秋葉原通り魔事件

私なんぞのブログで軽々しく書けるようなことではないのですが・・・・・あまりにも悲しく、ショッキングな事件。
こういう無差別に人の命を奪う残忍な行為があまりにも多すぎます。

今更犯人を責めても失われた命は帰ってこない・・・・。
犯人が(形式上の)罪を償ったとしても遺族の悲しみが消えることはない・・・・。
遺族だけでなく、犯人の家族や友人だって同じ思いなはず。

何のためにこんな行為をするのか。

どんな事情があるにせよ、人を傷つけたり(心も体も)、人の命を奪ったりする権利はこの世の中に誰一人として持っていません。
まして被害に合われた方々は犯人と何の繋がりも無いまったくの無関係なのに。
ただそこにいただけなのに・・・・・・。

今日、友人からメールが来て、その友人もあの事件が起きた時に秋葉原にいたんだそうです。現場からは歩いて数分。友人がいたビルの前を犯人のトラックが通ったと言うのです。ちょうどお昼時で彼は別方面に向かっていたそうなのですが、一歩間違えれば事件に巻き込まれていたかもしれません。

その話を聞いて、背筋がゾッとしました。

彼とは公私共々仲良くさせてもらっており、彼の奥さんやお子さんのこともよく知っています。彼が多くの人たちに親しまれているのも知っています。その彼が「誰でもよかった」なんて理由で命を落としたとしたら・・・・。

身近な人がそういう危険にあったというだけでもショッキングですが、登下校中の子供の列にクルマが突っ込んだり、学校に刃物を持って押し入ったり、自分や自分の家族もいつ同様の事件に巻き込まれるかわからない今の世の中。今回の事件に限らず、世の人々は二度とそんな事件が起こらないように願っているのにまたも起きる惨劇。人の心は病んでいるのでしょうか。

事件に巻き込まれて亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。

殺人餃子

いやー怖いですねー、餃子。
中には「殺人餃子」とか「毒餃子」なんて過激な言い方もされてるよーですが、現時点で死者が出ていないのは不幸中の幸いでしょうか。

先日、百度の記事でも書きましたが、ただでさえ良くない最近の対中イメージがこれで更に下がっちゃったのではないでしょうか。

敏感なところでは餃子以外の中国産食品も撤去するスーパーもあるでしょうし、食品以外の製品も含めて不買運動に発展する可能性もあるでしょうし、ヘタすりゃ在日中国人・中国企業へのいわれなきバッシングまであるかもしれませんし、関係ない餃子や中華料理そのものに対するイメージまで悪くなるかもしれません。

悪いのはメタミドホスを入れたヤツなんですけどねぇ・・・・・。

今日、パッケージに穴が開けられていたなんてニュースも流れていましたが、この騒動はドコまで波紋を広げるでしょうか。

暫定税率

ガソリンに課せられている「暫定税率」の問題が毎日のようにニュースで取り上げられています。

一般世論(と民主党)は「暫定税率廃止」派が多いようで、私も自動車ユーザー一個人としてはガソリン価格が下がるのは大いに歓迎するところではありますが、廃止ウンヌンについては一概にYes・Noで言えないところです。

暫定税率が廃止されればガソリン価格は下がりますが、当然その分の税収は減ります。
じゃあ減った税収をどう確保するのか。
仮に消費税率を上げるとなったら暫定税率廃止に賛同していた国民も「それはちょっと待ってよ」となるハズです。

で、ここで問題となるのが税収のプラスマイナスではなく、

●そもそも収支自体が正しいのか
●税の使途は正しいのか

ということではないかと。

暫定税率を含めてガソリン等に課せられている揮発油税は道路の建設・維持・整備に使われる道路特定財源の一つですが、以前話題になった道路特定財源の一般財源化問題からもわかるように、道路特定財源が必ずしも不足しているかどうかは疑問です。

仮に暫定税率を廃止しても道路に関する収支が黒で収まるようであればこれは国によるボッタクリに他ならないので即廃止すべきだと思いますし、一般財源化なんてもっての外です。

しかし、実際には全国各地で老朽化した橋の改修問題や地方の道路未整備など、やらなければいけない事も多いので、暫定税率廃止によってその予算が不足するようであれば暫定税率維持もやむなしでしょう(じゃあ暫定なんて言い方はやめた方がいいですよね)。

