22年

本日でD-Styleは22歳。

歳を重ねる毎に1年がとても早く感じるようになり、前なら「もう22年かぁ」だったのが何だか最近は30年も40年もやってるような気になってくるのは決してボケたわけではないと思いますが、創業当時はネット回線もISDNだったり、もちろんスマホなんてものはこの世に存在してなかった時代で、この22年での世の中の変わり様を比べると完全に時代が一つ違うなというのを実感するので、22年という数字を短く感じるのは私ら世代なら共感する方もいるかもしれません。

新型コロナウイルスも日本国内での感染確認からこの前で3年経ったんだそうです。この3年も過ぎてしまえばあっという間でしたが、まさか3年経っても終息してないなんて思わなかったし、それ以前に自分の生きてる21世紀に世界的なパンデミックが起こるなんてのも想像できなかったし、スペインかぜから100年経っても未知のウイルスから身を守る術を持てないというのは22年前と時代は大きく変わってるくせに、100年でもさほど進化できない面もあるのは不思議なものです。この3年でもワクチンや治療薬が開発されたり進歩してるところもあるのに、第〇波の度に感染者数が前回と比べ物にならないレベルで増えているのはウイルスの変異のせいもあるのでしょうけど、今ここでGoToやったら拡大するに決まってるじゃんってタイミングでやったり、予防にはマスクが効果的だってみんな知ってるのにもうマスクはいらないなんて言ってみたり、人間の学習能力は3年経っても低いままなのかなというのも不思議です。

そして、D-Styleが21年を迎えた1年前から一番大きく変わったのはロシア・ウクライナ。ロシアによる侵攻が始まったのが昨年の2月ですのでもうすぐ1年になります。当の両国も世界中もまさか1年も続くことになるとは思ってもみなかったでしょうが、よく言われる「戦争は始めるのは簡単だが終わらせるのは難しい」という言葉の通り、落としどころのないまま犠牲だけが増えていくのはニュースで被害の映像を見せられる度に悲しくなるし、停戦の兆しすら見えないのはとても気持ちが重くなります。

また、ロシア・ウクライナの影響で世界的に物資が高騰し、為替も大幅に動いて、コロナでダメージ受けた経済に追い打ちをかけるかのような混乱も招いています。遠い外国での戦争は実感が湧きにくいかもしれませんが、この1年の値上げラッシュには日々の生活でイヤでも実感せざるを得ません。当然これらは私の仕事にも大きく影響してますし、お客様の事業にも影響しています。コロナで相当厳しい状況になったところも多いのに、更にこの値上げラッシュは本当に深刻です。一時は150円を超えたドル円相場も最近は130円を割るほどに円高に回復してきてますが、一度値上げした商品が為替レートが戻ったから値段も戻す・・・とはなかなかならないでしょう。賃上げの声も大きいですが、この混乱でむしろ業績下がってる中小企業に賃上げする体力なんてあるわけありません。ウチは社員いませんけど、いたと仮定しても現状で必死なのにどこから給料捻出するんですかと不条理を感じています。

・・・・と、22年を迎えても何だか暗い話ばかりで前向きな話が出てきませんけど、むしろ今が底だと思えばあとは這い上がるだけなので、一人で身軽な分、思う存分やれることをやっていこうと思ってます。

 

スーパーカブ

昨年やってきたこのベースもどう料理してやろうとプランを練ってるところです。

 

そして息子も24歳、2度目の年男です。

兎年はウサギがピョンピョン跳ねる様から株価も跳ね上がるなんて年始によく聞かれましたが、よく考えたらウサギは跳ねてはいても前に進んでるだけで決して上に向かってるワケじゃないよなぁ(笑)なんて思ったのはさておき、こんな激動の時代に若い世代もなかなか大変でしょうけど、少なくともウサギのように前には進んでいただきたいと願う今日この頃です。