段取りの悪い政府

衆院選中に公明党が言ってた18歳までの子どもに10万円給付するという件、年内に5万円、来年春に5万円相当のクーポンを配る、なんて話が出ているそうです。

Twitterでそのニュースを聞いて早々にタイムラインはブーイングの嵐。

そりゃそうですよねぇ。年内に5万円配れるならわざわざ2回に分けずに1回で10万円配ればいいだけの話だしクーポンにする意味もわかんない。クーポンにすることで、それを作って周知して配って・・・とやってる間にまたどんだけの業者が間に入ってどんだけ中抜きされるんだよって、子どものための支援じゃなく、自分たちと一緒に甘い汁を吸ってる連中の支援であろうことは多くの方が既に気付いてしまっていて、だからブーイングが起こるわけです。先日も話題になったアベノマスクの保管に何億円なんてのと同じ構図です。

ずいぶん国民もバカにされたもんですね。

というか、そもそもコロナが始まって1年半以上経ってて、その間に10万円給付を1回やってるんだから面倒なこと考えずに再度給付すりゃいいだけのことなんですよ。それを与党の立場にいながらしないで、選挙の時だけ金で票を買うみたいなことしてるんですから、まったくもって自分たちの無能っぷりを自らアピールしているようなもの。

この前の選挙、ホントに自公に勝たせて良かったんですか?

 

ここのところ原油の値上がりが続いていて、それに絡んで様々なものが値上りしています。ガソリンもそうだし食料品もそう。電気代も値上げするみたいだし、我々の生活に直結するものがたくさん値上りしちゃうと、消費者の立場からしたら消費税が増税されてるのと同じような負担増になってしまっています。お金持ちの政治家さんには実感湧かないんですかねぇ。

だったら一時的にでも消費税を下げる、またはゼロにするというのはわざわざ現金やクーポンを支給するより早く確実に経済対策として効果を上げそうな気がします。

あれだけ選挙期間中に猛烈アピールしてたからてっきり選挙終わったらすぐにでも実行するのかと思ってた子どもへの支給で今になってグダグダしてるのって何なんでしょう。そこまで支給プラン練ってもいないのに大口叩いてたんですか。困ってる人は明日の食べ物にも困ってるって言うのに、ホントに国民を救う気があるとは思えないんですけどね。

段取りが悪いにも程があります。