極寒の中での熱戦

何だかんだ言いながら平昌オリンピックそこそこ見てます。

しかし、事前に寒いって話は聞いていたけど、マヂで相当な寒さみたいですね。加えて気まぐれな強風。スロープスタイルでは強風で日程が変わったり、競技が始まっても転倒者続出と、風に悩まされる競技が多いみたいだし、昨日のジャンプでもコンディションが安定せずに選手は苦労してたみたいですね。それにあのジャンプ台の上って激寒ですよねぇ。放送時間の関係であんな夜中にやらされて、ただでさえ寒いのにあの風で実際の気温より体感温度はとても低く感じたんじゃないでしょうか。レジェンド・葛西選手も「こんなの中止でしょ」と漏らしてたそうですしねぇ。そんな条件の中でも冷静にジャンプを決めた高梨選手のメンタルすげぇ。金には届かなかったけど大健闘でしょう。

今日は仕事しながら男子ハーフパイプの予選を見てました。こちらは他に比べるとまだ風の影響は少ない方かなと思いましたが、風以上にハードな戦いが繰り広げられました。注目の平野選手は予選1本目で87.50をマーク、ショーン・ホワイトはそれを上回る93.25でトップに立ち平野は4位。予選は上位12人ですから平野のポジションなら2本目は流しても予選通過はほぼ確実な感じだったのに、平野は2本目でさらに上げて95.25をマーク。そしてショーン・ホワイトは2本目でなんと98.50!まだ予選なのに超ハイレベルな戦いです。作戦的には確実に予選通過するのが最優先ですから通過圏内にいるなら難度上げてミスやケガをするよりもリスク回避してもいいのに、2本目でも攻めてくるのはある意味ではアホなんですけど(笑)、このファイティングスピリッツには拍手ですよね。しかも上位選手はとっておきの高難度トリックをまだ温存してこの得点。ハーフパイプは100点満点からの減点法なので明日の決勝は判定基準が厳しくなってくるかも、なんて話もありました。当然、平野は金を狙ってX GAMESで魅せた連続4回転技を仕掛けてくるでしょうから、ライバルたちもそれを超える大技にチャレンジしてくるなど、予選以上の熱戦が期待されますね。

明日の決勝、仕事してられないな~(笑)