村上市で震度6強の地震

昨夜の地震はビックリしましたね。

私は事務所でネットを見ながらカブのカスタムネタを漁ってたんですが、けたたましい緊急地震速報からさほど時間を置かずにグラグラっと。最初のアラートでは下越で震度5なんて出たもんだから慌てましたよ。結局新潟市東区辺りは震度4程度だったそうで、幸い家財道具が倒れたりってこともなく無事でした。あれだけ揺れたのは東日本大震災以来?でしょうか。地震の後には津波警報・注意報も発令されて、恐らく沿岸部地域からのものだと思われる津波の防災サイレンのような音も聞こえてきたもんだから、3.11のあの映像が脳裏をよぎりました。

2階で一人で勉強してた娘は勉強に集中するためと勉強中はスマホの電源切っちゃってるので、緊急地震速報すら聞けずにいきなり揺れたので怖かったでしょうねぇ。大急ぎで2階に上がったらベッドの横で座り込んでました。

普段、地震への備えが~なんてよく言ってる割には、実際に地震が起きればそんな冷静でもいられなくて、当たり前ですけど地震は事前予告ナシで来ますから、緊急地震速報のアラート音もあの地震の揺れも毎度毎度心臓に悪いです。まぁ慣れるのも逆に怖いんですけど。

気になるのは震源地。新潟と山形の県境付近の沿岸部とのことで、プレート境界でもなく、これまであまり地震の起きてこなかった地域です。いわゆる空白地帯と呼ばれるところですね。55年前の新潟地震とも、中越・中越沖地震とも異なる場所で、そんな空白地帯であれだけの規模の揺れが起こるというのは、色んな意味で怖いです。

津波は幸いたいしたことがなかったみたいでよかったんですが、それでも警報で予測されていた1mの津波というのは1mごときと軽く思われがちで、危機感があまり感じられないところがありますよね。しかし身長175cmの私で言えば1mってお腹のあたりまでの高さですから、海でお腹くらいまでの波を受けた時の強さを想像するとたかが1mとバカにはできない威力です。背の小さい子どもなら尚の事、マトモに受けたら確実に命を奪われる威力ですから、たった1mと軽く思わず、空振りで終わったとしても素直に避難するべきでしょう。間違っても様子を見に行ったりしてはいけません。

昨夜以降、余震という揺れは感じてませんが、今後1週間程度は同規模の余震に注意とのことなので、引き続き警戒しましょう。

 

急発進防止装置

後を絶たない高齢者の交通事故。それを抑止しようと最近は後付けの急発進防止装置がリリースされているとか。

上はオートバックスが販売している急発進防止装置。ブレーキと間違えてアクセルをベタ踏みした時にそれを検知して急発進を抑制するというもの。

対応する車種も近年のポピュラーな車種なら結構カバーしているようなので、純正で抑止機能の付いてない車種にお乗りの方は自分のクルマが取付可能か確認してみてはいかがでしょう。

オートバックスのこの商品は装置本体のほか、取付工賃や消費税も込みで32399円。モノだけの販売はせず、店舗で取り付けるのが前提とのこと。

オートバックス以外でも類似の商品はいくつかあるようなので、気になった方は調べてみてください。

先日は東京都の小池知事がこういった装置に補助を出すという話もしていたので、今後は東京都以外でも同様の補助制度が広がってくれるといいですね。

 

ただ、これはあくまでもアクセルベタ踏みの時に異常検知するもので、DのつもりがRに入った状態でゆっくりアクセル踏んだ場合なんかは異常として検知しませんし、人や壁を検知して発進を抑えるレーダーでもないので、現在考えられる事故の原因全てをカバーするものではありません。

そこまで求めるなら素直に最新のクルマを買いなさい、となってしまいますね。

 

