ヌードルハラスメント

ヌードルハラスメント

 

先日、「ヌードルハラスメント」なる言葉を聞きまして、今の世の中は色んなハラスメントがありますけど、いったい何のこっちゃと思えば、日本人が麺類をすする「ズズズッ」という音が外国人にとっては不快でそれがハラスメントだと。

まぁ確かにお上品な音ではないですわな。

麺をすする音はもちろん、ナイフやフォークもできるだけ音をたてないように食べる外国人から見たら奇異に映るのかもしれません。

でも、うどんやそばなんかはむしろ音をたててすする方が日本人にとっては当たり前じゃね?と思うし、昔どこかのうどん屋さんで店主に「うどんは音を立てて豪快に食え」と言われた記憶もあります。日本人でもあの音を不快に思う人がいるかもしれないけど、これが日本の食文化だと言えばそうなんじゃないですかねぇ。むしろそれに文句を言うことの方がヌードルハラスメントのような気がします。

世界の国々にはそれぞれ独自の食文化があって、作法にしても調理法にしても食材にしても、日本人から見たら「えっ」と思うようなものも多々あるでしょう。でもそれがその国にとってはスタンダードで、異なる価値観の異国の人がそれはおかしいというのはどうかと。

要は「郷に入れば郷に従え」ですよ。

麺をすする音が不快ならそういうお店には行かなきゃいいだけの話だし、せっかく日本に来たなら日本流の食べ方で日本の料理を食べてみたいと思うなら乗っかってしまえばいいんです。選択肢はいっぱいあるんですからね。

国の数だけ独自の文化があって、それぞれ違うからこそ楽しさがある。

どこの国に行っても同じ言葉で同じ食事だったらつまんなくね?

文句を言うよりも、楽しんだもん勝ちじゃないでしょうか。

 

福島沖でM7.4の地震

今朝は緊急地震速報の音で目が覚めたという方も多かったことでしょう。

はい、私もその一人です。

福島沖でM7.4の地震が起き、福島県などで最大震度5弱、仙台港で1.4mの津波を観測、福島第二原発では3号機の使用済み核燃料プールの冷却が一時止まるなど、様々な点でイヤでも東日本大震災を思い起こさせる地震でした。

もーねー、マジ怖いっすよ。

少し前にニュージーランドで大きな地震があって、東日本大震災の前にもニュージーランドで地震があったことから近々日本でも大きな地震が・・・・なんて話があって、それがホントに起きちゃったもんだから、今回の地震が3.11の2日前に起きた前震と同じく、ここ数日の間に東日本大震災クラスの本震が来るのではと注意を呼びかける声もあったりして、そんなの考え始めたらキリがないんだろうけど、今年は熊本や鳥取でも大きな地震があったし、この前も和歌山で大きめの地震があったし、南海トラフや関東大震災への警鐘の声も相変わらずあるし、いつ・どこで大地震が起きてもおかしくない状態。

どうしても3.11のあの映像が頭の中でフラッシュバックしてとても不安になります。

福島第二原発は冷却設備が壊れたり電源が喪失したということではなかったみたいですが、揺れでポンプが誤作動なんて初歩的なトラブルだって聞くと大丈夫なのか心配になるし、動いてない原発でも常にリスクがあるってのを再認識させられましたね。

地震発生後に津波警報が出て、SNSで避難する様子をいくつか見かけたんですけど、予想通りクルマで道路は大渋滞。徒歩で避難する方も大勢いたみたい。東北の方はあの記憶も新しいので早め早めの避難ができていたとは思いますけど、いざとなればスムーズな避難はとても困難なんだってのもあらためて見せつけられて、原発事故の避難計画なんてのも机上の空論だよなぁって思いました。船で逃げるとか新幹線を使うとか屋内退避とか、まるで現実的じゃない。

今後大きな震災にならないことを祈るばかりです・・・・。

 

柏崎市長選は再稼働容認候補が当選

昨日、投開票された柏崎市長選は条件付きで柏崎刈羽原発再稼働を容認する桜井氏が当選、再稼働反対を訴えた竹内氏は及びませんでした。

得票は、桜井氏が30220票で竹内氏が16459票、投票率は64.06%でした。

 

・・・・・やはり原発のお膝元というだけあって桜井氏有利かなとは思ってました。ただ、竹内氏の票が思ったより伸びませんでしたね。桜井氏にダブルスコアに近い差です。僅差とまでいかなくとも肉迫するくらいの勢いが欲しかったところでしたが、知事選のようにはいきませんでした。

