汚れた東京五輪

やっとエンブレムが決まったと思ったら今度は金絡みの問題が噴出。

東京五輪招致をめぐって国際陸連前会長の息子に関係するシンガポールの会社に2億円以上が送金されてたと。

JOC竹田会長は「コンサルタント料」と説明してるそうですが、まぁ普通に考えて賄賂ですよね。

誰もコンサル料で納得はしないでしょう。

 

元々東京五輪には否定的な私ですけど、東日本大震災の復興もまだまだだし、福島第一原発の収束なんて目処すら立たないし、ここにきて熊本・大分での大地震が起きて、それ以外にも様々な問題を抱えている日本がここまでしてオリンピックをやる意味があるのかどうかとあらためて疑問に思います。

お金の使い方がおかしいよ。

まぁ、そのお金に貪りつく人がいるからこそここまで必死なんだろうけど。

スポーツってもっと純粋で美しいもののはずなのに、すっかりダーティなイベントになってしまいました。リオでもいろいろ問題あるみたいだし、そろそろオリンピック自体がオワコンなのかもしれません。

一番かわいそうなのは必死で表彰台のてっぺんを目指してがんばってる選手たち。

オリンピックに関わる人たちは彼らに恥ずかしくない行動をしてもらいたいものです。

 

給食のタケノコご飯から基準超のセシウム

昨日、給食のタケノコご飯から基準を超えるセシウムが検出されたというニュースがありました。

宇都宮市によると、5月10日の給食で児童が食べたタケノコご飯を簡易検査したところ基準超が疑われたために精密測定したところ最高で234ベクレル/kgを検出したとのこと。

宇都宮市立小学校では月に1回、出荷制限区域がある17都県の農産物について、給食のサンプリング検査を行っているそうです。

 

・・・・・これ、どうですか。

率直な私の印象は「氷山の一角だろうな」と。

月に1度のサンプリング検査でもしてないよりはマシだとは思います。しかし充分とは言えない。他の日の給食がセーフだという保障はどこにもありません。知らずに子どもたちの口に入っているものも多いんじゃないでしょうか。実際、今回のタケノコご飯も検査したのは子どもたちが食べた後です。

そもそも100ベクレル/kgという基準も果たして妥当なのか。これを安全と思うか危険と思うかは人によって受け止めは違うでしょうから、自分で判断し、自己責任において食べるか食べないかを選択してる方に原発事故から5年も経って今さらどうのこうのと言う事はありません。気にしようが気にしまいがこの先の将来において何の健康被害も起きなければそれがもちろん一番ベストなわけですし、万が一それに起因する健康被害が起きても自分の選んだ道ですから誰かを責めることもないでしょう。

しかし、子どもに対してはどうか。

大人の判断で与えた食事によって子どもに健康被害が起きた時、いったい誰がどう責任を取るのか。

 

給食で使われたタケノコを採った男性は出荷制限区域で採ったことを認め、「制限区域とは知らなかった」と述べているそうです。知らなかったのが事実かどうかはわかりませんけど、知らなかったら許されるのですか。自分で食べる分には自己責任ですから知ってても知らなくても問題ないでしょうが、安全(少なくとも基準値以下)だと思って食べた子どもにとっては知らなかったでは済まないでしょう。

こういったことが原発事故から5年も経ったのに(5年も経ったからこそとも言えるが)まだ横行してるわけです。産地偽装や混ぜて薄めて出荷なんて話はもう何度聞いたことか。

学校が意見を求めた専門家はお約束通りに「ただちに健康に影響を及ぼす数値ではない」と回答したそうですが、234ベクレル/kgのタケコノご飯を一度に1kgも食べないし、一度くらい1kg食べたとしてもそりゃただちには影響出ないでしょうよ。でも食事は毎日するものだし、一日三食で1ベクレルだったとしても5年も続ければ1825ベクレルにもなるわけで、100ベクレルなら182500ベクレルですよ。そのうちどれだけが体外に排出され、どれだけが残留するのか。

 

大人はいいです。自己責任ですから。

でも少なくとも子どもには1ベクレルたりとも与えないってくらいの気持ちを持てないものですかね。親も先生も生産者も。

 

東京五輪 新エンブレム

モメにモメた東京オリンピック・パラリンピックの新しいエンブレムが決まりましたね。

個人的には4案出された候補の中では一番ないかなーと思ってたのに決まって、なんだかなぁという感じがします。

いや、デザインとしてはよく考えられてて素晴らしいとは思うのですよ。

ただ、スポーツの祭典のエンブレムとしてはあまりにも地味かな、と。

せめて暖色系で下から上へグラデーションのように色を変えていくとか、形はあのままでももっと明るく躍動感を出すこともできたような気がするんですけどね。

世間でも同じような意見の方は多いようで、ネットではさっそく「新国立葬儀場」なんて揶揄されてたりします。

 

