作業員の肺から2万2000ベクレル

昨日、茨城県大洗町の日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターで起こった作業員の被曝事故。作業員5人のうち、1人の肺から2万2000ベクレルものプルトニウムが検出されたという発表がありました。

2万2000ベクレル・・・・想像もつきません。

しかも放射線核種の中でも最強最悪レベルとも言われるプルトニウム。

しかも内部被曝・・・・。

原子力機構では「急性の放射線障害が出るほどではない」、放射線防護学の教授からは「2万2000ベクレルはびっくりするほど高い値ではない」なんて声もあるようですが、アルファ線核種のプルトニウムが肺に2万2000ベクレルも入っちゃったら今すぐじゃなくても将来的にかなり心配な状況ですよ。

今後、プルトニウムを排出する処置が行われるそうですが・・・・怖すぎです。

 

この事故が起きた背景には危険な放射性物質の取り扱いに対する管理体制や危機意識の問題があったのではないかと思いますが、稼働中の原発じゃなくても放射性物質があるだけで常に危険と隣り合わせだということを再認識させられました。

NO NUKES!