明日、27日の18~20時には「ピークカット15%大作戦」の第2回トライアルが行われます。
第1回は目標を上回る17%・約40万kWの節電。
しかし前回は作戦周知が十分でなかったようなので、まだまだ節電の余地はあるはず。
新潟県内のみなさん、ご協力お願いしまーす。
昨日行われた「ピークカット15%大作戦」の第1回トライアルの結果が発表され、約17%・約40万kwの削減が達成されたそうです。
⇒「ピークカット15%大作戦」第1回トライアルの結果約17%(約40万kw)の削減が達成されました
いやー、なかなかすごいんじゃないですか?
正直どんな結果が出るのかまったく予想つかなかったんですが、これで「やればできる」ということが証明されました。
あとは昨日の記事でも書いたようにこの節電が持続してできるかが課題。
トライアルのあとTwitterでみなさんのつぶやき見てたら意外とトライアルのこと知らなかったって言う人も多かったみたいなんで、これがもっと周知されて普段から節電の意識が高まれば・・・・毎日も不可能じゃないかも?
この動き、全国に広まるといいなぁ。
新潟県では本日17~19時にピークカット15%大作戦の第1回トライアルが実施されました。
夕方17時が近づくにつれてTwitter上でも「もうすぐ始まるよ!」とか「今日は定時退社です!」とかのつぶやきが多く見られ、たくさんの新潟県民が積極的に協力しようという気持ちが伝わってきましたね。みなさんの会社やご家庭ではいかがでしたでしょうか。ウチは元々節約体質なのであまりカットできる部分がないのですが、せめて今日ぐらいはということで17時(をちょっと過ぎちゃったけど)で業務を終了させていただき、微力ながらも貢献できたのではないかと思います。今日の結果は明日には県から発表があるみたいなのでどれくらい効果があったのか興味深いですね。
ただ、重要なのはこの節電が「持続して」可能かどうかということ。いくら今回のトライアルで良い結果が得られても本番の夏にそれを毎日続けられなければあまり意味はありません。今日みたいな春の暖かい日はそれほど意識しなくても照明や暖房の電力は抑えられていたはずですしね。しかし逆に言えば持続可能な節電方法ができれば今回のような非常事態じゃなくても電力需要は抑えられるわけで、原発止めても電力まかなえる可能性があるということです。トライアルの結果を踏まえて各事業所や家庭でも持続可能な節電を考えるといいですね。
ピークカット15%大作戦、第2回トライアルは4月27日(水)の18~20時に実施されます。
昨日はヨメさんの実家ですじまき(苗の種まき)のお手伝いをしてきました。
すじまき自体はベルトコンベアーによるオートメーションの流れ作業で、「へぎ」と呼ばれるトレーに土が敷き詰められ、その上にすじ(種)が捲かれ、シャワーのように水が注がれ、その上にまた土を被せていくという流れのエンドレス。装置はどちらかと言えば原始的でシンプルなものですが、無駄なくしかし完璧に行われるその動きはずっと見ていても飽きることなく私はけっこー好きだったりします。私が手伝うことと言えばせいぜい出来上がったへぎをトラックに積むくらいでたいしてやることはなく、メインはその後の何百個ものへぎをハウスに運ぶ作業。これが普段デスクワークの万年運動不足な私にとってはかなりの重労働で翌日の筋肉痛のもととなるのですが、ハウスの中で適度に体を動かしているとポカポカ暖かくて気持ちいいくらいで、これも案外キライじゃありません。
そんな昨年と何ら変わらない親戚一同集まってすじまきをする光景。
みんなの顔もいつもと同じ。
しかし、被災地ではすじまきどころか田畑をガレキで埋められていつ農業ができるのかの目処すら立たないところがたくさんあります。地震や津波の被害を受けなくても放射能の影響で出荷制限を受けていたりこの先農業ができるのかどうかもわからないところがたくさんあります。
目の前のいつもの光景と報道で知る被災地の光景。
どちらも現実なのにそのあまりにも大きいギャップが現実を非現実的に思わせます。
もちろん新潟が何の問題もなく農業が営めるということではないでしょう。
誰も口にしなかったし私もあえて聞きませんでしたが、農家のみなさんが放射能の影響を心配していないはずはありません。
いつかこの不安と恐怖が消える日がくるのでしょうか・・・・。