日常域の楽しさ

スポーツスターが楽しすぎて全然飽きないので乗り換えるつもりは今のところ無いにしても、乗ってみたいと思うバイクはいくつかありまして、その内の1台がハスクバーナのスヴァルトピレン401。

スヴァルトピレン401

軽量コンパクトな車体に390DUKE譲りのエンジン。これだけでかなり期待値高くなっちゃいますが、前にこのブログで取り上げた時は動画があまりなかったんですけど、最近は試乗レビュー動画がいくつかアップされていて、それらを見てると単気筒とは思えない怒涛の吹け上がりでヒュンヒュン走るもんだからまぁおもしろそう。ヴィットピレンよりアップライトなポジションで街乗りもラクそうだし、最近スヴァルトピレンにも701が出るというニュースがありましたがこの走りなら401で充分じゃないかと思います。

残念ながら新潟にはハスクバーナのディーラーがなくて試乗も望めないんですが、390DUKEなら乗れる機会が得られそうなので、いずれDUKEでスヴァルトピレンの片鱗を体感できたらな、と考えています。

 

ただ、バイクとしては最高にエキサイティングでおもしろそうなスヴァルトピレン401も日常域ではどうなのか?とも思うわけです。

これまでにもそれなりに速いバイクに乗っていたこともありますけど、そのバイクによって走って気持ちのいい速度やステージというのは違っていて、SSなんかだと日本の一般道では完全にポテンシャルを持て余すわけで、一般道をクルマと一緒に法定速度で走ってる状況なんかはストレスでしかありません。高速道路を100km/hで走ってたとしてもアクビが出るくらい退屈。GPz900Rを降りた時がそんな状況でした。

今まで自分が乗ってきたバイクの中でスヴァルトピレンのスペック的に近いのはR1-Zじゃないかと思います。R1-Zも2ストらしくエキサイティングでおもしろいバイクでしたが、楽しく走れるのは一般公道での速度域よりもう少し上。そして街中よりはやはりワインディングが向いてます。

対して現在の愛車スポーツスターは排気量半分以下のスヴァルトピレンにも追いつけない鈍なバイク(個人の印象です)。回せばそれなりに走りはしますがスヴァルトピレンとはかなり性格が異なります。しかし、バイクの楽しさって排気量や性能だけで決まるものじゃなく、カブにはカブの、SSにはSSの楽しさがあるわけで、スポーツスターというバイクは私にとって街乗りからロングツーリングまで日常域のスピードで常に楽しさを提供してくれるバイクなんです。一般道を走っていればどうしてもクルマと一緒にゆっくり走らなければならないシーンがあり、しかもそれって乗ってる間の大部分を占めていたりします。水冷250ccくらいの性能があればビューンと追い抜いていけちゃいますけど、スポーツスターに乗ってるとクルマと一緒のゆっくりペースでもエンジンの鼓動だけで充分気持ちいい。5速で気持ちいい最低限のスピードはありますが、それ以上であればひたすらのんびりクルーズしてるだけでいいんです。そんな私を速いバイクがビュンビュン追い抜いていっても「慌てない慌てない」と一休さんのごとくマイペースでいられます。もちろんワインディングでのちょっと高めの速度域でも楽しいし、とにかく常識的なスピード域で常に楽しいバイクがスポーツスターなのです。

当然、同じスポーツスターでも乗る人によって感じ方は違うでしょうから、私よりもっとハイペースで走る人もいっぱいいます。スポーツスターにはそれも受け入れるキャパがあり、走るシーンやスタイルなどを選ばない懐の広いバイクではないでしょうか。

今でもまた乗りたいと思う250TRも似た感じですね。絶対的なパワーの低さはいかんともしがたいところなんですが、遅いなりに気持ちいいスピードで走ってるととにかく気持ちいい。エンジンフィールの心地良さはスポーツスターにも通じるものがあります(なのでロングストロークエンジンに異様に固執しちゃうのですが)。軽くてドコにでも行けちゃう気軽さも良かったですね。

だからスポーツスターって全然飽きないんです。

 

そんなことを考えていると、やっぱりスヴァルトピレンは自分の日常での使用を考えるとややスパルタン過ぎるような気がしてます。701なんて尚更持て余すだけでしょう。

でも、バイク乗りとして速さを否定することはないし、スヴァルトピレンはとても魅力的なバイクなので、もし状況が(要はヨメさんの目w)許すならスポーツスターを残したまま増車が理想。あとはカブともう1台250ccのオフ車があると最高。一人で4台ですか(笑)。

