三条市・柏崎市で瓦礫焼却始まる

今日、2月12日より三条市と柏崎市で震災瓦礫の焼却が始まってしまいました。

三条ではコンテナ搬入時に反対市民40人ほどが抗議したそうです。

たった40人。

私は三条市民じゃないけれど、情けなくて悔しくてやりきれない思いですよ。

ホントにそれでいいの?

何かあっても文句言わないの?

あとで後悔したって遅いんだよ?

三条市の現在の人口が103300人。

このうちたった1%でも1000人以上になる。

40人じゃ弱くても、1000人も集まれば市だって無視できなくなるのに。

たった1%ですら動かないの?

 

この件でNoと言わないことは国定市長の愚行に賛同したとみなされます。

オレは賛成だなんて言ったことないぞ!と言ってもムダです。

いつも5市長は言ってるじゃないですか。「大方の理解は得られた」って。

新潟市であれだけ反対運動しててもコレなんですから、彼らには明確にNoと言わない声なき声は全てYesに解釈されます。

ホントにそれでいいの?

 

山本節子さんもこの瓦礫焼却がいかに間違っているのかブログで綴っています。

三条市長のがれき焼却「任務」 | WONDERFUL WORLD

 

「困った時はお互い様」の精神はごもっともです。

でも、単なるお人好しでは泣きを見るだけ。

これは「絆」じゃありません。狂気です。

 

最近は中国の大気汚染でテレビでもPM2.5への注意喚起をしていて、そのおかげで西日本ではマスクをする人が増えているようです。

今日も北朝鮮が核実験を強行しちゃって、モニタリングの数値や今後の報道に注意してくださいなんて言ってます。

が、そんなの見てても「今さら何言ってんの?」と思います。

2年近くも前から放射性物質はダダ漏れだし、その上自ら汚染瓦礫を燃やして大気に拡散させて、汚染された食品を「食べて応援」とか言っちゃうこの国の方が中国や北朝鮮より狂ってる。

 

中国・北朝鮮をとんでもないと言う前に、瓦礫焼却にNoと言わない自分たちもとんでもないと思いませんか?

 

はぁ。

 

【拡散】山本節子さん講演会in栃尾文化センター

講師:山本節子氏

日時:2月19日(火) 午後7時~9時

場所:栃尾文化センター 3階大会議室(新潟県長岡市中央公園1番36号)

参加費:500円


以上、ゆきん子さんのブログから転載。
チラシのPDFもゆきん子さんのブログからダウンロードできます。

 

山本節子さんの講演は私も昨年聞かせていただきました。(⇒第5回市民主催説明会

それまでPM2.5なんて言葉全然知らなかった私にとって山本節子さんのお話は正に目から鱗。

放射性物質を含む震災瓦礫を燃やすことが、いや、ゴミ焼却そのものもどれだけ危険なのか、それまでも瓦礫焼却に懸念を持ってはいたのに、それすらまだ認識が甘かったのだと痛感させられました。

今回、栃尾で山本節子さんの講演が開かれるとのことで、長岡市民はもちろん、三条市民・柏崎市民もぜひご自身の耳で、テレビや新聞では一切触れられない恐ろしい現実を聞いてほしいです。

聞けば瓦礫焼却に反対してる人たちがなぜあんなに必死になって反対してるのか、これから三条・長岡・柏崎で何が行われようとしているのか、よくわかるはず。

 

一番聞いて欲しいのはおバカな新潟5市長ですけどねっ!

 

すぐ感情的になる国定市長と違い、山本さんは冷静な語り口で客観的事実に基づきわかりやすく解説してくれますよ。

 

三条市は瓦礫焼却を中止せよ

今日はサイトリニューアルをされるお客様との打ち合わせのため、三条市に行ってきました。

お客様の会社の近くまで来ると見えてくるのが福島新田の三条市清掃センター。お客様の会社からすぐ近くで打ち合わせ中のお部屋からもその姿が見えました。

写真を撮った帰りには煙突から何も見えませんでしたが、行く時はモクモクと白い煙が北方向へ・・・・。

三条市は来週2月12日からここ、三条市清掃センターで大槌町の震災瓦礫を焼却します。

セシウムなどのほか、微量とはいえプルトニウム・ストロンチウムも含まれていることが「わかっている」瓦礫を燃やした煤煙が来週にはあの煙突から出ていくわけです。

焼却によってPM2.5化した放射性物質はもちろんバグフィルターをすり抜けます。

三条市の割り当ては256トン中145トン。1日当り6.5トンを一般ゴミと混焼します。

新潟5市の受け入れ基準は100ベクレル/kg以下。市の測定では10ベクレル/kg程度らしいのですが、仮に10ベクレル/kgだとしても、毎日65000ベクレル、全部燃やして145万ベクレルが焼却灰と煤煙になります。

