パレスチナ情勢

少年殺害事件からエスカレートしていったパレスチナ情勢。

私はアッチの事情はよく知らないのでどっちが正しいか悪いかはわからない。

歴史的なこととか、宗教的なこととか、あるいは経済的な面や当事国のバックについてる諸外国の思惑とかいろいろ複雑で、そんな単純に白黒つけられることじゃないんだと思う。

 

ここ数日、Twitterで空爆の様子や血を流している市民の写真が回ってくる。

既に絶命している幼い子どもの写真もあった。

言葉にならない。

どっちが正しいかどうかの前に、一度戦闘があればそんなの関係なくただ平和に暮らしたいと願っている一般市民も巻き添えになってケガをしたり命を落としたりする。

仮にどちらかが悪で、その悪を叩く正義の攻撃・反撃だったとしても、悪も正義も犠牲が出る。

命を奪う正義ってあるの?

 

最近の集団的自衛権や武器輸出、徴兵制などの話は、この日本もいずれはあの争いに何かしらの形で加担することになるかもしれないというイヤな予感がしてくる。

直接的な攻撃でなくても、資金や武器の提供などでどちらかを支援すれば、もう一方の国で子どもの命を奪われた親は日本を悪だと恨むでしょう。いや、支援した国の方だって同じかもしれない。戦争を望んでいない人たちが求めているのは武力による支援ではなく、平和的解決のための働きかけかもしれないのだから、平和憲法を時の政府の解釈で捻じ曲げて諸外国の武力衝突に武力で加担するのではなく、武力を使わず平和的に争いを解決できる方に力を注ぐべき。

自衛隊がイスラエル軍と一緒に武力攻撃するのを望む日本人いますか?

日本製の武器でパレスチナの子どもたちが殺されるのを望む日本人いますか?

 

遠い中東での争いに我々ができることはあまりないかもしれないけれど、大人なら誰でもできることが一つあります。

それは、戦争をしたがってる政治家を権力の座から引き摺り下ろすこと。

すなわち選挙です。

しばらく大きな選挙はありませんが、Noの声を出すのも一つの手段。支持率が下がれば解散や政策転換に追い込むこともできるかもしれません。

 

集団的自衛権とか積極的平和主義なんて言葉に騙されて悪に加担することのないように・・・・。