太陽光発電余剰電力買取価格引き上げ

11月1日より太陽光発電の余剰電力買取価格が現在の約2倍に引き上げられます。

この前ウチにも「太陽光発電の新たな買取制度開始にともなう太陽光発電余剰電力受給契約の見直しについて(お願い)」という長ったらしい名前の書類が届きまして、まぁこれは特に手続きとか必要ないらしいんですが、これによって来月から今までの「昼:29円65銭/夜:8円58銭」から「昼夜48円0銭」に買取価格が引き上げられ、既に設置されている我が家では10年間この価格が固定になります(来年3月以降に設置の場合は価格が異なるらしいです)。

しかしいくら買取価格が倍くらいになったとしてもウチの小さいシステムでは夏場の良い条件の時でやっとトントンになるくらい。ドイツでは71円くらいらしいので「もう一声!」とも思いますが、まぁこの制度になっただけでもかなりの進歩でしょう。できれば夏前に始めてほしかったな~。

対して太陽光発電を導入してない家庭ではこの買取価格増加分が上乗せされるので反発もあるんじゃないかと思いますが、太陽光を設置してる家庭はそれとは比べ物にならないコストをかけてるんですから、その辺はご理解していただきたいですね。

それより今後は新築の際に太陽光発電の設置が義務付けられるなんて話も出てますから、これから家を建てようという方は建築コストの増加が心配です。ウチもそうでしたけど、家を建てる時は予算に余裕のある人なんてほとんどいませんから義務付けはちょっとやりすぎかな~とも思いますねぇ。その分国が補助してくれるならいいでしょうけど。

さてさて、この制度が鳩山政権の掲げた温室効果ガス25%削減にどれだけ貢献できるのか。実際、この程度じゃ25%はキビシイですよねぇ。

がんばれ宇宙人。