結局・・・自民から出馬

世間的に今日の大きな話題は新型iPhone Xなんでしょうが、新潟県民にとっては自民党が泉田氏の擁立を正式に決めたことの方が重大。

え、あ、iPhoneも気になりますけど(笑)

正確には現時点で自民党新潟5区支部が擁立を決めただけで、今後県連としての会議を経て自民党本部に公認を要請ということなので正式決定は少し前のめりかもしれませんが、さすがにここまで来てひっくり返るなんてことはないでしょう。

 

この話が出てから私が見る限り泉田氏の自民からの出馬には批判的な声が圧倒的。泉田氏のツイートにはかなり辛口なリプも多かったです。自民党県連内でも疑問の声が多かったくらいですもんね。古賀茂明氏に至っては「ペテン師」「裏切り行為」と痛烈に批判、落選運動の展開も示唆していました。

で、どうなんでしょうねぇ。順当に行けば与党でも野党でも泉田氏の当選はほぼ確実。野党側がよほど強力な対抗馬を擁立できれば少しは風向きも変わるのでしょうが、今のところ候補の名前すら出てこない状態。あとは今回の自民からの出馬に反発する有権者がどう動くか。元々4区の泉田氏が5区から出ることに5区の方からは面白くないという声もチラホラ聞こえるし、重要争点である柏崎刈羽原発の再稼働への姿勢で泉田氏が変節したと受け取られれば「泉田落し」へと流れる可能性も。

私個人としては「与党内でなければ何もできない」という考えに一定の理解もありつつ、今回の補選では泉田氏には落選していただいて「いくら泉田でも原発再稼働推進の自民ではダメ」という新潟県民のメッセージを再認識させる必要があるかな、と。

まぁ、なんだかんだ言って当選は濃厚かと思いますけどね。

自民に擦り寄る泉田さんなんて見たくないなぁ。

ただ、今回の補選が終わっても遅くとも来年12月までには次の衆院選が待ってるわけで、補選で当選してからの間で安部総理に飲まれるような姿を見せればきっと次は無いし、補選で落ちて次は野党から、あるいは4区から、なんてことをすればまたそれはそれで反発が強そう。

某アイドルグループメンバーの結婚発表みたいに、ファンの熱意が強ければ強いほど、期待を裏切った時の代償は大きいのです。

 

今回の出馬劇は泉田氏にとって自らの政治生命を追い込むことになるかも・・・?

 

泉田氏の擁立決定持ち越し?

 

今朝の新潟日報に載ってた泉田氏のツイートのすぐ下に私のリプが(笑)

ボカされてもType-3ってわかるじゃん。

ってか、そこはトリミングしてもいいだろ。

ってか、ツイート載せるのに許可いらんの?

 

それはさておき、

昨日の記事で泉田氏の自民党からの出馬が確定と書いたんですが、今日の選考委員会で一部の地元県議らから反対の声が上がって正式決定は来週に持ち越されたんだそうです。

自民党内からも異論があるのは知ってましたが、泉田氏が出馬要請を承諾した時点で擁立の方向で固まってたのかと思ってたらまだゴタゴタしてたんですね。

意見集約してから打診せいよっ!

 

しかしこれってどうなんでしょうねぇ。自民が擁立断念なんてこともあるんでしょうか。

日報の記事には原発について「外野で言っても駄目。与党内部から働きかけが必要という思いはある」とのコメントがありましたので、そのまま受け取れば自民以外からの出馬は泉田氏の中にはないということで、自民から出ないということであれば野党からでも無所属でもなく、出馬自体がボツ、あるいは次の衆院選で新潟4区から出馬、ということになるのでしょうか。

なかなかハッキリしないですねぇ・・・・。

絶対彼氏にしたくないわ(笑)

 

泉田氏の自民党からの出馬が確定

今日、泉田裕彦氏が10月22日の新潟5区補選で自民党から出馬すると正式に表明がありました。

10月22日実施の衆議院新潟第5選挙区補欠選挙への想い|泉田裕彦政治経済研究会

上記コメントでは自民党とは一言も書いてませんが「長島先生の遺志を継いで」という言葉は自民からの出馬を意味し、実際に自民党県連5区選考委員会に出馬要請に応じると電話で回答したとのこと。

これを受けてネットでは

「残念です」
「なぜ自民党なの?」
「所詮は泉田も・・・」
「見損ないました」

などなど、中にはそれでも応援する、あるいはよくぞ自民から出てくれたという歓迎の声もあったりはしますが、多くは否定的、いや否定的と言うよりは落胆や失望の声が多数聞かれました。

私も・・・・うん、残念です。

 

この件に関して私の想いは先日の記事(泉田氏の動向は)で書きました。

今回の出馬がそこで触れた「自民党の中から変える」ということであれば一定の理解はでき・・・なくもないんですが、泉田氏の言う「災害に強い国づくりを進めること」が、これまで泉田氏を支持してきた多くの反原発派の気持ちと重なるのかは少し疑問。

そもそも泉田氏は今まで一度も「反原発」だとは明言しておらず、その中途半端さは私もモヤモヤしていたのですが、県知事としてのポジションであれば柏崎市や刈羽村にも配慮は必要ですから思想としての反原発ではなく、県民の安全を守るために危険な原発は動かせないというポーズをもってして結果的に反原発派の支持を集めてきたわけで、このスタンスは自民党および国会議員になっても変わってほしくないし、もし変わったとすればそれこそ新潟県民への裏切りと取られても仕方がありません。

