カードケータイ KY-01L

カードケータイ KY-01L

この前NTTドコモから発表された新製品「カードケータイ KY-01L」がなかなかおもしろいな、と注目してます。

サイズは名前の通りほぼ名刺大。厚さは5.3mm、重量は僅か47gという超小型携帯電話です。

昨今のスマホ大画面化の流れに逆行するようなKY-01L。ディスプレィはモノクロの電子ペーパー、今や当たり前のカメラは非搭載、OSはAndroidをベースにドコモがカスタマイズしたOSでアプリの追加は不可、その他、一般的なスマホに比べてかなり制約があるので既存のスマホから置き換えというのはキビシイと思いますが、逆にここまで潔くシンプルにしたのは画期的。デザリングはできるようなので、WebブラウズやSNS、ゲームなどはタブロイドにして2台持ち、というスタイルならアリかな?

少し前まではiPhoneのデザイン性が評価されていたのが、みんな大画面になっていくにつれてどれも似たような形になっちゃって、「所有する喜び」を感じられるモデルが今はないですよね。ガラケーの頃は各モデルが個性を競っていたもんなのに、スマホは最終的に1枚の画面であるだけになってしまうと、逆にKY-01Lのような個性的なモデルに興味を引かれます。

KY-01Lはかなりニーズの限られるモデルではあるけれど、例えば同じようなサイズでちゃんとスマホとしての機能を満たしたカードiPhoneなんて発売されたらおもしろいんじゃないかなーと思うのですがいかがでしょう。

つか、iPhone SEの後継機、まだなんすか?




オール電化と原発

トラブル発生中のエコキュートはやめる方向で進めてます。

恐らくエコキュートの修理代と変わらないくらいでガス化できるだろうし、今回修理したとしてもやがて来るエコキュート本体の更新コストを考えれば全然お釣りが来るはず。あとは太陽光+ガス併用という3つ目の光熱費パターンがどうなるか、これはやってみないとわからないですね。

 

で、そもそもエコキュート、そしてオール電化というシステムがなぜ生まれたのかを考えた時、切っても切れないのが原子力発電です。

ご存じのように原発は昼間フルパワーで夜間はセーブ、といった出力調整をする発電方法ではなく、基本的に24時間フルパワーです。そうするとどうしても夜間の発電分が余剰になるのでその使い道を考えた結果、生まれたのが夜間電力でお湯を沸かすエコキュートで、オール電化にすればガスのコストが不要になってお得ですよとセットで売り込まれたわけです。また、揚水発電というものもあって、揚水発電は上下2つのダムで夜間は余剰の電力で上のダムに水を汲み上げ、昼間は通常の水力発電と同じように下のダムに放流して発電するというシステムなのですが、普通に考えてすぐわかるように、放流時の発電量より汲み上げ時の電力の方が大きいのでシステムとしてはまったくのムダで、原発の余剰電力を何とかして使えないかという前提に立った「原発ありき」の発電方法(太陽光で発電した電気で汲み上げしてればかなりエコなんでしょうけど)。結局のところ、原発がなければエコキュートも揚水発電も必要ないものなんですね。

しかし原発の方が儲かる電力会社も国策として原発を推進してきた国も脱原発という考えには至っていません。現状で多くの原発が停止している以上、夜間電力を安く抑える割引制度は電力会社にとって不都合。できるだけ早く原発を再稼働して、オール電化をもっと普及させて、やっぱり原発って必要でしょ?という状況を作りたいわけです。最近だと電気自動車(EV)の普及促進やリニアモーターカーの開発もウラ側では同じ思惑が働いてるような気がしてます。ほら、電気足りないじゃん、原発動かしてジャンジャン発電しようよ、原発動かさないとEVもリニアも止まるよ?って。

その一方で先日の九州電力での太陽光発電出力抑制なんかがあったりするわけです。電気余るくらいならエコで安全な方にシフトすればいいじゃん!って思うのですけど、原子力ムラの皆さんは一度吸った甘い汁はどうしても手放したくないようです。

となれば、ユーザー側から変えていくしかないのかもしれません。エコキュートが販売されるようになって20年弱くらいでしょうか。もう修理や更新を経験されているご家庭も多いことでしょう。10年使ってみてどうだったか。メリット・デメリット両方を考えて、住設屋さんやハウスメーカーに言われるがままではなく、背景に原発があることも考慮した上で、選択していけば今後の展開も変わってくるかもしれません。

そもそも、原発+オール電化で光熱費が節約できたところで、次にまたどこかの原発で事故が起こればその節約分なんてあっという間にパーですからね。




脱オール電化計画

正確には「脱エコキュート計画」ですかね。

実は最近エコキュートが調子悪くて、早朝にお湯を沸かす時にエラーが出て途中で止まってしまうのです。ブレーカーを入れ直せば復旧はするんですけど、これが毎朝なので早朝にたたき起こされてブレーカー入れ直すという日がここ何日か続いてます。

