原発ゼロにいがた県民集会

昨日の日曜日はこちらのイベントをちょこっと覗いてきました。

主催者発表によれば参加されたのは2700人にもなったそうです・・・・が、印象としてそれほど盛り上がってる感じはしませんでした。

まぁでもそんなもんなのかもしれません。

原発に賛成か反対かと聞かれれば反対と言う人でも、わざわざ集会に参加したり署名したりと自発的な行動までする人というのは圧倒的に少数。この週末には新潟以外でも脱原発集会が全国各地で行われましたが、メディアの扱いは冷ややか。USTREEMで配信されたNO NUKES 2012はかなりの視聴数があったようですが、昨日のYMOが登場したピークでもリアルタイムでは3万人ほどと、実際に脚を運ぶよりイージーなイベントでもその程度です。総理官邸前デモの規模を考えれば、NO NUKES 2012は10万オーバーしてもいいと期待してたんですけどねぇ。そう考えると新潟で2700人というのは集まった方なのかもしれません。

それと昨日投開票があった鹿児島県知事選。投票率は43.85%、新人で反原発団体代表の向原氏も善戦はしましたが、結局は川内原発再稼働容認の現職・伊藤氏が3選となりました。共産党一党のみのバックアップで向原氏が現職に肉迫した点を評価する声もありますが、結果は結果であって、それ以前に50%にも満たない投票率が鹿児島での原発への関心の低さ、もっと言えば危機感の低さが表れているのではないかという気がします。

いや、別に関心持たない人を非難はしませんよ。でも、これまでさほど関心を持たずに原子力行政を好き勝手やらせてきた結果として福島第一原発事故があるわけで、もしまた他の原発で事故が起きたら、その時になって今までの無関心を後悔しても遅いんだということも福島第一原発事故から学んだわけですよ。

現在進行形の懸念についても同じこと。無関心は最後に自分に帰ってきます。