年度末

今日で3月も終わり、明日から4月です。

この前お正月迎えたと思ったらもう年度末ですか。

年を取ると時間の経過がマッハです。

 

以前はほぼ毎日のように書いてたブログもすっかり更新頻度が落ちてしまいまして、仕事に忙殺されているというのもあるんですけど、Twitterやインスタ等のSNSでちょろっと発信するくらいがラクでねー。

ついラクな方に甘えてしまうのも年のせいでしょうか(違うね)。

お客様には積極的に更新するようお願いしてる立場も危ういです。

 

で、長かった(と毎年感じる)冬が終わって最近はだいぶ暖かくなってきました。

西日本や太平洋側では桜の開花も伝えられてきて、いよいよ春だなーと感じます。

事務所前の桜並木も枝についた蕾が日に日にぷっくりしてきて、来週くらいには開花するでしょうかね。

昨日は亀田方面に行く用事があったので、用を済ませてから名所だと言われている梅を見てきました。

亀田に梅の名所があるなんて全然知らなくて、奥さんとどこの桜を見に行こうか~なんて話してる時に、そういえば梅が見れるところってないのかなと聞いたら亀田が有名らしいよと教えてもらい、検索すると確かにガイドマップも用意されていました。

普段はほぼ通らない場所なので気付かないわけです。

桜に比べると低木でボリュームも少ないので見栄えは劣るかもしれませんが、まぁそれはそれとして今の季節ならではの楽しみなので、まだ間に合いそうなら見に行ってみてはいかがでしょうか。

 

亀田の梅

 

バイクもいよいよシーズンインですね~♪

 

東北で震度6強の地震

地震

昨夜、3月16日23時36分、福島県沖を震源とする地震があり、宮城と福島で最大震度6強を観測、一時は津波注意報も出ました。

私の住む新潟市は震度4でそれほどでもありませんでしたが、アラートが鳴ったスマホに表示された予想時間を過ぎても揺れが来ないので「あれ?」と思った時にグラグラッと。それからずいぶん長い間揺れが続いたように思います。弱まってからも小刻みな横揺れが2~3分くらい続いたでしょうか。そんなに長くはなかった?幸い特に被害はありませんでした。

テレビをつけると東北で震度6強と報じられ、つい先日が3.11だったこともあってまたあの記憶が甦ってきます。津波がさほど大きくなかったのは幸いでしたが、時間が経つにつれて明らかになってくる被害状況は揺れの大きさを物語っていました。今日になって朝のニュースでも地割れや新幹線の脱線などかなりの被害が伝えられていました。

東日本大震災の最大震度は7で、震度6強はそれより下ではありますが、東日本大震災の時でも東北・北関東では震度6強を記録してますので、大半のエリアではあの時と同じくらいの揺れが襲ったということです。今回は深夜ということで寝てた方も多かったでしょうか。さぞ怖かったことでしょう。しばらく余震にも注意が必要です。

福島第一原発は異常はなかったと毎度のアナウンスで、あんなボロボロの建屋があの地震で何もないってあんまり信じられないんですけど、大きな地震が起きる度に原発の心配をしなきゃいけないって心臓に悪いし、少なくともまだ事故を起こしてない他の原発は一刻も早くリスクを取り除く方向に向かってほしいと願います。

 

11年

あの日から11年。

もう11年も経ったなら忘れてもいいじゃん。忘れたいことだってあるよ。

でも、やっぱり忘れることはできないですね・・・。

 

今日の新潟市はポカポカと春のような暖かさ、空も晴天でとても気持ちのいい一日でした。

なのに思い出すのはあの日の雪。

地震が起きた後にテレビから流れてきた津波の映像は雪が舞っていたのをよく憶えています。

 

緊迫が続くウクライナ情勢、先日はロシアが占拠したチェルノブイリ原発で電源が喪失したというニュースがあり、現在は電源が回復して冷却はできているという話ですが、最初に聞いた時はかなりヒヤヒヤしたし、やっぱり福島第一原発のあの当時を思い出してしまいました。

11年も経ってまだ電源喪失なんて言葉を耳にするなんて。

 

自然災害は人間の力で防ぐことはできないけど、戦争や原発事故は防げるのに。 

11年経って世の中はいろいろと変わってきたようでいて、人間はさっぱり学習してないような気もして、なんだか複雑ですね。

それでも、

この11年、家族が無事に生きてこられたことに感謝です。

 

クロスカブ

 

戦争と原発

ロシアのウクライナ侵攻からもう1週間が経過していますが、停戦協議が難航しているのか戦火が止む気配はありません。

その間にも何の罪もない多数の民間人が犠牲になり、歴史ある街並みがガレキと化していっています。

戦争は犠牲ばかりで何も生まない。報道を見る度に空しさと悲しさに襲われます。

 

この1週間余りの間に日本ではこの戦争をめぐって日本も核武装するべきだなんて話が一部から出ていました。

ウクライナもかつては核を持っていたのに手放したから侵攻されたんだ、という主張もあるようですが、核を持っていたら他国の侵略を受けないという保証はありませんし、今回のロシア(というかプーチン)の様子を見ていると相手が核を持ってるかどうかはあまり問題ではなく、これだけ世界中から非難されるのをわかっていながらこんな蛮行をするのですから、もはや理論とか理性とか常識とか失っているような気がしますし、そんな相手では核の抑止力とかほぼ無意味に思えてなりません。核大国であるアメリカですら、核攻撃はおろか武力行使だけでも第三次世界大戦に発展する可能性があると手出しができない状況で、それをいいことにロシアは好き勝手やってるわけですし。