大きな争点となっていた原発再稼働については、再稼働反対の方の中でも桜井氏に投票した方がいらっしゃったそうで、桜井氏も米山知事が慎重姿勢を示してることを踏まえて「再稼働は凍結状態」と述べていることなどからも、事実上の原発ワンイシューではなく、それ以外の政策や実績が左右したのかもしれません。

無投票5選となった刈羽村長と合わせて原発立地自治体の2つで原発推進(あるいは容認)の首長となったとしても、米山知事在任中の少なくとも4年間は再稼働に話が進むとは考えにくいし、桜井氏もそこを考慮してうまく原発推進イメージを和らげることができたのかもしれませんね。個人的には桜井氏は在任中に自分の判断を示さないつもりのようでちょっとズルいかなと思いますけど。

 

それでもやっぱり今回の結果は残念ですね。

原発がないと経済が、って声もわからなくはないんですが、少なくともこの先4年は再稼働しないだろうし、そこまで先延ばしになると再稼働するにはどんどん不利になっていくでしょうから結局再稼働できないってことも現実味を帯びてきます。そうでなくてもいずれ終わりは来るのですから、短いスパンの今だけを考えるのではなく、いずれはしなければならない原発依存脱却への道筋を開く、未来志向の判断をしてほしかったというのが本音。原発で恩恵を受けてきたのは事実でも、そのオイシイ思いをした残骸を将来世代に押し付けるのはむしろ地元の未来にとっては後ろ向きではないかと思います。

 

あと、今回の結果を受けて心配なのが米山知事。

(仮に今回の結果が違ったものだったとしても)原子力ムラは目の上のタンコブである米山潰し工作をしてくるでしょうから、米山知事にはスキを作らないように気をつけていただいて、あとは県民全体で支えてもいかなければなりません。

 

Ever Tire & Nexo Tire

自転車に乗る上で避けて通れないのがパンク。

私自身は自転車持ってませんが、自転車しかない子どもたちはよくやらかします。

ノーパンクタイヤというのも以前からあるんですが、通常のタイヤに比べて重いという点があって避ける人も多いらしい。まぁこれはメリット・デメリットを天秤にかけるしかないですよね。

で、最近開発されたタイヤが画期的だという記事を見つけたので見てみると・・・・。

 

 

まずはEver Tire。

 

Ever Tire

 

側面が穴だらけで中は空洞。チューブは入っていなくてこの状態でこの形をキープするのでパンクもしないし空気入れも不要。

ゴムではなく特殊複合ポリマー樹脂で作られているとのことで、通常のタイヤに比べると多少重いそうなのですが、これまでのノーパンクタイヤに比べたら軽いでしょう。

中に泥やゴミが入ったらどうすんのかな~というのが心配?マッド向けではないってことですかね。

 

続いてNexo Tire。

Nexo Tire

 

こちらはこれまでのノーパンクタイヤと同じソリッドタイプですが、中身がゴムではなく複合高分子樹脂が詰められていてこれまでのノーパンクタイヤに比べて大幅に軽量化できたそうです。

これなら中にゴミが入ることもないし、見た目の個性はEver Tireに劣っても実用性や現実性などの面ではNexo Tireの方が上ですかね。

 

ロード向け以外にMTB用やミニベロ用が出たり、バイクにも使えるようなったりすると更に可能性が広がるような気がします。

オフロードバイク用タイヤでこんなの出たら最強だろうな~。

 

泉田アシスト

知事を退任した泉田さん(まだ泉田知事って言いそうになるw)が間もなく告示される柏崎市長選についてツイートしていました。

 

 

泉田さんが触れている公開質問状の回答を見ると、桜井氏がいかにお花畑かがよくわかります。無知で楽観なところはなんだかこの前の県知事選での森民夫氏に似ている気がしますね。

そして、このツイートに竹内えいこ氏はすぐに反応、桜井氏は沈黙です。この辺りも米山vs森の時と似てます。

泉田さんと竹内さんが直接のコンタクトを取ってるのかは知りません。でも、これは泉田さんなりの竹内さんへのアシストなのかなーって思います。

知事選の時も泉田さんの候補者への質問ツイートは両候補者の原発政策に対するスタンスを明確にしてくれましたしね。

知事在任中、泉田さんに頼りっぱなしだったのは反省すべしと言いながら、退任して私人となった泉田さんにまだ頼るのは怒られるかもしれないけど、こうした絶妙なアシストは歓迎したいところ。

あとは竹内さんが見事ゴールを決められるか。

柏崎市の皆さん、がんばってください。