一週間

あの日から一週間が経ちました。

地震直後から繰り返し流れる津波の映像。
考えられないスピードで数字が増えていく亡くなった方々の人数。
緊迫した状態の福島原発と不安を増長させる政府の会見、専門家の解説・・・・。

それらを見ているととても切なく、苦しく、そして怖い。

見なければいいものを、USTREAMでNHKが見れるものだから情報欲しさにテレビのない事務所でもつい見てしまい、その映像で気持ちが下がる。

一方でFMから聴こえてくる子供向けの元気の出そうな曲や被災者に向けた応援メッセージ、そして被災者からも「負けない」「がんばる」と強いメッセージに励まされる。

そして私は家族も全員無事で家も食事も布団もある。

予定されていた計画停電も見送られ、目の前の仕事をこなす地震前と変わらない日常。

テレビの向こうの非現実的な現実と目の前の現実のギャップに被災もしていない40のおっさんが一人でオロオロと浮き沈みしている、そんな一週間でした。

でも、こんなことではいけない。
もっとつらく苦しい思いをしている被災者が何万人もいる。
必死で救助や支援をしている人たちがいる。
命をかけて原発を守ってる人たちがいる。

一般市民である私たちにはたいしたことはできないかもしれない。
しかし、できることはできるだけやる。
そして一生懸命に生きる。

被災された方々の今、そして未来のためにも。

2件のコメント

  1. 出来ること
    ほんの些細なことでも出来ること、あるみたいっす。

    昨日、今日と俺の周りが少しずつ動いてきてるので、俺も出来る範囲で便乗しようと思ってます。

  2. そうですね。
    些細なことでもみんなで力を合わせれば大きな協力ができると思います。
    今日から新潟市でも支援物資の受け付けが始まるので毛布を持って行きます。

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