メーカーにエラーコードを伝えてみると点検しないと正確にはわからないがそれなりの修理にはなると思います、とのことで、そもそもエコキュートの耐用年数が10~15年と言われているので、今回修理してもそう遠くないうちに機器の更新が必要になるならば、この際エコキュートはやめてしまおうかと。

前からエコキュートはイマイチ納得してなかったんですよね。省エネを謳っていながら日中ずっとお湯を保温しておくのってすっごくムダに感じるし、一応計画的に使っているので湯切れは起さないにしても、必要量プラスアルファのお湯は沸かしておかなきゃいけないので、使わなかった分もすっごくムダ。それで約10年で高額修理または機器入れ替えなんてコスパも悪過ぎ。だったらオール電化ではなくなるけどガス併用に戻そうかと。

元々欲しかったのは太陽光発電で、オール電化までは求めてなかったしね。

あと、エコキュートが原発稼働を前提とした商品というのも脱原発を願う私としてはマッチしないし。

懸念となるのは災害時ですか。一般的に災害で生活インフラが破損した時に一番復旧が早いのは電気です。ガス・水道の地中に配管が埋められているのはどうしても復旧に時間がかかります。そのためオール電化は電気さえ復旧してしまえば機器は使えるし、水道も復旧すればお風呂も入れます。ガス併用だと、電気・ガス・水道全てが復旧しないとお風呂には入れません。元々湿地帯の新潟は地震が起きれば液状化現象が起きる可能性が高く、地中インフラはリスクも高い。でも、どうせ水道が復旧しなきゃお風呂に入れないのは同じなので、ガス併用に比べてオール電化が高いアドバンテージがあるとも言いきれないし、調理機器はIHを継続するので飲料水だけある程度確保しておけば電気の復旧で煮炊きはできます。普段から飲料水は常に100リットル以上はキープするようにしているし、カセットコンロのガスボンベも多めにストックしてるので、全てのインフラが失われても数日くらいならなんとかなるでしょう。

今は2社に現地調査してもらって見積り待ち。エコキュートと同じ運命なのでエネファームは却下です。

これからお家を建てられる方には、まぁ何を選ぶかは自由ですけど、アドバイスを求められたらエコキュートだけはお勧めしないですね。




消費税10%へ

消費税

来年10月から消費税を10%に上げることが閣議決定されました。

10%に上がることは前から決まっていて、今まで伸び伸びになってただけですから、それ自体は今さらって感じなんですけど、事業者としては度々税率を変えられるといろいろめんどくさいことも多いので、その面でやや憂鬱ですねぇ。

さらにめんどくさいのが軽減税率。ウチはその対象となる商品を扱っていないので、その点でのめんどくささはありませんが、スーパーやコンビニ、外食産業等に関わってる方々は対応に苦慮されてることでしょう。複数税率に対応したレジシステムの更新に超お金かかって、ただでさえ増税で消費が落ち込みそうなのに設備投資まで強いられて、勘弁してくれって声も聞かれます。

5%から8%に上がって、今度は8%から10%に。3%と2%の差ですから8%になった時より消費マインドは下がらないんじゃないかという声もあるようですけど、10%って1割ですからね。「1割」って響き、結構インパクト強いんじゃないですか?安倍さんは「対策に万全を期す」と言ってますけど、中小企業の業績とお給料が上がらなければ消費は確実に落ち込むんじゃないかと思います。

その増税のめんどくささや消費低迷よりも問題は増税分の使途ですよ。

8%に上げた時でも安倍さんは「全て社会保障に充てる」と言ってたのは全部ウソだったし、今回だってどうなることやら。

アメリカの言い値で買わされてるオスプレィとかイージスアショアなんかをやめちまえば他に回せる財源は出てくると思うんですけどね~。

 

あ、予定通り来年10月に10%になればウチも10%になりますので、ホームページ制作のご依頼はお早めに(笑)




下町ロケット in 燕市

下町ロケット

前シーズンは見てなかったんですけど、今回は燕市でロケを行ったと散々告知があったので見てみました。

いったいドコで燕ロケのシーンが使われるのかと思えば、そのまんま燕市だったんですね(笑)

てっきり町工場が使われてるのかと思ってたのに、思いっきり見覚えのある山の景色でした。

ということはあの農家宅も実際にあるお宅ということですよね。今後、観光名所になったりして?

劇中で燕と呼ばれるようになった由来が語られてましたが、Wikiを見るとそういう伝説もあるみたいだけど、元は「津波目」という表記だったのがいつの間にか文字が置き換えられたとのことで、この辺りのお話は燕市の方なら知ってることなんでしょうか。

本筋もおもしろかったけど、そういう側面も合わせて見るとより楽しいですね。