当然、そうなれば原発推進の自民党とは想いが異なるわけで、いい加減そろそろ泉田氏自身の原発へのスタンスをハッキリさせてほしいところなんですが、知事時代からそうなんですけどいつも肝心なことをハッキリ言わないんですよねぇ。

これじゃ支持者もモヤモヤしたまんまだわ。

個人的には権力や圧力に屈せず日本を正しい道へ導くような総理大臣になる素質を持ってるのは現時点で泉田氏のみだと思っているので、残念な結果にはしないで欲しいと切に願います。

それとも私は泉田氏を過剰評価し過ぎてたんでしょうか。鹿児島県の三反園知事も反原発票で当選したのに知事になったらあっさり手のひら返しちゃったしねぇ。泉田氏はそんな人でないと信じたいけれど、現時点では何とも言えません。

 

告示日までに泉田支持層が納得できるような気持ちを聞けるのかな・・・・。

 

泉田氏の動向は

10月22日投開票のトリプル補選で俄然動向が注目されている泉田裕彦元新潟県知事。

今のところ自民党が泉田氏を擁立しようと動いていると伝えられていますが、民進党や他野党も統一候補としての擁立を目指して泉田氏の取り合いをしているというウワサも。

TwitterやFacebookなどネット上での泉田支持層の声を聞くと、大半・・・というかほぼ100%と言っていいくらいが泉田氏の自民からの出馬には反対意見。以前から泉田氏を支持してきた古賀茂明氏も自民からの出馬は避けてもらいたいと明言していました。

私もホンネは自民からの出馬には反対です。

過去に知事選の際に自民に推してもらっていたという経緯はあれど、そもそも泉田氏の理念と自民党の方針では正反対なところも多く、そんな双方で納得できるタッグが組めるものなのでしょうか?泉田氏が理念を捻じ曲げることは考えにくいし、自民が折れるというのもほぼありえない。いくら新潟県での知名度が高いと言ってもそんな考えに大きな隔たりがあるのに自民が泉田氏を擁立しようと考えること自体が不思議でなりません。知事時代にはバックに控える原子力ムラによる暗殺の危機すらあったのに・・・・。

この件で何人か話をする機会があったのですが、その中で泉田氏の自民からの出馬に肯定的な意見もありまして、それは「自民党の中から変える」「野党では何の力にもなれない」というような考え。まぁ・・・それも一理あります。現状は与党一強ですから野党候補として勝っても政策を動かすポジションにはなれないし、それでは泉田氏の実力は活かされない。自民党の中に入ってそれなりのポストを狙って中から変えていく方が野党の一員でいるより長期的には国民にとっても理があるかもしれない。けれど・・・現状の安部政権で知事時代に目の上のタンコブだった泉田氏を重要ポストに起用するなんてことはありえないだろうし、逆に鳥籠の中に押し込んで大人しくさせておくのが自民にとっては一番好都合。結局飼い殺しになるような気がします。

それに泉田支持層を納得させることができるのかという問題も。泉田支持層のほとんどが原発に反対の方でしょうから、再稼働を進める自民党からの出馬に誰も納得はできないだろうし、これまで熱心に支持してきた分、その反動はとても強いものになるかもしれない。特別に熱心に支持してきたわけじゃない有権者も自民からでは票が離れる可能性もあります。

私個人の考えでは・・・・泉田氏は自民でも野党でもなく、新党結成を念頭に置いた無所属で出てほしい。新代表に変わっても今後に期待できない民進党、実力はありながら過去の事件でオワコン化した小沢一郎率いる生活の党、ほぼ死に体と化してる社民党、いくら野党が協力しても単独で政権交代できる政党はなかなか難しいのが現状なので、ここはまったく新しく泉田氏を党首とした新党を立ち上げ、生活や社民はそこに併合という形はどうだろう・・・・というのが個人的な妄想。泉田氏がリーダーとなれば政党要件を満たす5人くらいはすぐに集まるのでは?

・・・・・と、泉田氏の方針がハッキリしてない現状で外野があれこれ言っても仕方がないので、そう遠くないうちに示されるであろう泉田氏の動向に引き続き注目です。

 

封じられる声

先日、国連の軍縮局に核廃絶を求める署名を届けるために高校生平和大使がジュネーブを訪問、過去3年は軍縮会議にも出席して日本政府代表団の席から核廃絶を訴える機会があったのが、今回はその演説が認められなかった、というニュースがありました。

この理由について外務省のよれば、軍縮会議はあくまでも政府間協議の場であるとして、高校生の出席を問題視する声が他国からあったから、とのこと。

 

・・・・・・ホントかよ?

日本が参加を拒否した核兵器禁止条約について高校生が正論を述べるんじゃないかという危惧があった、というのが大方の見方で、私もそれがホンネだと思います。

しかし、高校生は発言の機会を得られなければ黙っているしかありません。

被曝国の国民の一人として核廃絶を願う高校生と、被爆国でありながら核を否定できない日本の政府。どっちが正しいか、どっちが国民の声として多数か、考えるまでもありません。

 

都合の悪い声は力で封じ、間違った方向を正当化する安部政権。

これが民意を反映してるとは到底思えません。

 

間違ってることにはNoの声を。

それは大人でも子どもでも関係ありません。