ただ、これらの収支については限りなくブラックで、整備計画自体が綿密に練られたものなのか、誰かの利権のために使われていないのか(きっと使われてるんだろうなぁ)、地域による格差が生じていないのか、等々が国民には全然見えてないのが大きな問題なのではないかと思うのであります。

なので、暫定税率廃止を議論する前に税の使途や整備計画をオープンにし、足りないならいくら足りない、余ってるならいくら余ってるを国民に明示するのが先なのではないかと。

まぁ、道路に関する費用を自動車ユーザーだけが負担するのがどうなのかという議論もあるかと思いますが、税金にしろ年金にしろ正規の目的に正しく使われているのであれば、それ相応の負担を求めても国民の理解は得られるのではないかと思いますが、皆さんはどうでしょうか。

原油100ドル時代突入

新年早々飛び込んできたニュースといえばニューヨーク商業取引所の原油先物相場で1バレル=100ドルを付けた件。
去年の今頃は60ドル前後だったそうなので、たった1年で1.6倍にも値上がりしたことになります。

先日灯油を買いに行ったときもその値段にヨメさんと共にかなり引いたものでしたが、一説では120ドルとも150ドルとも言われていますので、灯油需要が低くなる春頃までにまだまだ値上がりするのかもしれません。

ガソリンだってスタンドの前を通る度に表示しているリッター単価がどんどん上がっちゃって、普段クルマに乗る頻度が低い私でも、40Lしか入らないOVALで以前じゃ考えられないくらいのガソリン価格はかなり痛いですしねぇ。

原油が枯渇する前に、庶民はガソリン買えなくなったりして?

諸悪の根源「サブプライム」は解決にまだまだ時間がかかりそうだし、その間に物価もどんどん上がっちゃうし、2008年の先行きがとっても暗く感じちゃいます。

とりあえずプリウスに買い替え~??

赤福

製造中止と聞くとなぜか食べたくなる赤福ですが、「白い恋人」とか「比内地鶏」とか「ミートホープ」とか「不二家」とか、まぁ次から次へと出てくるもんですねぇ。

そんなニュースが流れる度に食の安全がどーとか色々と騒がれますが、私自身はけっこー冷静に見てたりするんですね。

確か高校1年か2年くらいだったと思いますが、冬休みに某食品加工会社の工場でアルバイトをしたことがあります。
そこではおせち料理に使われる練り物食品を製造していて、当然年末は大忙しなワケで、学生やら主婦やらの臨時アルバイトを使うワケで、私もその中の一人だったワケで、製造ラインの単調仕事とか製品を倉庫に運んだりとかの誰にでも出来る簡単な仕事をしていたワケですが、そこで目にした光景は正に日付改ざんでありました。

食品なのでパッケージには製造年月日と賞味期限が記載されるのですが、出来上がった製品はいくつかに分けられて「これは○年1月2日製造」「これは3日製造」とかシールが貼られていくのです。
もちろんこの時点では年は明けていません。
もちろん全て同じ日に作られた製品です。
年末年始は製造が追いつかないためにこうした手段がとられているのです。

その会社は誰もが一度は聞いた事があるような練り物業界の一流メーカー。
そんな会社が堂々とこんなことしてるのです。
アルバイトをまとめている従業員の人たちには罪悪感のカケラも感じられません。
さも当然のようにアルバイトに指示を出しているのです。

本来ならそれを指摘するなり、チクるなりするべきなんでしょうが、当時高校生のアルバイトが何を言ってもムダなのもわかっていました。
そしてその時私は高校生ながら「所詮、こんなもんなのか」と思いました。

それ以来、食品の賞味期限なんて信用したことがありません。
食の安全なんて、とっくの昔に崩壊しちゃってるのです。

たぶん、同様の不祥事はこれからも出てくると思います。
その練り物メーカーも未だ表沙汰になってませんし、現状は知りませんが改ざんは続いてるような気がします。

食品に限らず、全てのビジネスはお客様の信頼の上に成り立っているもの。
お客様を裏切って対価を得るなんて行為は犯罪以外の何者でもありません。

もっとプライドを持って仕事をしてもらいたいものですな。