10年を目の前にしての地震

この土日は春を感じさせるような陽気だったこともあって、バイクでのお散歩もそれほどヘビーに着こまなくて大丈夫なくらい気持ちいい気温でした。

春が近いと感じるとそれだけでウキウキしちゃいそうですが、ウキウキした気分を吹っ飛ばすかのように、土曜日の夜に大きな地震がありました。

福島県沖を震源に、宮城と福島で最大震度6強。

ここ新潟市は最初ゆら~っと揺れ始めたところに緊急地震速報のアラートが鳴り、その後しばらく長い周期の横揺れが続きました。新潟市では震度4とのことでしたが、そこまで強く揺れは感じませんでした。

あと1ヵ月で東日本大震災から10年というタイミングで、いやでも10年前のことを思い出す事が多いのに、いざ地震が来てみれば備えや緊張感の低さを痛感してしまうのが現実。そのくせ10年前の恐怖だけはフラッシュバックしてきたり・・・。

地震のあとから報じられる宮城・福島の被災状況を見るとモノが散乱した室内や倒れた墓石などが痛々しく、これらの映像でもやっぱり10年前の記憶が甦ります。しかし、物的被害はともかく、今回は津波や原発事故は起きず、人的被害もケガが主で亡くなる方がいなかったのはせめてもの救いです。そこまで10年前の再来だったりしたら、このコロナ過と合わさって10年前よりひどい状況になっていたかもしれないわけで、そんな想像をするとゾッとしますね。

しばらくは同規模の余震が起こる可能性もあるとのことで注意が必要ですし、東日本大震災の時は3.11の前に今回クラスの前震があったので、もしかしたら数日後に本震が起こる可能性もないとは言い切れません。

可能性ばかり気にしてても仕方ないんですけど、やはり日頃の備えや心構えはしておくべきだなと10年を前に再確認です。