Long Stroke Feel

以前、気になるバイクということでこのブログでも取り上げたことのある「ロイヤルエンフィールド ヒマラヤン」、その後すっかり忘れてたんですけど、つい先日ふと思い出して調べてみたら、今年の6月から日本でも販売が開始されていました。

HIMALAYAN|ロイヤルエンフィールド日本語公式サイト

以前見た時とルックスもスペックも変わらず、お値段は699,000円。当時インド価格を参考に円換算した価格よりはだいぶ高いですけど、ロイヤルエンフィールドのメインモデルであるブリット500が769,000円ですから、新造モデルとしては良心的かも。

で、検索してみると既に乗られた方のインプレなんかもあったりして、それを見てるとこれがなかなか良いらしい。先行して販売されている海外でもかなり評判良くて大人気だとか。

411ccの排気量で24.5bhp/6500rpm、32Nm/4250rpmと数字で見るとかなり低スペック。昨年生産が終了したSR400が26P/6500rpm、29Nm/5500rpmなのでスペック的には似た感じ。

しかしSRと大きく異なるのがボアストローク比。ビッグシングルの代名詞みたいなSRも実は87mm×67.2mmと結構なショートストロークエンジンで、対してヒマラヤンは78mm×86mmとかなりのロングストローク。この差がヒマラヤンの面白さに繋がっているんじゃないかと推測してます。

ちなみにいくつかボアストローク比を比べてみると

ヒマラヤン・・・78mm×86mm(1:1.102)
ブリット500・・・84mm×90mm(1:1.071)
SR400・・・・・87mm×67.2mm(1:0.772)
SR500・・・・・87mm×84mm(1:0.965)
エストレヤ・・・66mm×73mm(1:1.106)

ロングストロークのフィーリングが評判のブリットより更にヒマラヤンはロングストローク。エストレヤに迫る比率です。

エストレヤの兄弟車である250TRには前に乗っていて、あのエンジンフィールは最高に気持ちよかった(ただし遅いw)ので、少し余裕のある250TRみたいなフィールなのでしょうか。

シングルではなくVツインですがスポーツスターのボアストローク比は

スポーツスター1200・・・88.9mm×96.8mm(1:1.089)
スポーツスター883・・・76.2mm×96.8mm(1:1.270)

となっていて、1200でもロングストロークなのがボアダウンの883では更にロングストローク。排気量が大きい分1200の方がドッカンパワーは強いんですが、1200よりロングストロークの883の方がドコドコ感が強いとも言われています。実際、今乗ってる883はツインなのにシングルみたいな味わいでエンジンフィールがとても気持ちいいです。

まぁ、ストロークが長い方が面白いとは必ずしも言えませんが、個人的にはロングストロークの方が好みなエンジンであることが多いので、ヒマラヤンはぜひ一度は乗ってみたいとまた興味が湧いてきました。

アップライトなポジションでエンジンフィールを味わいながらトコトコと走り、たまには不整地路を探検・・・なんて楽しいだろうなぁ。

新潟にも上越に1件ロイヤルエンフィールドの代理店になってるお店があるんですが、試乗車・・・・用意しないよねぇ。

東京まで乗りに行っちゃう?

 

スーパーカブ C125

スーパーカブオーナーなら気になる方も多いはず。注目のスーパーカブ C125が9月14日から販売開始になります。

パッと見た印象は紛れもなくスーパーカブ。しかしベーシックなカブに比べて高級感がハンパない。

エンジンはモンキー125と同じグロム系の125cc。ヘッドライト以外にもウインカーやテールランプもLED。デジタル併用のメーター。切削加工が施されたキャストホイールにフロントディスクブレーキ。スマートキーシステムなどなど、これがカブなのかと思うくらいの豪華装備の数々。

初代C100をモチーフにしながら、初代とは別次元の新時代カブです。

正直、カブにここまで必要なのかという気も・・・(笑)

 

個人的に気になるのはこのC125とベーシックなカブの存在意義。

ベーシックなカブは50ccと110ccがラインナップされていて、これが50ccのみというなら125ccの意味はあるし、C125が150ccとかだったら免許や税金面などで大きな差になるので110ccとの住み分けができるけど、110ccと125ccではカブ同士でユーザーの奪い合いをすることになるんじゃないでしょうか。

