たちあがれ日本

平沼赳夫氏や与謝野馨氏による新党の名称が「たちあがれ日本」に決まったということで、早くも「それってどうなん?」みたいな意見が続出してるようで、正直私もその名を聞いた時は「う~ん、微妙・・・・」と思いました。

党名を考えたのは石原慎太郎東京都知事だそうですけど、作家としてそのセンスはう~ん・・・・まぁ本人は何言われても関係ないでしょうが、民主党の平田健二氏は「立ち上がり切るかな?。残念ながらそういう目で見ていない。(参加者が)古過ぎる、立ち上がれるかどうか心配だ」と述べ、みんなの党・渡辺喜美氏には「立ち枯れ」と言われる始末。ツッこみどころ満載の党名には一般のブロガーからもネタにされ、2ちゃんねるやツイッターでも笑えるネタがいっぱいです。中にはAV業界が食いつきそうというツッコミもあり、たぶん来週あたりには「たちあがれ●●」みたいな新作AVが出ることは想像に難しくありません。え?ナニが立ち上がるんだって、そんなの私は知りませんってば。

あと、ファーストガンダムの主題歌「翔べ!ガンダム」みたいだってのも多かったですね。そう、「もえあが~れぇ~もえあが~れぇ~もえあが~れぇ~ガンダムぅ~」です。はい、わたしも同じこと考えました。2番はそのまんま「たちあが~れぇ~たちあが~れぇ~たちあが~れぇ~ガンダムぅ~」ですからガンダム系同人誌でもネタにされるかもしれませんね。

・・・・・と、党名はけっこー話題にはなっているものの、肝心の政党に対する世間の目はかなり冷ややかじゃないですかねぇ。惨敗しても何一つ学ばない自民党に愛想をつかして離党したメンツでありながら革新的なイメージも無く、民主党に対抗する大きな勢力になりそうもなく、国民の支持を得そうな有力者も不在、まして国民の多くは自民党にもさほど期待はしていないんですから自民から派生した新党が何かしてくれるだろうとは誰も思わないでしょう。むしろ注目されるのは自民党の融解ですか。

こういうドタバタ劇を見てるとなんだか政治家のみなさんと国民では見ている方向がそもそも違うのではと思わずにいられません。国民が望んでるのはどの政党が政権を取るかとか誰が首相をやるかではなく、国民のための政治が行われることではないでしょうか。