Dialy#035

我が家はその後も着々と工事は進み、現在は外壁を貼り終えて外廻りはほぼ完成というところまできました。

さて、あの中越地震以来関心が高まっているのが住宅の耐震性。最近は例の耐震強度偽装事件でも注目されていますね。
我が家を作っていただいている大工さんは「骨だけは絶対に妥協しない!」という頑固(いい意味で)な方なので、家の強度については安心しているのですが、住宅強度の他に問題となるのは地盤です。
こればっかりは調べてみないとわからないので地盤調査をしてもらったところ、案の定軟弱地盤・・・・。
新潟は元々湿地ですし、近所に川が流れているのである程度覚悟はしてましたが。

ここで困るのが地盤改良を「する」か「しない」かの判断。

地盤改良をすれば保証会社から保証が得られますが、「地盤改良をしたから絶対大丈夫!」とは言ってくれません。
逆に「しなかったら絶対危ない!」とも言ってくれません。
「住宅は高い買い物ですし、これ位の費用で済むならしないよりした方が安心できますよ」といった感じです(そんなのは素人の私でもわかるよぉ・・・・)。

確かに数千万の住宅を建てるのに数十万をケチって後で後悔するのはどうなのか、とも思いますが、その数十万(場合によっては百万以上)って大きいですよねぇ。
そもそも昔は地盤改良なんてコト自体がなかったワケだし、30年以上前に建てた私の実家も何の問題も無いし、地盤改良ってホントに必要なの?と、なんとなく釈然としないのです。

結局ウチは安心を取って地盤改良しましたが、地盤についてはもう少し明確な(素人にもわかりやすい)判断基準が欲しいと思うのは私だけでしょうか?

※Dialyより転載