平成から令和へ

昨日で平成が幕を閉じ、今日から令和となりました。

元号が変わったからと言って私らの生活に大きな変化があるわけでもなく、例年と変わらないGWを過ごしていますが、世の中の改元フィーバーに押されてる感じは少なからずあります。

上皇陛下が退位のお気持ちを表明してから退位に至るまでの度々のお言葉、そして今日の天皇陛下の初めてのお言葉の中でも際立つのは「平和」というキーワード。平成は近代日本で初めて戦争のなかった時代とも言われ、令和も戦争のない平和な時代であってほしいという国民の声が多く聞かれますが、一方で諸外国では戦争・紛争・テロ等が後を絶たず、海外からの日本への感情、自衛隊の海外派遣など、確かに日本は第二次世界大戦以降戦争をしませんでしたが、世界規模で見れば平和な時代であったとは言い難く、いつ日本がその戦火に巻き込まれるかという懸念も皆無とは言えません。

国防や外交の話を抜きにして平和を訴えるのはある意味お花畑かもしれませんが、上皇陛下がこれまで絶えず伝え願ってきた平和への想いは我々日本国民のみならず、世界中の人々の共通の想いであるはず。

平成と令和、それぞれから一字取ると「平和」という言葉になります。

 

平成から令和へ、日本だけでなく世界中へ平和への想いが引き継がれる時代であってほしいと強く願います。