まだまだ出てくる

横浜でストロンチウム90が検出されたそうだが(⇒ 横浜でストロンチウム検出 100キロ圏外では初|asahi.com)事故が起きてから御用学者がデタラメ言ってるウラでマトモな学者やフリージャーナリストはヨウ素やセシウムだけじゃないと警告を発していたし、セシウムが飛んでくるなら他の核種も飛んできてる可能性が高いと考えるのが普通であって、「重いから飛ばない」と御用学者が必死で言ってたプルトニウムも測れば出てくる可能性はある。今まであまり表に出てこなかったのは主な計測器のほとんどがγ線しか測れず、β線を発するストロンチウム、α線を発するプルトニウムの計測自体ができなかっただけのこと。今頃急に横浜へピンポイントでストロンチウムが降り注いだわけではない。

 

世田谷区では歩道のとある個所で2.7μSv/hという高い線量が計測されたが(⇒ 東京・世田谷で高い放射線量=毎時2.7マイクロシーベルト、区が除染検討|時事通信)、こちらの2.7μSv/hという数値は除染後のもので、除染前は4.699μSv/hもあったそうだ。約4.7μSv/hというのは福島で児童に押し付けられた年間20mSv、3.8μSv/hよりも格段に高い数値である。

 

その他にもテレビや新聞で報じないものも含めると毎日毎日恐ろしい話がすごい勢いで出てきます。

 

まぁ、こんな話を聞いても平和ボケしている方は相変わらず何も感じないんでしょうね。

 

危機感持ってる方は最大限の防御・情報収集に努めてください。

数年後、泣かないために。

彼岸花のミステリー

昨日、庭に花が咲いていると妻が言った。

見るとガレージ入口のすぐ横に赤い花が一輪のみ咲いている。

「これ、昨日パパが言ってた彼岸花だよね?」

私は花には詳しくないが、その姿からして彼岸花に間違いないだろう。

そう、確かに私はその前日に妻に彼岸花の話をした。

 

なぜ彼岸花の話をしたかの前にまずは彼岸花について。
先ほど申したように私は花に詳しくないので以下にwikipediaを引用する。

 

ヒガンバナ

全草有毒な多年生の球根性植物。散形花序で6枚の花弁が放射状につく。

道端などに群生し、9月中旬に赤い花をつけるが、稀に白いものもある。その姿は独特で、夏の終わりから秋の初めにかけて、高さ30 – 50cmの枝も葉も節もない花茎が地上に突出し、その先端に包に包まれた花序が一つだけ付く。包が破れると5 – 7個前後の花が顔を出す。花は短い柄があって横を向いて開き、全体としてはすべての花が輪生状に外向きに並ぶ。花弁は長さ40mm、幅約5mmと細長く、大きく反り返る。

開花終了の後、晩秋に長さ30 – 50cmの線形の細い葉をロゼット状に出す。葉は深緑でつやがある。葉は冬中は姿が見られるが、翌春になると葉は枯れてしまい、秋が近づくまで地表には何も生えてこない。つまり開花期には葉がなく、葉があるときは花がない。
wikipediaより引用)

リンク先に写真があるので知らなくても「あ、この花見たことあるかも」という方いらっしゃるでしょう。

 

で、なぜ妻に彼岸花の話をしたかと言えば、ちょっと前にtwitterで話題になっていた「今年は白い彼岸花が多く見られる」ということ。
wikiにも書かれているように、白い彼岸花は稀ではあっても咲くのは別に不思議なことではない。
ただ、赤い彼岸花は次の年も赤い花を咲かせ、年ごとに白になったり赤になったりするわけではないらしい。
彼岸花は球根性植物なので他の野花のように種が飛んで生えるということはなく、赤の彼岸花の球根を根こそぎ掘り返して白の球根に植え替えない限りは毎年同じ色が咲くはずである。
それが今年は各地で去年は赤く咲いていたのに今年に限って白く咲く彼岸花が多数目撃されているのだそう。

去年と今年で大きく異なるもの・・・・・・そう、放射能。

現段階で色が変わった原因が放射能の影響だと確定しているわけではなく、あくまでも推測に過ぎないのだが、放射能が彼岸花の遺伝子に何らかの影響を及ぼし、本来赤く咲くはずの遺伝子情報を白に変えたというのは100%ありえないとも断言できない。
多くの方が危惧しています。

 

そして我が家の庭に咲いた一輪の彼岸花。

色は赤。

なら一安心・・・・・とも言えないんですね。

なんせ、私も妻も彼岸花の球根なんて植えてないんですから。

 

・・・・・この花、どこから来たんでしょう?(汗)

 

来年、白く咲いたらもっと怖い。

 

あなたの周りに咲いている彼岸花は何色でしょうか・・・・・?

