石破発言から見えてくるもの

先週、自民党・石破幹事長のブログでの「デモはテロ」発言。

予想通りネットからマスコミからフルボッコで訂正・謝罪に追い込まれました。

しかし、この発言については「テロと本質的に変わらない」を「本来あるべき民主主義の手法とは異なるように思います」と訂正しただけで発言事態を撤回してはおらず謝罪も形式的なもので、国民の大多数が反対もしくは懐疑的な特秘法の強行採決という国民にしてみればそれこそ民主主義の手法を異なる政治テロについては完全スルーです。

石破幹事長はかつての徴兵制発言などのように以前からついホンネをポロッと言っちゃうところがあって、今回もそのパターンなんだと思います。

ま、今回はポロッとしちゃうところが悪かったですね。

 

しかし、それよりも気にしなければいけないのは、上っ面とは別に心の奥底でこういうことを思ってる人たちがこの国の政権与党であり、この国を動かしているということ。

TPP参加も、

消費増税も、

原発再稼動も、

特定秘密保護法案も、

高線量地域に住民を戻そうとするのも、

普天間を辺野古に移設しようとするのも、

みーんな「大声上げてデモする国民はテロリスト」と思ってる人たちが決めている。

この人たちがテロリストと見ている国民に優しい政策をすると思います?

 

特定秘密保護法案が参議院を通過しちゃったら、国民が大声上げて異を唱えるものは何でも秘密にされちゃうかもしれません。