そもそも、日本がもし核武装すると宣言したら世界はどう思うでしょうか。

日本に近い中国、北朝鮮、そしてロシアはアメリカの同盟国である日本の核武装なんて話が出た時点で猛反発でしょうし、本気で核武装するということになれば配備される前につぶしてしまえとウクライナのように軍事侵攻されるかもしれません。

日本に好意的な国でも、世界で唯一の被爆国である日本は核廃絶のリーダーシップをとるべき国であり、核保有なんてとんでもないと非難と失望の嵐でしょう。ロシアの愚行を見た今であれば尚の事です。

核を持たずに専守防衛だなんてお花畑だ、という人もいますが、他国に配慮ナシで核武装できると思ってる考えの方がお花畑かもしれません。

 

そして更に恐れていたことが。ロシアがウクライナにあるザポリージャ原発を攻撃、制圧したという報道がありました。

ウクライナと言えば1986年に事故を起こしたチェルノブイリ原発があり、ロシア侵攻の早い段階でチェルノブイリも制圧されました。その時でも攻撃による放射能汚染の危険性が言われていたのに、ザポリージャ原発に至ってはもし放射能漏れ事故に発展したらチェルノブイリの10倍の規模になるという話もあり、そこを武力攻撃するなんてもう正気の沙汰ではありません。万が一原子炉が爆発して放射性物質が漏れたらウクライナはもちろん、ロシアやEU域内まで広範囲に汚染される可能性があります。

当初の思惑が外れたプーチンはもう自暴自棄になってるのでしょうか。さすがにここまではやらないだろうと思われていたことを軽々と超えてくる暴走列車を止める術はないのでしょうか。

 

これでわかったことは、軍事面で自国内にある原発はリスクになるということ。

前から日本の原発もテロ対策ができているのかって話はありましたよね。福島第一原発事故を起こした東京電力が管理する柏崎刈羽原発はご存知のようにこの10年の間にもボロのオンパレードなユルユル管理体制なので、プロの軍隊なら秒で制圧できるかもしれません。

一旦制圧された原発は核爆弾を背負った要塞になります。攻撃して奪還したくても原子炉にキズを付けるわけにいかないので手段が限られ、当然相手も核爆発に巻き込まれるリスクは負いますが、圧倒的有利に敵陣にベースを作ることができます。日本の原発は全て海沿いですから海からの侵攻も容易で、制圧後は海から補給を続けることで原子炉を背中にいくらでもミサイル打つことができ、仮にやられたとしても原子炉を破壊して自爆すれば日本を壊滅レベルに追い込むことができるわけです。

もう、考えただけで怖いです。

日本の核武装を語ってる方はここまで想像できてるのでしょうか。

核なき自衛はお花畑だと言うなら、まずは一番のリスクである原発を何とかするのが先決ではないですか?

 

そもそもの話として、

戦争には反対です。

 

ロシアのウクライナ侵攻

ずっとくすぶっていたウクライナ情勢、ついにロシアがウクライナ国内に軍事侵攻を始めたと報道がありました。

情報が錯綜しててどれが正しい情報なのかまだよくわかってません。しかし軍事行動そのものは事実のようで、ウクライナ首都のキエフで大きな爆炎が上がる写真がネットに上がっていました。新ロシア地域と言われるウクライナ東部だけの行動ではないみたいです。

この辺の事情、正直私はあまり詳しくありません。これをすることでいったい誰が利益を得るのか。ロシアとNATOの対立と言っても双方が何もしなければ何も起きないし、何かするにしたって話し合いで解決できるはず。詳しくないので正しい判断もできかねますが、個人的にはロシアもNATOも振り上げた拳を収めることができないまま突き進んでしまっているようで、大人げない行動と感じてます。

この軍事行動で世界経済も大きく反応。株価も下がってドルも売られて原油先物は高騰、コロナ過もまだ全然収束していない中でエネルギー資源はずっと高いままですから、これが長引けば世界中の経済に影響を及ぼします。ロシアの天然ガスを得られなくなるEUも苦しくなるのでしょうが、天然ガスの売り先を失うロシアだって痛手でしょう。ほくそ笑むのはせいぜい武器商人くらいで、誰も何の得にもなりません。

憂慮すべきは当のロシアが国連安全保障理事国の常任理事国であるということ。言わずもがな国連は先の大戦の反省からできた平和のための組織で安全保障理事会はその最高意思決定機関。国連加盟国全てが平和の維持に努めるべき中でも常任理事国5ヵ国はそのリーダーシップとなるべき国なわけです。その常任理事国であるロシアが自国への侵略の対抗措置ではなく、自らが隣国を侵略する戦争を起こしたということは国連の存在意義そのものを失っていると言っても過言ではありません。もしこれが許されるなら中国が台湾に軍事侵攻しても正当化されてしまうということです。

「第三次世界大戦」なんてワードも飛び出してますが、戦争に勝っても負けてもその先に幸せなんてものはなく、残るのは悲しみと憎しみだということは過去に学んでいます。70年以上も前のアナログな戦争に比べていくらハイテクが進んで無人のドローンで攻撃する時代になったとしても、攻撃された先では血が流れ、命が失われることに変わりはありません。しかも犠牲になるのは戦争を望む当事者ではなく無関係の民間人。故郷を追われ、生活や文化が失われ、元に戻るのも困難です。

ロシアはいかなる理由であれ今すぐに軍事行動は停止し、話し合いによる解決へ進むことを願います。