まぁ、先ほど書いたようにC125はベーシックなカブと比べ物にならない高級カブですので、一口にカブと言って同列に比較するのもお門違いなのかもしれませんが。

プライスはスーパーカブ110が275,400円、スーパーカブC125が399,600円(共に税込)とその差は10万以上。あれだけの豪華装備なら納得の価格差ではあるけれど、カブユーザーへの希求力として価格差を超えるだけのニーズが得られるのか。ちょっと心配になってしまいます。

でも、もしかしたらホンダとしてはC125が商業的に成功しなくても別にいいのかもしれません。カブ60周年、生産1億台、ホンダの原点とも言えるカブにとって記念すべきタイミングで開発した新時代のC125は「作った」という事実だけでも充分なのかも。

 

ちなみに、国内では冒頭に載せた写真、初代オマージュの「パールニルタバブルー」の1色のみのラインナップですが、生産されるタイではこれにもう3色加えて計4色のラインナップがあります。

せっかくなら国内でも4色ラインナップすればいいのにね。

 

水害への備え

もうすぐ7月13日が訪れます。

新潟県民なら忘れられない2004年7月13日の三条市を中心とした水害。

あの時、友人の実家が被害に合って、片付けのお手伝いをさせていただきましたが、現地で目にした惨状は14年が経とうという今も目に焼き付いています。

 

7.13水害

7.13水害

7.13水害

 

当時、家の中を拝見した際に見た壁に残った一本の線。ここまで水が上がってきていたという証拠。腰くらい、いや胸近くまであったでしょうか。廻りは住宅の他に田んぼや畑もあって面積的に結構広いのに、この規模でここまで水位が上がるのかというのは衝撃でした。

そして今回の西日本豪雨災害。床上浸水はもちろんのこと、場所によっては二階まで水没してしまったところもあって、報道で屋根だけが見えている映像も度々見ました。一般的な住宅なら二階の軒下までの高さは少なくとも5m以上、普通は6~7mほどらしいので、7.13水害で見た水位どころではありません。

・・・ゾッとしますね。

我が家は総二階なので屋根に上がる術がありません。ベランダにハシゴをかけようにも軒がジャマして立てられない。仮に二階まで水没するレベルの水害で逃げ遅れたら完全にアウトです。避難するにしても近くで高い建物って中学校くらいですし、近隣住民が集中したら収容しきれるかもわからない。

生き残る術を警報が出てから考えていては間に合わない。やはり日頃からの備えというのが重要なんですね。

最近、ゴムボートとライフジャケットも持ってた方がいいのかななんて真剣に考えてしまいます・・・。

 

西日本豪雨

西日本を中心に甚大な被害をもたらした豪雨災害。

私もニュースで被害状況を見ていましたが、想像を絶する水の量に言葉も出ず、TwitterのTLに流れてくる救助要請ツイートに途方に暮れるだけ。この記事を書いてる時点では雨のピークは過ぎたようですが、既に死亡者が100人を超え、行方不明者もまだ90人近くいるとのことで、これから暑さや不衛生な環境での避難生活による体調不良、緩んだ地盤の二次災害などで更に被害が拡大しないかとても心配です。救助・支援にあたっている消防や自衛隊の皆さんも過酷な環境での活動は充分に体調管理に気をつけていただきたいです。また、火事場泥棒も発生してるという話があるので現地の被災者は充分警戒してください。

大雨による災害の危険性は事前に伝えられていても、いざ自分の住んでる場所でどの程度の被害が発生するのかというのはなかなかイメージしづらく、避難が必要なのか、避難するならいつ頃か、できうる対策は何か、など、的確な判断ができるのかどうかというのは身につまされる思い。

また、豪雨災害の山場を越えたとしても、あれだけ大規模に発生した被害を復旧するのは想像を絶するレベル。住宅、道路、橋梁、電気やガス、自動車・・・まだ被害の全容は明らかではありませんが、途方もない規模であることは確か。

近年は毎年のようにどこかで発生する水害。明日は我が身というのを思い知らされました・・・。

 

その一方で安倍総理の対応に批判が集まっています。

5日は既に避難指示が出ている地域があったにもかかわらず安倍総理を始めとした自民党議員による酒宴が開かれ、この非常時に笑顔でグラスを持つ写真をアップするなど、どう見ても危機的状況が差し迫ってる国のリーダーとは思えない行動。

