バージョン別シェアでFirefox 3.5がナンバー1に

バージョン別シェアでFirefox 3.5がナンバー1に

Webサイトのアクセス解析サービスを提供するStatCounterの2009年12月のWebブラウザのシェア調査データで、バージョン別で見た場合に初めてFirefox 3.5がナンバーワンの座に躍り出た。逆転が起こったのは2009年51週目で、IE7.0が21.2%のシェアであるのに対して、Firefox 3.5のシェアは21.93%となったという。調査対象は全世界の約300万サイトで2009年7月時点で約58億ヒットという規模。

ただし、これはバージョン別で見た場合のシェア。全体で見れば、IEが55.4%、Firefoxが31.95%と、まだIEがリードしている。現在の勢力をざっくり言えば、IE7、IE8、Firefox 3.5の最新ブラウザが、それぞれほぼ20%強で拮抗しており、これにIE6とFirefox 3.0の10%前後のシェアが続くという形になっている。

2強となっているIEとFirefoxだが、IEは長期低落傾向にあり、各バージョンのシェアを合計したシェアでは、IEは過去1年で67.5%→55.4%と約12ポイント以上下落しているのに対して、Firefoxは24.9%→31.9%と約7ポイント上昇している。

ということだそうで、「バージョン別で」という注釈はあるもののFirefoxのシェア拡大は顕著ですね。これが3.0がトップだったら話はまた変るんですけど、バージョンアップがなかなか進まないIEに対してFirefoxはユーザーのバージョンアップ作業も比較的すんなり受け入れられているということの現われでもあります。ただしパソコン買ってデフォルトブラウザのまま使う初心者が多いIEに対してFirefoxユーザーは中級以上の比率が多いでしょうからその辺も関係しているかもしれません。なんだか検索エンジンでのYahooとGoogleみたいな感じですね。

Webデザイナーとしては早いところIE6が淘汰されることを願ってずいぶん長いこと経ってますが、今でもIE6ユーザーからのアクセスは無視できるレベルまで落ちていないのが歯痒いところです。最近見るサイトの中にはIE6で思いっきりレイアウト崩れしてるのもあったりして、それらは制作時からIE6をシカトしてるんじゃないかと思いますが・・・・・う~ん、まだこの状況続くのかなぁ。

 

いっそIEなくなればいいのにっ
ホームページ制作

2件のコメント

  1. good newsですね~!
    firefoxがバージョン別とはいえシェア一位になったのはいい事ですね~!!
    僕のお客さんでも最近は「IE6は無視して~!」などと言われる事がありますが・・無視は出来ないレベルなので対応してます。
    マイクロソフトも家庭用のIE6については対策を始めてますが、法人用はまだなので撲滅の道はまだまだ遠そうですね~・・・

  2. 業種や商材によってはIE比率がガーンと上がったりするんで厄介です。
    歯医者さんは特に・・・・。

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