泉田さん国会デビュー

 

昨日の特別国会初日にて、先日見事当選した泉田さんが国会初登院。

いよいよ国会議員デビューです。

 

んーとねぇ、正直私はまだ自民からの出馬をうまく消化できてません。

自民からの出馬表明以降、これまで泉田さんを支持してきた人たちの中にも「変節」「裏切り」といった声が多く、やはり原発推進の自民からの出馬と知事時代の言動が矛盾するのではという戸惑いも多く見られます。

泉田さん自身は知事時代と何も変わっていないと言ってますが、そもそも知事時代も反原発だとは一度も言ったことはなく、避難計画やヨウ素剤の配布など県民の安全が守れない=再稼働はできないというスタンスでしたから、選挙期間中も変わってないと言えば変わってないんですけど、泉田さんは昔から言葉にあまり白黒つけないところがあって、反原発と明言しなかった点もそうだし、選挙期間中のインタビューで「現時点では反対」と「じゃあ後に賛成もあるのか」と取られかねない中途半端な発言が多いので、その辺りが支持者が全面的に支持しかねることに繋がってるんじゃないかと思います。

少し意地悪な解釈をすれば、避難計画やヨウ素剤の配布などの不備を変える必要があるというのも、「不備の是正はムリだから原発やめましょう」ではなく、「再稼働できないから不備を緩めましょう」という方向に変える、とも受け取れるわけです。

これまで支持してきた身としてはそうではないことを信じたいところなんですけど、確固たる言葉がないために最後まで信じきれないモヤモヤが消えない。

 

知事時代は県のトップに立ってたわけですからとても強い権限を持っていたのに対し、衆議院議員はいくら国政とはいえペーペーの新米一年生議員でしかありません。最初のうちはたいしたことはできないでしょう。

これからどれだけ味方を増やし、具体的な成果に繋げていけるか。

「中から変える」という言葉が言葉だけで終わらないように、しっかりウォッチしていきましょう。

個人的にはいつか総理大臣になって今の安部政権のようなドス黒い政治じゃなく、クリーンに生まれ変わった自民党のリーダーになった姿を見てみたいですね。