離婚されないように妄想だけに留めておきます・・・・。




エストレヤ終焉

この前、モンキー生産終了という悲しいニュースがあったばかりなのに、今度はカワサキのエストレヤも生産終了というニュースを今朝目にしました。

生産終了の理由はモンキーと同じく排ガス規制への対応ということらしく、1992年とデビューはカブ系エンジンよりずっと新しいものの、設計が25年前の空冷単気筒では21世紀の環境性能を乗り越えるのは難しいということなのでしょうか。

モンキーと同じく、エストレヤも絶対数は多くないにしても決して売れないバイクじゃないんですけどねぇ。

 

このブログを以前から読んでる方なら私が今のスポーツスターの前にエストレヤの兄弟車である250TRに乗っていたのをご存じかと思います。エストレヤのデビュー当時はあの独特のエンジン左側の造形があまり好きにはなれず、エストレヤに興味はあまり持ってなかったんですが、同じエンジンを積む250TRに乗ってみると非力ながら250ccとは思えないテイストフルなエンジンフィールにすっかり魅了され、手放す時も非常に後ろ髪を引かれる思いをしたものでした。その250TRも2013年にひっそりと生産終了になってしまい、そしてついにエストレヤまで・・・・。

もうね、騙されたと思って乗れるうちに一度乗ってみて欲しいですよ、エストレヤ or 250TRに。全ての人がいいと思うとは限らないかもしれないけど、あのエンジンフィールはきっと目から鱗。正に私がそうでしたから。ホンダやヤマハの空冷単気筒も経験したことありますけど、それらとは全然違います。いわゆる「単気筒らしさ」の感覚で言えばSR400より上かもしれません。ビギナーもベテランも、借りてでもいいから一度は体験して欲しいカワサキの名エンジンです。

カワサキが今後、新世代のエストレヤを作るのか・・・作らない確率の方が高いかなぁ。カワサキに限らず、味のあるエンジンがどんどん消えて、環境性能はいいけど電気モーターみたいな味気ないエンジンばかりになっていくのでしょうか。

もうこのテのバイクで最後の砦はSR400くらいになってしまいました。SRはヤマハにとってホンダのモンキーくらいに重要な位置付けのモデルでしょうから簡単に生産終了にしないと願うばかりですが、そのモンキーですら生産終了となってしまうくらい厳しい排ガス規制への対応となれば、SRもそう長くない運命かもしれません。

バイクが売れない売れないとメーカーが嘆く昨今ですけど、魅力的なモデルがこうもどんどんと無くなっていけばそりゃバイクも売れなくなりますわ。

 

恐怖の縦溝

クルマやバイクで道路を走っていて、特に山間部やカーブの続く道なんかでよく道路に縦の溝が彫ってあるところがあるじゃないですか。

 

グルービング工法(画像はwikipediaより)

 

これ、 グルービング工法と言って、ハイドロプレーニング現象や凍結を予防するために施工されてるんだそうです。

先日のツーリングの際も何度もコレに遭遇しました。

 

でねぇ、クルマだとあんまり違和感を感じないと思うんですけど、バイクで走るとこれが結構怖いのです。

どう怖いのかってのは言葉で説明するのはなかなか難しいですね。特にスピードを出していなくてもそれまでの普通のアスファルトから挙動が急に変わって、しかも大抵の場合コーナーだったりするので、人によってはパニクって転倒するケースもあるそうです。

バイク(というかタイヤかな?)によってもかなり違って、前に乗ってた250TRのブロックタイヤだとこの挙動の変化がすごくてですねぇ、直線ですら怖かったりするんですよ。

知ってる道なら「あ、そろそろアレがあるな」って身構えられても、初めての道では予告ナシでいきなりですからね。下りのタイトコーナーでいきなりコレが来たらライダーに死ねって言ってるようなもんです。

 

このグルービング工法、考えた人も施工を決めてる行政もバイクに乗ったこともなくてライダーのことなんてこれっぽっちも考えてない連中だよね、きっと。導入の時にバイクでの検証とかしなかったの?

タイヤの細い自転車だともっと怖いんじゃないかなぁ。

できればこのグルービング工法は廃止にしていただきたいし、それがムリでもせめて事前の予告標識くらいは義務付けてほしいもの。

コレが原因で死亡事故でも起きようものなら裁判沙汰ですよ?