上関町と牧之原市

福島第一原発事故を受けて原発の是非について議論が高まる中、中国電力上関原発の建設が予定されている山口県上関町の町長選が9/25に行われました。

上関原発計画が持ち上がった1982年以降ずっと推進派が当選していたわけですが、さすがに福島第一原発事故の後で東日本の現状を見ていないはずはないでしょうから、今回こそは反対派が当選するだろうと期待を込めて思っていたのですが・・・・・結果はまたしても推進派が当選。投票率は過去最低の87.55%。得票数は推進派の柏原重海氏が1868票、反対派の山戸貞夫氏が905票。

この結果・・・・・うーん。

いや、これが上関町の民意ということなんですから結果は結果として受け止めますが、結局のところ推進派の柏原氏が発した「(原発関連の)交付金に代わる財源はない」という言葉が全てを物語っているということでしょうか。

その一方、中部電力浜岡原発の10キロ圏内にある静岡県牧之原市議会は「東海地震の(想定)震源域真上に立地しており、確実な安全、安心が将来にわたって担保されない限り、永久停止すべきだ」とする決議を賛成多数で可決。

これがまともな判断だと私は思うのですが、上関町長選の結果とあまりにも対照的。

非常に乱暴な言い方ですが、つまるところ「命か金か」ということ?
命と金を天秤にかけて、牧之原市は命を優先し、上関町は金を優先した、そういうこと?

お金がナンボあっても命をなくしちゃったらどうにもならないと思うんですけどねぇ・・・・。

偏ってる

さる9月19日に明治公園で大規模な脱原発集会が行われました。
主催者発表によれば6万人もの人々が集まったそう。
さすがにこれだけ大規模な集会はメディアも無視できなかったようで、夕方のニュースや翌日の朝刊、ネットのニュース等でも報道されていました。

ただ、それらを見てると妙な違和感。

集まったのは2万7000人程という警察発表もあったことで、媒体によって6万人と言ってみたり2.7万人と言ってみたり、両方を併記したり、また扱う大きさもまちまちで、どこか偏向的な、ハッキリ言ってしまえば6万人規模の集会をできるだけ過少に報道しようとしていると感じたのは私だけではないはず。いや、そんな風に感じない人の方が多いのか?

結局、本来は正しい情報を伝えるべきメディアが原発利権に牛耳られていることを証明したようなものでしょうか。
鉢呂氏が辞任に追い込まれたのも同じ構図ですね。

何を信じるかは個々の判断になるわけですが、現状は「知らないヤツがバカを見る」世の中だということも忘れてはいけません。

タバコと放射能

どこぞの大臣がタバコを700円まで上げろと言ってみれば、いやいや700円じゃ甘いから1000円にしろとか、相変わらず好き勝手言われ放題で、そんなに体に悪いからやめろって言うならいっそのこと法律で禁止しちゃえばいいのに、それをしないのは喫煙者の反発よりもタバコ産業の保護とか税収確保とか、結局喫煙者のことなんてまるで考えてないんじゃね?と思う今日この頃です。

そこへ、今度はタバコからの放射能の影響が懸念され始めています。

2011年 国産葉たばこに関する放射性物質の検査について|JT

上のJTの発表によれば、茨城県・栃木県・千葉県・静岡県産の葉タバコは社内暫定基準値(放射性セシウム:500Bq/kg、放射性ヨウ素:2,000Bq/kg)を超えなかったとのことですが、これまた「暫定」しかも「社内暫定」という安全のように見せかけて全然安全じゃない基準値なもんですから、一部の非喫煙者からは「副流煙で被曝するからタバコ吸うな」とか「吸殻は放射性廃棄物」なんて声が出てくる始末。もう喫煙者は今まで以上に悪者扱いです。

でも、ちょっと待ってよ。
なんか論点ズレてない?

放射能汚染されたタバコを吸うのは本人にも周りにもいいことないのは確かなんですが、そもそもそんなタバコを流通させる方が問題なんじゃないでしょうか?
放射能汚染された食材を使って家族にご飯食べさせるのと本質は変わらないように思うんですけど。
肉でも野菜でもタバコでも、生産されたものから放射能が出るってことはそこでは完全な除染をしない限りダメってことなんだから、放射能がダダ漏れしている原発をまずは止め、汚染された地域は除染し、生産したものが本当に安心して買えるようになるまでは一切の生産と流通を止めるべきで、もちろんそれで損害を受ける生産者には相応の保障をしなければなりません。それをしないから被害者が加害者になる、被害者同士で争う、なんてことが起きるんです。

ま、今の状況からすればこのまま汚染タバコが流通することになりそうですから、放射能拡散を防ぐためにもとっとと1000円でも2000円でも値上げするのが早いかもしれません。