原油高騰

先週末くらいから一気に寒くなってきて、長かった残暑が終わるのも一気でしたね。少し前に30℃を超えるような日もあったくらいで扇風機も出しっぱなしだったのに、今週からは扇風機がある事務所でエアコンの暖房をONにするという季節感狂いまくりなシーンも。あ、さすがに扇風機は片づけました。

で、そろそろ冬も近いということで日曜日に灯油を買いに行ったんですね。最近は原油高騰の影響でガソリンがどんどん値上がりしてるというニュースも聞いていたので灯油もきっと高くなってるんだろうなぁと思ってはいましたが、現金会員の割引価格で20リットルがなんと1920円!比較としてわかりやすい18リットルにすると1728円です。去年がいくらだったか調べてみるとだいたい1200円台(18L)、一昨年は1400円台(18L)くらいだったのでやはり今年は高いというのがわかります。それならしばらくはファンヒーターを使わずエアコンにした方がコスト抑えられるかなぁなんて単純に思うんですけど、原油だけじゃなく天然ガスも上がってるみたいなので今後は電気料金にも影響してくるでしょう。更に今は円安なのでエネルギー資源を輸入に頼る日本にとって最悪の時期になってしまっています。

ガソリンも、灯油も、ガス・電気もみーんな値上りして、ただでさえコロナで冷え込んでる経済に追い打ちじゃないですか。

原油が値上りしているのはコロナ過からの経済回復で原油需要が高まっているのに産油国がこの機会に儲けておきたいと増産を見送ったことがダブルで値上がりに拍車をかけてるそうな。脱炭素の流れや再生可能エネルギーへのシフト、アメリカのシェールガス等々、産油国にとってはこの先厳しい見通しもあるので稼げるうちに稼いでおきたいという気持ちはわからなくもないです。石油以外に大きな収入源のない国なら尚の事。ビジネスはボランティアじゃないですからね。ならば日本はいつまでもエネルギー海外依存度の高いままではなく、再生可能エネルギーをもっと比率上げて、こういった状況で経済を振り回されないようにするのと同時に、世界に向けてその技術を輸出できるくらい世界をリードしていかないと、海外にどんどん遅れを取ってしまいます。

あとは円安。末期の菅さんから岸田さんに総裁が変わり、普通だったら新総裁の元で成長へ向かう経済対策が取られるのではないかという期待感で円が値上りしてもいいもんなのに、岸田さんになってからどんどん円安に向かってるってどういうことでしょう。もう世界は日本に魅力を感じてない、自民党に期待もしていない、アジアは日本より中国、ということなのでしょうか。円安なら輸出産業はウハウハ・・・といきたいところなのに世界的な半導体不足で自動車や家電は軒並み減産。石油のように稼げるうちに稼いでおくということもできません。

スーパーに行っても野菜は高くなってるし、ガソリン高いと遠くまでドライブ行こうっていうのも躊躇われるし、最近のコロナ感染者減少傾向も、喜ぶよりもこのタイミングで第6波が来たら日本終わるんじゃね?という不安への序章のように感じてしまいます。

うーん、どんどん暗い話になって気分も暗くなってしまった。

なんか明るく楽しい話題ないですかねー。