盛り上がらない市長選

10月14日に新潟市長選挙が告示されます。

現時点で立候補を表明しているのは、元新潟市北区長の飯野晋氏、元新潟市議会議員の小柳聡氏、元参議院議員の中原八一氏、元新潟市議会議員の吉田孝志氏の4人。

現職の篠田昭氏は立候補せず今期で退任するということで、16年ぶりの新人同士の争いとなる様相とのことですが、まぁハッキリ言って今回の市長選は盛り上がりに欠ける。

選挙の争点としては、市の財政立て直しやBRTなどありますが、篠田氏が出ないということで篠田市政の是非を問うものでもないし、篠田市政を踏襲すると言ってる候補もいないので、まったく新しい方針の元で誰を選ぶか、という形になると思います。が、正直どの候補もパッとしないと言うか(汗)絶対この人がいい!or絶対この人はイヤ!というわかりやすさがない。自民系は中原氏と吉田氏の2人が早い段階で立候補表明してましたが、最後まで一本化できずに票が割れることは確実。アンチ自民なら野党連合が推す小柳氏になるのでしょうけど、正直小柳氏については未知数な部分が多い。結局なんとなくぼんやりとしたイメージのまま、激しい戦いも起こらず、低い投票率で終わりそうな予感がします。

これで篠田氏が出るなら明確に「篠田No!」を突き付けて、これまでの愚政を追求できるところなのですが、出たら出たでなんとなく名前知ってるから~って理由で篠田氏に入れちゃう人もいるでしょうから、よくわからないまま5期目なんて最悪のパターンを逃れられただけでも良しとしなければいけないのでしょうか。

知名度だけで言えば中原氏と吉田氏が強い(というほどでもないのだが)でしょうから、あとは泉田さんがどっちの支援に回るのかで決まっちゃうかなぁ。

小柳氏ももっと野党共闘と連携して早めにアピールしないと~。