焼却灰と煤煙のどちらにどのくらい放射性物質が含まれるのかは正に運まかせ。

しかし、焼却しても放射性物質がなくなることはありません。

煙と一緒に三条市周辺の土壌を汚染するか、焼却灰に濃縮して埋立地から汚染を広げるか、いずれかです。

やがて田畑や河川にも汚染は広がるでしょう。
煤煙なら市民の体内に取り込まれる可能性も当然あります。
たった数粒で死に至ると言われる猛毒のプルトニウムも含まれているというのに!!

 

実際、145万ベクレルでどれほどの影響が出るのかはわかりません。
もしかしたら心配するほどの影響はないかもしれない。
当初の5市で6300トンに比べりゃ256トンに減っただけでもラッキーという想いも無くはないです。

でも、何か起きてからでは遅いのです。

 

昨日、中国からのPM2.5飛来の件で石原伸晃環境相は「健康被害が出る前に、しっかりとした対策を取っていく」と発言しました。発言の主が石原環境相という点については「お前が言うか」ですが、それは置いといて、本来は放射性物質についてもこのような対応が求められるはずです。

しかし、新潟5市長はそれと逆行。正しい見識を持つ泉田知事の助言も完全スルー。

中国のPM2.5も震災瓦礫に含まれる放射性物質・有害物質も危険なのは同じなのに。

国定市長は三条市民に対して「健康被害が出る前に、しっかりとした対策を取っていく」気なんて無いのです。

 

三条市民は7.13水害の件もあって、被災地への支援に協力したいという想いが強いでしょう。

しかし、本来被災地に直接使われるべき復興費用が被災地外に落ちる広域処理は復興費用の横取りでしかありません。数億もの費用を受け取ってたった145トン処理するより、その予算をもっと被災地に役立つ目的に使ってもらうべきなのです。まして、広域処理地に放射能による汚染をさせてまでやることではない。瓦礫は燃やさず、被災地で要望されている防潮堤建設に活用すれば被災地でもそれ以外でも放射性物質がPM2.5となって大気中に拡散されることはありません。

取り返しのつかない事態になる前に三条市民は瓦礫焼却に抗議するべきです。三条市だけじゃない。燕市・加茂市・見附市など、周辺の住民も三条市に抗議するべき。遠く中国からPM2.5が飛んでくるのに放射性物質が三条市内だけで留まるなんて、そんなわけないでしょう。

新潟市で試験焼却を止めた時も、地元の、特に焼却場周辺自治会が動かないと事態は変わりませんでした。そのために多くの市民がプライベートの時間を削って必死に行動したんです。

三条市民でない私が言っても仕方がないことかもしれませんが、とにかく地元住民が自らアクションを起こさないと変わらないんです。

焼却開始の12日まであと数日あります。
今ならまだ間に合うかもしれない。

絶対に三条市・長岡市・柏崎市の市民は瓦礫焼却を止めてください。

 

あと・・・・・

国定市長と、市長の愚行に加担する三条市職員・清掃センター職員へは、最大限の表現で非難します。

 

PM2.5

市民から大阪市長への訴えに対する返答。

 

 

中国からのPM2.5はタイミング良く利用されたものです。

橋下市長は最後まで瓦礫焼却による健康被害は認めないでしょう。

単にPM2.5というだけでは彼の言うとおり中国由来でないと否定はできない。

証明する方法はただ一つ。

大気や土壌の放射性物質を測定すること。

中国の大気汚染には放射性物質は含まれていないはず。

焼却開始前後で環境中の放射性物質の量に変化があれば発生源が中国だけでなく瓦礫焼却によるものだと証明できる。

それとも橋下市長は放射性物質も中国由来だとか言うのだろうか。

それ以前に、試験焼却でPM2.5の量に変化があったのは日本中に知れ渡ってるのだが・・・・。

 