新国立葬儀場

 

・・・・うん、確かに葬儀場っぽいわ(笑)

少なくともスポーツ会場には見えないですね。

 

それよりも・・・・、

東日本大震災の復興もまだまだの中で五輪関係で人や資材が東京に流れてしまっているという声は前から聞いてるし、その状況で今度は九州で大地震が起きて多くの家が倒壊しちゃってるのに、オリンピックなんてやってる場合なの?と強く思います。

そんな時だからこそ、という声もあるかもしれませんが、オリンピックが成功してもメダルいっぱい獲得しても被災地で家が建つわけじゃありません。

これで予定通り消費税も増税されたら家の再建なんて更に遠のいちゃうし、なんだか優先順序がおかしいんじゃない?

東京が活気付いて経済が回れば地方はどうなってもいいんでしょうかね・・・・・。

 

広がる震源域

熊本・大分で発生した地震、まだまだ余震が続いています。

そんな状況の中で気になるのが震源域の拡大。

気象庁は震源域が熊本から南西に広がっているとの推測をしてるようですし、気象庁は触れてはいないようですが17日には大分と愛媛の間、瀬戸内海の伊予灘で小規模ながらM3.8の地震が起きており、震源が北東方向に拡大してるようにも感じます。

伊予灘

 

1596年に発生した慶長地震では中央構造線に沿って数日の間に関西まで大きな揺れに見舞われました。

003

 

過去に起こったからと言って同じパターンを繰り返すとは限りませんが、なんだかとてもイヤな予感がします。

中央構造線上には川内原発と伊方原発もありますし・・・・。

もちろんこの予感が気にしすぎで終わってくれればそれが一番ですけど、万が一の備えはしておいた方がいいかもしれません。

備えは今に限らず常にするのがベターですけどね・・・・。

 

ニュースを見てると被災地にはなかなか支援が十分に届いていないようです。

避難が長期化するのは確実でしょうから、速やかに被災者への安定した支援を進めていただきたい。

なのに、国会ではTPPの審議とか、物資の輸送にオスプレイを使うとか、なんだか支援のスピード感よりも違うことが優先されてるようでイライラします。

今、一番やらなければならないことは何なのか。

5年経ってもまだ仮設暮らしの人がいる東日本大震災のようなことではダメでしょう。

あの震災から学んだことが、民間では活きてる一方で政府はまったく活かしてないように感じます。

輸送量も劣り、着陸にも制限があるオスプレイの既成事実を作るより、普通にヘリをフル活用した方がどれほど多くの人が助かることか。

 

仮に政治的戦略だったとしても、被災者最優先で対応に取り組んだ方が支持率アップにつながるんじゃないですか?

 

続く九州の地震

一昨日の地震がまさか今日の前震だったなんて誰が想像したでしょう。

今日1時25分頃に起きた地震は阪神淡路大震災に匹敵するM7.3を記録。

一昨日から続く地震でダメージを受けていながらも持ちこたえていた家屋もたくさん倒壊してしまい、土砂崩れや道路の寸断、橋の崩落など、被害が更に拡大しています。

さらに今夜から九州地方は強い雨の予報が出ており、更なる被害拡大も心配です。

 

地震

 

今回の地震は中央構造線と呼ばれるラインに沿って起きており、熊本だけでなく隣の大分まで震源域が拡大していることもあり、今後新たな場所で大きな地震が起こることも懸念されています。

中央構造線に沿った西には川内原発、大分の先の東には四国西端の伊方原発があり、伊方原発は現在停止中ですが燃料はあるので、もし震源が本当に東に進んでいったらトラブルを起こす危険性があります。一昨日の地震でも異常ナシと通常運転を続けている川内原発は今日になっても運転を継続しており、一昨日の段階でまったく想定できなかった今日の大きな地震が起きてもなお停止しないというのはもはや危機管理意識に欠けると言わざるを得ません。

新幹線も使えない、高速道路も使えない、各地で孤立する集落も続出、地震だけでもこんな状況なのに、ここに原発事故が起きたらどう避難すると言うのでしょう。避難ももちろんですが事故対応すら困難であることは容易に想像できること。

今は地震で困っている人たちの救援・支援に全力を注ぎ、わずかなリスクでも極力避けるべきではないでしょうか。

こんな時ですら原発を止められない無能な政府こそ止めなければいけないのかもしれません。