IGNITE Vol.33

IGNITE

IGNITE最新号が出るとは聞いていましたが、今回はわざわざCORE CREWさんがウチまで届けてくれました。

届いたのが今日で、明日から出張に行くからということだったんですけど、気を遣っていただいて恐縮です。ありがとうございます。

 

肝心の中身は毎度の通りコテコテのIGNITEワールド。

いつも期待を裏切らないのが素晴らしい。

で、見所はたくさんある中で私がインパクト受けたのがVWエンジンのバイク「VOLKS-CYCLE」

VWエンジンを載せたバイクと言えばアマゾネスが有名ですが、この VOLKS-CYCLE はアマゾネスベースではなくイチからのワンオフ。フレームはオリジナル設計でエンジンはType-3ベースの2054cc、ミッションはモトグッチV11にBMW K100のシャフトをドッキングと、他車流用しつつももはやベースが何なのかって言えないくらいレベル。リアアクスルにBMWを使ったことでスイングアームは片持ちで、ホイールはVW用のCenterline 3.5Jを使っていたり、キャブは48IDA、点火はMSDと、VW乗りには興味深いディティールがてんこ盛り。

ビルダーはバイク乗りであると同時にVWフリークなんだろうな・・・と思うのですが、残念ながら製作したショップやビルダーの情報がない。

ってことはプライベーターですか?

このバイク、ぜひ一度現物を拝見させていただきたいですね。

 

スズキ隼・生産終了

スズキ 隼

隼(GSX1300R)がユーロ4に対応できずに生産終了とのことで、規制地域では年内で販売終了、規制が及ばない北米では在庫分は販売継続するも生産自体は終わるので在庫が尽きたら以上終わり、ということみたいです。

隼って言うとデビュー時のインパクトはかなりでしたよね。「300km/h」というはバイクのパフォーマンスにおいて一つの指標で、かつてCB750FOURが200km/hを超えた時のように、いつの時代もバイクは絶対的な速さが求められる一面があり、隼がデビューした時はバイク雑誌でもアウトバーンに隼を持ち込んで実際に300km/h超えのメーターの写真を撮ってたなんてこともありました。現実として日本で300km/h出せる公道は存在しないし、仮に出せるステージがあったとしても日常的に出す速度域ではないし、興味のない人からすればムダでしかない性能なわけですけど、「出せるけど出さない」のと「出したいけど出せない」のは決定的な差で、隼に限らず400ccくらいから上のバイクはほぼ公道で必要以上の性能を有してるわけで、ムダかもしれないパフォーマンスを追い求めるのがバイクのロマンであったりもするわけです。

その点で、今では隼を超える性能を持ったバイクはいくらでもある中で「300km/h」という数字が隼をハイパフォーマンスバイクの一つのアイコン的存在にしていたように思います。

そんな隼もついに生産終了。排ガス規制で終わっていく中の1台になってしまいました。

まぁ、300km/h出るバイクで公道を60km/hで走るのはストレスにしか感じない私には縁のないバイクなんですけど(笑)、アイコン的なバイクが消えていくのはちょっと寂しい気もします。

規制対応して復活はあるかな?




SUZUKI TF125

SUZUKI TF125

こんなのがあるなんて知りませんでした。

いや、過去にTS125とかあったの知ってますよ。

でもこのTF125、今でも「新車」が手に入るんだそうです。

オーストラリアスズキで売ってるんだって。

見ての通りエンジンは2スト。しかも空冷。しかもキャブ。しかも6V。

今のこのご時世ではありえない、化石のようなバイクです。

エンジンかけてる動画見たんですけど、水冷とは明らかに違うベケベケベケ~という空冷2ストならではの音。全体的な作りも前時代的。

マジ化石だわ(笑)

ただ、2ストとは言ってもそこは化石レベル、決して速いということでもないらしい。ファームバイクということでかなりローギアードな設定になってるせいもあるんでしょう。燃費は計った方によれば18km/ℓくらいだそうな。125ccのくせしてスポーツスターより燃費悪い(笑)

ここ何年か125ccクラスの人気が高まってきたせいで昔の125オフ車は軒並みプレミア価格になっちゃってますが、そんなの買うならコレでいいじゃん!って気がしてきました。クロスカブの新車とほぼ変わらない金額だし~。

来春、イっちゃう?




