トップページアドレスは統一しませう2

先日書いた「トップページアドレスは統一しませう」の続き。

トップページへのリンクアドレスは「http://www.○○○○.com/」のようにドメインで指定しましょうってコトですが、じゃー「index.html」が付いてるのと付いてないのって実際に違うのでしょうか?

これはケースバイケースなんでサイトの構造や過去の経緯なんかによって違ったりしますが、例えば、とあるサイトではドメインまでのアドレスだとGoogleページランクが3なのに、index.htmlを付けるとゼロだったりすることがあります。
当然、見てるデータそのものはどちらもindex.htmlなんですから、本当はどちらでも同じページランクになるハズですが、これはGoogleがそれぞれ別のページであると解釈してることになりますね。

他にも、ページをphpで作ってる場合だとYahooのバックリンクが全然違うとか、PCと携帯で自動振り分けしてるとトップへのリンクが集まらないとか、トップページアドレスが分散してるといいことあんまり(つか、まったく)ありません。

あと大きな問題として外部リンクがあります。

SEO対策を行う上で外部リンクの質・量が重要なのは言うまでもありませんが、途中で「あっ、index.html付けてリンクしてもらってた!」と気づいても後の祭り。
全てのサイトオーナーが気を利かしてくれるワケではないですからね~。

親しい人ならすぐアドレスを直してくれるかもしれませんが、元々よそのサイトにリンクを貼る行為はボランティアのようなものですから、頼まれて仕方なくリンクしたのに後から更に修正してくれなんて言われるとかなり面倒なことは間違いありませんし、サイト管理を外部に委託してる場合だとわざわざそれだけのために業者に指示出すなんて更に面倒、更新作業で費用が発生するとしたらもう絶対やりたくないですよね。
しかも、中には嬉しいことに頼んでもいないのに勝手にリンクしてくれるサイトオーナー・ブロガーさんもいらっしゃったりするので、連絡が取れるとか親切に対応してくれるとかならいいですけど連絡のしようもない場合もありますので、被リンクが多いサイトほど後からの修正は難しくなります。

一生懸命、被リンクを集めたのに・・・・・。

正に「ヘタこいた~~~」です。

ここで「そんなの関係ねぇ!」と言っちゃえる人はそもそもSEO自体が「そんなの関係ねぇ!」なんでしょうが、そうは言ってられないならどのページからトップに戻っても必ずドメインに戻るようにしてあげれば、勝手にリンクされたって間違いようがないハズです。
ある種、防衛策でもありますね、コレ。

ローカルでサイト確認してる時なんかは面倒っちゃ面倒なんですけど、そんなの失うものの大きさに比べたら屁でもありません。

地味だけど、こうした基本の積み重ねこそが検索結果を制するのです。