしれません。

いや、内輪で独自の言葉遊びに興じるのは一向にかまわないんですけど、さすがに一国の総理大臣で、かつ国会における発言でこんなのやられたらもはや何でもアリでございます。

もう、いつまでもこんなのほっといたらダメだと思いますけど。