あとはですねぇ、ずいぶん前だったと思いますがネットで「スマホ見ながら運転しててぶつかりそうになったけど自動ブレーキのお陰で助かった」みたいなのを見たことがあったんですよ。ぶつからずに済んだのは確かによかったでしょうけど、そもそもスマホ見ながら運転するのは違反ですし非常に危険。自動ブレーキもそんなことのために備わってるわけじゃありません。

結局のところ、いくら機械が進化しても使う側の技量やモラルに依存するところは大きいわけで、次々と登場してくる安全装置も「補助」でしかないことを忘れてはいけませんね。

煽り運転や暴走の動画でアップされてるクルマ、プリウスってケース多いみたいですしね・・・。

 

固定価格買取期間終了

エコキュートをやめたお陰で絶好調な我が家の電力事情ですが、先日、「再生可能エネルギーの固定価格買取期間満了に関するお知らせ」なんてのが届いてまして、今年の11月で買取期間が終わっちゃうとのこと。

まぁ、太陽光発電を導入して10年ですからねぇ。わかっていたこととは言えこのタイミングだと考えると、やっぱり最初からエコキュートなんて使わなきゃよかったという後悔しかありません。

で、買取期間終了後はどうするかと言えば、電気自動車や蓄電池にチャージして自家消費するか、これまで通りに余剰電力を売電するかの2択。我が家には電気自動車も蓄電池もありませんので実質後者の1択です。買取価格はこれまでの1kW当り48円から9円と1/5以下にどどーんと下がってしまうので、これまでのような売電収入は見込めないにしても、日中の電力消費が抑えられるのは変わらないので太陽光発電のメリットが失われるわけじゃありません。蓄電池は以前から頭にはあるんですが、導入コストや電池の性能を考慮するとまだ時期早々かなと。いずれは蓄電池導入で春~秋は買電ゼロを目指したいですけどね。

発電エアロバイクでも買うかな・・・・(笑)

 

自主返納、できる?

相変わらず高齢者ドライバーの交通事故が絶えません。

先日、福岡市で起きた事故はニュースで事故発生時の映像見ましたけど、100km/hも出てたのではないかという猛スピードで突入していく様はまるでミサイルでも飛んでいくかのように恐ろしい光景でした。

これが高齢者故の事故なのか、単に目立って取り上げられているだけなのか、一概にこれと原因を一つに絞ることはできませんが、これだけ頻発すると何かしらの対策というのは考えなければいけないかもしれません。

事故を起こす車両にプリウスが多いというのも言われていますよね。確かに事故車の写真を見てプリウスだったケースは少なくありません。プリウスのシフトレバーがわかりにくくて事故を起こしやすいというのも言われています。それを解説した動画も見たことあるんですが、確かに昔ながらのシフト操作とやや異なるので誤操作は起こしやすいようにも思います。メーカー的には目新しさとか斬新さなどで購買意欲を掻き立てたいという想いはあるのでしょうが、ユーザビリティとして劣るのであれば何でもかんでも新しく変えていく必要もないようにも思います。

そんな中、俳優の杉良太郎さんが75歳を前に免許を自主返納したというニュースもありました。以前から75歳をメドに返納を考えていたのが、最近の高齢者による事故の多さから75歳から2ヵ月前倒しして返納したとのこと。「若い時と比べて衰えを感じている人は取り返しのつかない事故を起こす前に、運転をやめることを考えてほしい」という杉さんのコメントは正にその通りだと思います。

が、実際に自分がそれくらいの年齢になった時に自主返納できるかと考えると正直なところ微妙です。やっぱり昔からクルマやバイクが好きで、それ中心の人生を送ってきましたから、「今日を最後に金輪際運転できない」という判断は清水の舞台から飛び降りるくらいの覚悟が必要。以前からバイクに乗っていられるのは人生の最後を迎えるよりもっと早いだろうから乗れるうちにいっぱい乗っておきたい、という想いがあって、体力的に大きいバイクが厳しくなってもせめてカブでトコトコ走るくらいはさせてほしい、という想いもあり、自分の手でバイク人生を終わらせるのはなかなか勇気が出そうにありません。

しかし、クルマやバイクは一度事故を起こせば無関係の誰かの命を奪うリスクが必ずあり、自分ひとりが死ぬならまだしも、自分の願望のために他人を巻き込んで不幸を生んでしまうのは絶対に避けなければいけないんですよね。

そんなことを考えていると、杉さんの言葉がと~っても重くのしかかります。

皆さんは自主返納できそうですか?