翌6日は日本に留まらず世界中に衝撃を与えたオウム真理教関連死刑囚の死刑が執行された日で、死刑執行を命じたであろう上川法相も酒宴の場におり、7人もの刑を執行する前日に笑顔で酒を飲むというのはマトモな神経とは思えない。

自衛隊派遣など救助活動の指示をするべき立場の小野寺防衛相まで一緒に酒宴に参加してるというのも危機感が完全に欠如している。

豪雨被害がどんどん拡大していた7日には閣僚会議を15分開催してあとは私邸に戻ってしまった安倍総理。安部さんが陣頭指揮を取ったら劇的に状況が改善されるとは思いませんが国のリーダーの行動としてまったく責任感も危機感もありません。

8日になってようやく非常災害対策本部が設置され「救助は時間との戦いだ」などと述べたそうですが、一番時間と戦ってなかった人が何を言ってるんでしょう。

その言葉、そのまんまアンタに返すよ!

しかもこの「非常災害対策本部」というのは本部長が防災担当大臣で安倍総理ではありません。本来、これだけの大災害であれば内閣総理大臣が本部長を務める「緊急災害対策本部」が設置されるはずなのですが、安倍総理は外遊を控えているため本部長になるのを避けたとも言われています。これらの件で批判が多数あったためさすがに外遊は取りやめたそうですが、一連の行動が安倍総理の中に国民を守るという強い意思があるとはとても思えません。

他にも岡山県選出の自民党議員が災害真っ只中に富山に視察に行ってお寿司の写真をSNSにアップするなど、今やるべき事が何なのかまったくわかってない議員が多い。

大雨の被害が発生する可能性は指摘されていたのに、事前対応はおろか災害が起きてもなお何しない安部政権のダメっぷりが見事に露呈してしまいました。せめてポーズだけでもしてればここまで批判を浴びないだろうに、酒盛りの写真をアップして災害対策は知らんぷりだなんて常軌を逸してます。

東日本大震災の時、当時の民主党政権の災害対応を非難する声は以前からあり、私もこうするべきだったという点は多々ありますが、これがもし自民党が政権を担っていたら今回のようなダメっぷりを発揮して民主党どころではない棄民対応がされたのではないかと思うとゾッとします。

 

自然災害を人間の力で防ぐことは困難ですが、災害時に被害を最小限にできるかできないかは人間の力(意識)で大きく変わるのではないかと思います。

 

麻原彰晃死刑執行に感じる違和感

今朝、唐突に入ってきた麻原彰晃(松本智津夫)らオウム真理教死刑囚7人の死刑執行のニュース。

オウム真理教による一連の事件の真相にまだ謎が多く残ることや、教祖である麻原彰晃の死刑執行による神格化の恐れなど、様々な懸念があることから死刑執行はできないんじゃないかと思っていましたが、まさかこのタイミングで執行されるとは思ってもいませんでした。

あれだけ多くの犠牲者を出し、世界中に衝撃を与えた事件の首謀者で、死刑が確定してるのだからいずれ死刑が執行されるのは当たり前と言えば当たり前だろうし、報道によれば天皇退位や東京五輪、自民党総裁選を控える中で執行するのは今年しかないなんてウワサもありますが、・・・なんだか違和感が多い。

通常、死刑が執行された場合、その事実が公表されるのは刑の執行後。当日のこともあれば数日経ってからのこともあります。が、今回は執行前にマスコミにリークされていたのか、4日の段階で刑務所前に報道各局の車が停まっていたり、テレビの速報テロップとほぼ同時にオウム事件のVTRが用意されていたという話があり、更に刑が執行される度にリアルタイムで報じられるなど、さながら公開処刑ショーの様相で、いくら凶悪事件の死刑囚とはいえ、人の命を奪う行為をエンターテインメントのように演出するのはある種の気持ち悪さを感じます。

また、こうして大きなニュースがある時はその裏で行われているもっと大きな事から目を逸らさせるためのスピンだという意見が多く出てきて、その真相は私にはわかりませんけど、もしそうならやっぱり気持ち悪さがあります。

あと、麻原彰晃の娘さんに対して心無いツイートしてる輩が多数いるのも気持ち悪い。

何なんでしょうねぇ、この国って。