▲2012年11月28日 09:00(試験焼却前日)

 

▲2012年11月29日 18:00(試験焼却開始から9時間後)

 

▲2012年11月30日 19:00(試験焼却終了7時間後)

 

中国からのPM2.5についてはここ数日テレビのニュースやワイドショーでも取り上げられているようで、たまたま見た昨夜のNEWS23Xでもキャスターが「N95マスクを」なんて警戒を呼び掛けておりました。

しかし、そのキャスターのいるテレビ局のすぐ近くでも瓦礫焼却によるPM2.5拡散が1年以上も前から続いていることをどこかのテレビ局は一度でも報じたのだろうか。

アンタこそN95マスクをしろ!

 

メディアも橋下市長も腐りきってます。

 

大阪で瓦礫焼却開始

2月になりました。

あれだけ市民からの猛反対があったにもかかわらず、残念ながら今日から大阪で震災瓦礫の本焼却が始まってしまいました。

大阪が昨年11月29日から行われた試験焼却で100トンの瓦礫を燃やした際にそらまめ君でのPM2.5の値がみるみる上昇したのはこのブログでも以前書きました。

大阪試験焼却時のPM2.5濃度推移

今度はこれが毎日続きます。

震災瓦礫に含まれるヒ素・六価クロム・ダイオキシン、そして放射性物質など、警報レベルで放出され続けるのです。

放射性物質にはセシウムだけでなく、プルトニウムやストロンチウムが含まれていることもわかっています。

それらの安全性なんて何一つ証明も検証もされていないのに、深く考えもせず環境省に言われるがままに「安全だ」として関西全域に自ら汚染を広げるだなんて、橋下市長は完全に狂ってます。

基準値以下だから心配ない?

キロ当りの基準値を満たしてても、それを3万6000トンも燃やせばどれだけ影響出るかすぐわかるでしょう。

自分の家族も住んでる町で子供に将来影響及ぼすかもしれないのに。

東北の瓦礫総量は減ってわざわざ高い輸送費かけて遠くで燃やす必要ないのに。

 

橋下徹はクソ!

 

タイミングの悪いことに、中国の大気汚染によるPM2.5の日本到達が騒がれています。

そのおかげでここ数日そらまめ君にトラフィックが集中して全然見れないんですが、Twitterで拡散されていた2月1日、13時時点での中国・四国地方のPM2.5の状況がこちら。

見事に真っ赤。

中国からのPM2.5は東日本にも到達するほど広範囲なので、橋下市長にとっては瓦礫焼却をカモフラージュするのに好都合でしょう。

自ら汚染を広げるより、こういうのに注意喚起する方が市長の仕事としては優先だろっ!

結局、橋下市長は何か起きても責任なんて取りません。

何かあっても「環境省が言ったから」「中国の大気汚染のせいだ」とかぬかすんでしょう。

 

こんな市長、とっととやめちまえ!!

 

新潟に住んでりゃ大阪は関係ないでしょってわけにはいかんのですよ。

被災地だろうが広域だろうが瓦礫焼却はやるべきではない。

本来なら極力拡散を防がなきゃいけないのに、自分でバラまくなんて狂気以外の何物でもない。

大阪だけの問題じゃない。

西日本の環境や食の安全にも関わってくる問題です。

ネズミのテーマパークに行けなくなって昨年USJに行きましたが、瓦礫を燃やしてる舞洲工場はUSJのすぐ近く。もうUSJにすら行けなくなってしまいます。

さらにこの春には息子が修学旅行。行き先は京都・大阪です。楽しそうに修学旅行の話をする息子が、行った先でPM2.5を吸うのかと考えると気が気じゃない。

そういうのが風評被害を招く?

明らかに放射性物質が拡散してる環境に喜んで子供を送り出す親なんていないでしょう。

これは風評ではなく実害です。

汚染拡大の号令を発してるのは橋下市長なんですから、文句があるなら橋下市長に言ってください。

 

未だに瓦礫焼却でもらえる金に執着する新潟5市長も同じ。

クソみたいな首長が市民の生活を脅かしている。

 

市民を守らない市長なんてみんなやめちまえ!

 

市民のみなさんは中国からのPM2.5を含め、現状でできうる防御はできるだけしてください。

自ら子供に被曝を強いる親は橋下や新潟5市長と同レベルです。