 

老後に備えて2000万円?

金融庁が人生100年時代を見据えた資産形成を促す報告書なるものをまとめ、それによれば、男性65歳以上・女性60歳以上の夫婦で年金に頼った生活設計だと毎月5万円の赤字が生じ、65歳から20年(85歳)生きるとした場合は夫婦で約1300万円、30年(95歳)だと約2000万円が必要になるというのです。

えーと、そもそも年金制度の目的って何でしたっけ?

この報告書を要約すれば「もう年金はアテにならないから自分で貯蓄してね」ということ。

これを聞いたら多くの人は「じゃあ年金はいらないから今まで収めてた保険料返してください」と思うでしょう。

現実問題として今でも年金だけで生活できない高齢者がたくさんいるってのに、その上2000万円も貯められる人ってどれだけいるんでしょう?現役世代だって給料上がらないのに税金やら諸々の負担は増えるしでそんなに余裕をもった貯蓄ができる人って結構限られるんじゃないかと思います。

年金については前々からこれからの世代は収めた額より受け取る額が少なくなるというのは言われていましたが、この報告書は既に年金制度が崩壊してると言ってるに等しく、あとは自分で何とかしろというのは責任放棄でしかありません。しかも我々が収めた保険料を原資にアベノミクスを偽装するために株を買い支えしたり、アマチュアレベルの運用して大損したり、保険料の扱いも納付者である国民のことをまったく考えていません。

よくこんなこと言えたな!(笑)

現在の年金制度のベースとなった労働者年金保険が始まったのが第二次世界大戦中の1942年。制度として成立するかどうかより戦費調達を目的とした見切り発車だったという話もありますが、終戦、そして後の高度成長期を経て現在の年金制度となっていくわけです。しかし、戦後しばらくの間は人口ピラミッドが▲の形をしており、多くの若者世代が少数の高齢者を支えるという仕組みが成り立っていたのが、近年の少子高齢化によって人口ピラミッドが▼になってしまい、年金支給額はどんどん下がり、そしてついに崩壊を迎えてしまいました。

年金制度の根本的な考えとしての「現役世代の保険料で退職世代の支給額を賄う」という発想がそもそも悪く、70年前に今の人口構成を見通せなかったのは仕方ないにしても、人口ピラミッドの形が崩れたら成り立たないのは容易に想像できることで、単純に「払った分だけあとで貰える」という仕組みにシフトできなかったのは国の怠慢ではないでしょうか。

 

私も以前から年金はあまりアテにはならないと思っていて、途中で支払うのやめようかなと思ったこともあったんですけど、途中まで払ってやめるのももったいないと一応今でも払ってはいます。自営業故に退職金というものがありませんので、個人年金や企業共済等でも備えてますけどね。

今年ハタチになった息子も当然年金の保険料支払いが始まったわけで、大人・親としては一応国民の義務なので払うべきだとは言いましたけど、本音を言えばどうせ保険料払ったところで収めた以上の額はもらえないんだから、いっそ1円も払わず自分で積み立てでもしたら、と言いたいところ。まぁ今は年金や積み立てどころか明日のご飯にも困るくらいの極貧生活してますので、年金保険料免除の手続きをしてあります。親が言うセリフじゃないんですけど、このまま一生免除手続きしたままでいいんじゃね?なんてことも思ってます。

 

これだけ安部政権に好き放題やられまくって、文句も言わずに従ってるこの国の人々ってある意味しあわせかもしれませんね。