YAMAHA Ténéré 700

Ténéré 700

前からウワサになっていたテネレがミラノショーのカンファレンスイベントで市販バージョンと思われる姿で発表されました。

Ténéré 700

ショーモデル・コンセプトモデルのような非現実的な要素は皆無で今すぐリリースできそうな完成度。

 

Ténéré 700

エンジンはテネレ700の名前からわかるようにMT-07ベースの水冷パラツイン689cc。オフロード向けにセッティングを変えてたりするんでしょうか。フレームはMT-07と共用ではなく新設計された専用のダブルクレードルです。

 

Ténéré 700

個性的なLED4眼ヘッドライトはハイ・ローそれぞれ2灯。ラリーモデルっぽいスクリーンはフェアリング性能高そうですね。

 

Ténéré 700

メーターもラリーモデルっぽい縦型のマルチファンクションディスプレィ。燃料タンクは16リットルを確保し、350kmを超える航続が可能だとか。

気になるリリース時期はヨーロッパでは2019年後半を予定しているそうですが、日本への導入やその時期についてはまだ発表がありません。でもきっと日本でも出すよねぇ。競合するであろうアフリカツインも結構売れてるみたいだし、国内でもビッグオフローダーの需要ってそれなりにあると思います。

 

ロングツーリング目的ならこういうモデルいいですよね。アップライトなポジションと余裕のパワーでラクラククルーズ。未舗装のキャンプ場でも難なく入っていけるし、林道や砂浜でもかなり走れそう。

ただねー、水冷ツインってところが私としてはNotかなぁ。これは完全に個人的な好みなんだけど、やっぱ空冷シングルエンジンのオフローダーが欲しい。ってか、前から言ってるようにXT500を復活させてほしいのですよ。ドッカンドッカンと荒々しい振動に揺さぶられながら大地を爆走したい!そんな私の願いを叶えてくれるモデルがいつか現れるのでしょうか・・・・。




Pocket Rocket

Pocket Rocket

Pocket Rocket

Pocket Rocket

 

ドイツのSOLモーターズという会社が開発した電動バイク「Pocket Rocket」

メインフレーム(?)となる円柱をうまく使ったおもしろいデザインですね。

前後にサスペンションを備え、ブレーキは前後油圧ディスク、モーターは後輪ハブに組み込まれていて、最高出力は8.5hpまたは6hp、8.5hpモデルは最高速度80km/hで、1回の充電で80km走行できるそうです。フレーム・ホイール・フェンダー・ハンドルバーなどはアルミ製で重量はわずか55kg。スマホに専用アプリをインストールするとデジタルメーター兼コントローラーとして使えるようになり、コントローラーから選べる3種類の走行モードの中には「ウィリー」なんてのもあって、55kgで8.5hpなら確かにウィリーマシンにもなりそうです。

 

Pocket Rocket

 

走ってる姿もなかなかかわいい。

荷物はまったく積めないし、薄いシートは80kmでもお尻が痛くなりそうですが、個性的なシティコミューターとしてはおもしろいかも。

2019年にドイツで先行リリース予定で、2020年にはヨーロッパ以外でも販売する計画があるそうで、現在はクラウドファンディングで予約を受け付け中だそうです。

2年後には日本にも入ってきますかねぇ。ナンバー付けるとダサくなりそうな予感ですけど。

気になるお値段は6hpモデルが6240ユーロ(約80万円)、8.5hpモデルが7800ユーロ(約100万円)となかなかいいお値段。今なら27%OFFだそうですけど、それでもまだ気軽に買える価格じゃないですね。

それでもガソリンエンジンじゃできないEVならではの個性的なデザインの楽しいバイクがこれからも増えていくといいですね。