Pure sports

現在開催中のサッカー・ワールドカップ、残念ながら日本はベスト16で敗退となりましたけど、予選で強豪を倒したりかなり盛り上がりましたね。

選手の皆さんには心から「お疲れ様でした」と思います。

私自身は日頃からスポーツを熱心に見る方ではないので今回のワールドカップにしても、昨年の東京オリンピックにしても、その他のスポーツにしても、リアルタイムで応援するわけでもなくニュースで結果を知る程度ってことがほとんどなんですけど、それでも世界中のスポーツ選手が精一杯戦う姿には感動を覚えるし、もちろん皆が勝つために努力してるし、負けていいなんて思ってないですけど、勝っても負けてもホンキで戦った選手は素晴らしいと思います。

なのに、

東京オリンピックでは例の汚職事件がありましたよね。招致の時は世界一お金のかからないオリンピックだなんて言ってたくせに終わってみればとんでもない。汚職事件はまだ全貌が明らかになってませんが、今のところわかってるだけでも氷山の一角、時間が経てば証拠を消されてウヤムヤになり、いったいどれだけのお金がムダに搾取されたかわかりません。その影響なのかわかりませんけど札幌が招致を目指してる2030年冬季の開催地決定が先送りされたなんてニュースもありましたし、札幌でも既に黒いお金が動いてたのかもしれません。

なんかね、損得関係ナシに純粋に勝利を目指して努力してるスポーツ選手と、それを食い物にして私腹を肥やすロクデナシが、同じステージに関わってるというのがどうにも気持ち悪い。

ハッキリ言ってしまえば、選手に対して恥ずかしくないのか?と思います。

しかも主導してたのが60・70・80超えたおっさんですよ。それなりの地位にあって収入もそこそこあるんでしょうから、そんな年にもなれば欲なんか出さずにのんびり余生を送って過ごせるでしょうに。子や孫に顔向けできるんですか?

私自身も偉そうなこと言えるような人間ではないですけど、あそこまで恥ずかしい大人にはならないように、今さら一流サッカー選手にはなれなくても、気持ちはスポーツ選手のように堂々としていたいなと思ったワールドカップなのでした。