先月、いつものようにステッカー発送の封筒に宛名印刷しようとしたらプリンターが不調。その前の日にもちょっと調子悪かったのが電源入れ直したら動いたので再度電源入れ直してみましたが症状変わらず。PCとプリンターの接続診断も止まったままさっぱり進まず、これは限界かなと諦めてプリンター新しいの買うことにしました。
今まで使ってたエプソンPX-S5010買ったのいつだったかなと思えば2018年の11月。6年ちょっとくらいでしたね。耐久性としてはこんなもんなんですかねぇ。
で、今まではエプソンのA3対応にこだわって選んでましたが、A3サイズを出力する機会もほぼないし、今は封筒と同封するチラシの印刷がメインなので印刷クオリティはそれほど求めなくてもいいので、近所の家電屋さんに行ってオススメを選んでもらいました。
A3サイズにこだわると機種がかなり限定されますが、A4ならメーカー問わずラインナップは豊富。最近の傾向として印刷頻度が低い場合はカートリッジタイプのインク、頻度が高い場合はボトルタイプのインクがオススメとのことで、カートリッジはインクが高い代わりに本体が安い、ボトルはインクが安い代わりに本体が高め、みたいな感じでしょうか。あとはスキャナーの付いた複合機が多いみたいで、スキャナー持ってるので複合機である必要はまったくないんですが、印刷のみの単機能だと選択肢がかなり狭まると言うので、現状の使用用途を考慮してその日の買って帰れる在庫アリの中から選んでもらったのがCanonのG6030というモデル。

A3対応のPX-S5010に比べて当然ながら本体サイズは小さくなりました。
設置も設定もすぐに終わり、試しにチラシを印刷してみるとエプソンと色味は当然違いますが、さして違和感もないレベル。
エプソンの純正カートリッジインクが年々高くなっていってるので、カートリッジタイプに比べて印刷コストが抑えられるボトルタイプのインクになることでコスパに期待したいところ。
でも、使ってみるといいことばかりではありません。
本体前面の液晶ディスプレィはバックライトがないので少し影になると表示がまったく見えない(PX-S5010はフルカラー液晶)。
その前面パネルは最大90度上まで跳ね上げられるのですが、完全に閉じた状態では印刷できず、最低でも1ノッチ上げる必要がある。印刷の度にそれを行うのは面倒なので、上げなくても印刷できるようにするか、自動で上がるようにするべき。
パネルの下の紙を受け止めるトレイはPX-S5010は印刷サイズに応じて自動で出てきたのにG6030は手動。
背面給紙部分に小さなフラップが付いていて、これが開いてると印刷できない。紙を抑える役割があるみたいだけれど、数枚程度では当りもしないのでほぼ役に立ってない。
1ヶ月弱使ってみて気付いたのはこれくらい。
なんかねぇ、微妙にズレてる設計だよねぇ(笑)
何でもかんでも便利で高機能とかじゃなくていいんですよ。でも、削るべきじゃないところを削って、いらないものを付けてる、そんな感じ。実際に使う立場で設計したらこうはならないハズだし、最終的なGoも出ないと思うんだけどなぁ。
ま、用途としての目的は果たしてるのでいいんですけどね。
不要となったPX-S5010とインクのストックはオークションに出したら引き取ってもらえました。ジャンクと謳ってるのにクレーム入れてくるキ○ガイが多いので不安もありましたが、ちゃんとジャンクの意味がわかってる方に落札されたのでよかったです。インクは高騰に耐え切れずついに社外のエコリカに手を出したのに、結局エコリカに変える前に手放すことになったのでエコリカがどうだったのかは検証できず仕舞いでした。