 

安全のために危険を生んでるようでは意味ないと思いまーす。

 

今年もお世話になりました

2014年も残り数時間となりました。

 

今年はいいこともあり、よくないこともあり、まぁ毎年そんなもんですけど、とりあえず家族揃って新年を無事に迎えられることだけでも充分しあわせなことだと思っています。

 

1年を振り返ると・・・・一番大きな出来事は何と言っても息子の高校入学でしょうかね。

受験期間はグダグダで親を散々悩ませてくれましたが、何とか入学できたのはせめてもの救い。

しかし入学してからもかなりグダグダなので親の気の休まるヒマはありません。

その一方で、我が身を振り返れば息子以上にグダグダだった自分にさぞかし両親はハラハラしてたんじゃないかと思うと今さらながらに親不孝な子どもであったと反省しきり。

だからこそ、息子にはしっかりと成長してもらいたいと願うのですけどね。

来春からは娘も中学生になり、あと数年のうちに息子の卒業やら娘の受験やらが待ってるかと思うと、いつになったらのほほんとできるのか・・・・ねぇ。

 

ま、何はともあれ仕事も遊びも家庭も、2015年も前向きにいきたいですね。

 

今年お世話になった皆様、どうもありがとうございました。

来年もまたよろしくお願い致します。

よい新年をお迎えください。

 

OVAL

OVAL

VW

演奏会

ice water challenge

250TR

OVAL

Drag In

スポーツスター

スポーツスター

スポーツスター

 

楽しさのスケール

スポーツスター

今日は天気が良かったのでお昼休みにまた散歩。

いつもの土手沿いをタラッと流してきました。

のんびり走れるこのコース、土手を降りた下にはおもしろそうなラフロードがいくつもあって250TRの時はよく探検したもんですが、スポーツスターになってからはすっかり降りなくなりました。

走れないことはないけど、汚すのヤだし、スポで走って楽しいかって言われりゃ楽しくないだろうし。

 

世間的には250ccから最小排気量でもハーレーに乗り換えたとなれば「いいね~」となるもんでしょう。

でも、バイクの楽しさってブランドとか排気量とか、あんまり関係ないよね。

250TRに乗る時はただ左手をかばうためにクラッチの軽い250ccにしたってだけで250TR自体には全然期待してなかったのに、実際乗ってみるとこれがすごくおもしろいバイクで、スポーツスターはもちろん自分の意思で乗り換えたんですが、250TRとスポーツスターを比べて250TRが楽しさの面で劣ってるとは今でも全然思ってません。

250TRは状況許せば手元に置いておきたかったし、また乗りたいって思いますもん。

たぶん乗ったことない人には250TRのおもしろさって全然伝わらないんだろうけどさ。

 

スポーツスターにしても、ウチのは883だし、1200やビッグツインに乗ってる人から見れば「883かよっ」ってな感じかと思いますけど、883には883のおもしろさがあるし、同じハーレーでもビッグツインと比べるのってそもそも違うような気がするし、だからと言って1200もビッグツインも私は否定しないし乗れば乗ったでそれぞれ違う楽しさがあるんだと思う。

883にしたのはまぁ金銭的なことももちろんあるけど、スポーツスターで私が一番スポーツスターらしく見えるのがベーシックな883のスタイルであって、パワー的な物足りなさを感じたとしても883から1200にするのは容易だし、でも1200から883にはなかなかしないだろうから、一度1200を経験してる身としては883のフィーリングも知りたかったというだけで、実際に乗ってみれば1200よりトルクが劣るのは当り前だけど、コレで充分と言えば充分なくらいのトルクはあるので今のところそれほど物足りなさは感じてません。じゃあ100点満点で満足してるかって言うとそうでもないんだけどさ。

 

結局、どのバイクにもそれぞれいい所とそうでない所があって、それはバイクによっても違うし乗り手によっても評価は違う。

例えばスポーツスターと250TRの評価をレーダーグラフなんかで表してみると、両車はかなりキャラが違うから評価ポイントが間逆だったりしてグラフの形もかなり違うものになると思うけど、総合評価の点数はどちらも似たようなものになると思う。

楽しさの形は違っても、スケールはほぼ一緒っていう。

あるいはベクトルの矢印の向きは違うけど長さは一緒、みたいな?

 

で、つまり何が言いたいかってゆーと、ポンコツの50ccだろうが、人が羨むようなコレクターズバイクだろうが、乗ってる人が楽しめれば何でもいいわけで、そこに優劣なんてないってこと。

拾ってきたカブをチマチマ直してるのもそれが楽しければOKだし、ホントはデカいのに乗りたいのに金がなくてカブでガマンしてるなら頑張って稼いでデカいの乗ればいい。

ウン百万するようなフルオリジナルのビンテージハーレーをさっぱり乗らずに床の間に飾って眺めているだけでもそれで満足してるならOKだし、そんなお宝でも乗っておもしろいと感じないなら宝の持ち腐れ。

人の評価や体裁なんて気にせずに、今の自分が楽しめるバイクに乗っていればそれでOKじゃないでしょうか。

 

でも、楽しさのスケールは同じでもその形が違うもんだから、コレで打ち止め!って思える100点満点のバイクってなかなか選べないってのも悩みどころです。

できれば125ccの安いオフ車がもう1台あるとベストかな・・・・・なんてヨメさんにはとても言えません(笑)