引き際・去り際

この連休、テレビでもネットでも安室奈美恵さんの引退と樹木希林さんの訃報が大きなニュースとなっていました。

平成も終わろうというタイミングで正に平成を代表する歌姫として君臨してきた安室奈美恵の引退。その人気は未だ衰えを知らないのに、1年前の引退宣言には日本中が驚きました。何を想い、この先の人生をどう生きるのか。我々には知る由もない安室奈美恵の心の内は伝説となって永遠に彼女の胸に仕舞われるのかもしれませんが、表舞台から去っても彼女の歌声はファンの耳に永遠に残ることでしょう。

樹木希林さんの訃報にも驚きました。つい最近まで元気な姿を見ていただけに、75歳という若さでこの世を去ったことに多くの方が無念に思ったことでしょう。

平成の歌姫の引退と、国民的女優の死去。

形は違えど、我々の目の前から同時期にいなくなったことになんだか複雑な気持ちです。

自分自身もいずれ仕事をリタイヤし、人生の終焉を迎える時が来るわけで、その時に何を想い、それまでに何をするのか。別に多くの人に惜しまれながら、なんて人生を思い描いているわけではないけれど、たった一度の自分のストーリーをどう描いて何を残していくか、そんなことを考えたりします。

実際、いつ死ぬかわからないですしね。

 

安室奈美恵さん、樹木希林さん、長い間おつかれさまでした。